ロボットがつなぐ親子関係 同志社大学赤ちゃん学研究センターの板倉昭二教授へのインタビュー

ロボットがつなぐ親子関係 同志社大学赤ちゃん学研究センターの板倉昭二教授へのインタビュー

2021.12.05

ロボットやAIが発達し家庭内に入り込むと、親子のコミュニケーションにどのような影響を与えるのでしょうか。

ロボットやAIが発達し家庭内に入り込むと、親子のコミュニケーションにどのような影響を与えるのでしょうか。

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テクノロジーの発達により、人のように振る舞うロボットも登場しています。子どもはそういったロボットと接する際に、どのような感情を抱いているのでしょうか。ロボットに対して抱く感情について調べた実験があります。

4〜6才の子どもに犬型ロボットと遊ばせた後、「このロボット犬は生きているか?」と質問したところ、約半数が「生きている」と答えました。

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また、ヒト、ウサギ、ロボット、冷蔵庫、車、という5枚のカードを見せ、それらは 「生きているか?」「痛みを感じるか?」「暑さを感じるか?」 などの質問をしたところ、5〜6歳児においてはロボットに対して、ヒトに対して感じるように 「生きている」「痛みを感じる」 と答える子がいました。

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乳幼児は、ロボットをどのように捉えているのでしょうか。同志社大学 赤ちゃん学研究センター センター長の板倉昭二先生に教えていただきました。

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赤ちゃんとお母さんに対面してもらいます。初めは、赤ちゃんからの働きかけに対して、いつも通りの反応を母親にしてもらいますが、急に赤ちゃんに対して何の反応もせず無表情になってもらいます。これが一定時間経つと、赤ちゃんは声をあげたり、不安な様子を見せ始めます。その後、お母さんが元どおり赤ちゃんに対して反応してあげると赤ちゃんは落ち着きを取り戻します。

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