青く光る火山や色とりどりに燃える花火。火の色が変わる不思議について実験してみました!
親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for Kids。今回は燃えるものによって色が変化する火の性質を調べてみました!
今回の実験で燃やしてみた素材は、銅、塩、ストロンチウム。それぞれ緑、黄、赤に色が変わりました。
このように、燃やす素材によって炎の色は変化します。これを炎色反応といいます。
いろいろな色に変わることが分かったので、今度はそれぞれの素材を同時に燃やしてみました。
すると、1つの炎の中に緑、黄、赤を観察することができました。
夜空を彩る打ち上げ花火。花火は、この燃やすものによって炎の色が変わることを利用してつくられています。
打ち上げられる玉の中には、いろいろな素材でできた火薬が入っていて、それぞれ燃えたときにそれぞれ違う色になって燃えることを計算してつくられています。
動画でも紹介した青い炎を放つ火山は、インドネシアのジャワ島にある活火山、イジェン山です。
炎が青く見えるのは、この火山にある硫黄が空気に触れ発火し、その際青い光を発生するから。
硫黄を燃やすと青く見えることが、自然の中でも見られる珍しいケースです。
監修
理科実験教室アインシュタインラボ
代表 北原淳
「感動する科学体験・発見する喜び」を広めるため、神奈川県・東京都にて理科実験教室を運営。その他、全国の幼稚園、小・中学校、企業、テレビなど各種メディアにて活動中。
2022.05.01