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新生児に使う座布団について。使うシーンや寝かせるときのポイント
赤ちゃんを寝かせるときに意識したこと
新生児を寝かせる寝具として座布団を使おうと考えたとき、夜間は寝かせてもよいのかや、上には何を敷けばよいのか気になるママもいるかもしれません。今回は、新生児に座布団を使うシーンや寝かせるポイント、柔らかい布団は避けるなど座布団を使う場合に意識したことについて、体験談を交えてお伝えします。
※この記事は、2025年9月4日に更新されたものです。
新生児に座布団は使用している?
生まれて間もない新生児の寝具として、座布団を使おうかベビー布団を用意しようか迷うママもいるのではないでしょうか。新生児のいるママたちに、実際に座布団を使っているのか聞いてみました。
20代ママ
30代ママ
出産祝いにせんべい座布団をもらい、とても重宝しました。せんべい座布団の上で赤ちゃんが昼寝してしまったとき、そのまま運びやすいのが最高でした。みんなにおすすめしています。
30代ママ
新生児の娘を寝かせるときに座布団は使っていません。出産前に両親からベビー布団を買ってもらったので、そちらを大事に使っていこうと考えています。
30代ママ
座布団は使っていなくて、ベビーマットを敷いてそのうえに厚手のバスタオルを敷いています。
新生児の頃に座布団を使っているかどうかは、家庭によってさまざまなようです。どのようなシーンで赤ちゃんを寝かせるのか具体的に考えることで、使ってみようか決めやすいかもしれません。せんべい座布団が人気という声も多かったです。
新生児に座布団を使うシーン
新生児を座布団に寝かせる場合、どのようなシーンで使うのか気になる方もいるかもしれません。実際に、どのようなときに使っているのか聞きました。
赤ちゃんのお世話をするとき
leungchopan/Shutterstock.com
20代ママ
長座布団は、家で息子のお世話をするときに使うようになりました。座布団の上に防水シートを敷いてから、息子を寝かせてオムツ替えをしています。
1日に何回もあるオムツ替えなど、赤ちゃんのお世話をするときに座布団を使っているママがいるようです。他には、ベビー服が汚れてしまったときに座布団の上に赤ちゃんを寝かせて着替えをしているという声もありました。
昼寝しているとき
30代ママ
うちでは、娘が昼寝しているときせんべい座布団を使っています。夜に家族で寝ている部屋は2階にあるので、日中は私の目の届く範囲でお世話がしやすいよう1階のリビングで寝かせようと思いました。
夜寝ている部屋がリビングから離れている場合は、赤ちゃんのお世話がしやすいよう日中座布団を使うこともあるようです。他にも、日中は赤ちゃんを寝かせるために作られた、専用の座布団を使っているという声も聞かれました。
新生児の寝具に座布団を使うメリット
新生児の寝具として座布団を使うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
お世話の場所を問わず赤ちゃんを寝かせられる
新生児のお世話は、リビング、寝室、キッチンなど、ママが過ごす場所に合わせて臨機応変に行いたいもの。ベビーベッドやベビー布団は定位置が決まっていることが多いですが、座布団ならママが移動する場所にサッと持ち運べます。昼間はリビング、夜は寝室といったように、ママの目の届く範囲で赤ちゃんを寝かせられるのは大きな利点です。さらに、オムツ替えや着替えなど、ちょっとしたお世話の際に座布団を敷くことで、床や布団が汚れるのを防ぐことができます。
ベッドから落下する心配がない
赤ちゃんをベビーベッドやハイローチェアに寝かせていると、安全に使っていても、落下しないか心配なタイミングもあるかもしれません。その点、座布団を床で使う分には、赤ちゃんが落下する心配がないことも、座布団で赤ちゃんを寝かせるメリットといえるでしょう。
成長に合わせて長く使える
座布団は新生児期だけでなく、赤ちゃんの成長後も多岐にわたって活用できます。兄弟で使い回したり、お昼寝用やプレイマットとして使ったりと、工夫次第で長く使えるのが魅力です。座布団はベビー布団に比べて安価なものが多く、手軽に試せるのも嬉しいポイントです。
硬めの座布団で赤ちゃんの体をしっかり支えられる
「赤ちゃんの体には硬めの布団がいい」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。新生児の背骨はまだS字カーブが形成されておらず、柔らかい寝具だと体が沈み込んでしまう可能性があります。その点、しっかりとした硬さのある座布団を選ぶことで、赤ちゃんの体を安定して支えることができます。
これらのメリットがありますが、夜間など長時間の使用は避けることや、防水シートなどを敷いて清潔を保つことなど、いくつかの注意点を守ることが大切なようです。
新生児を座布団に寝かせるときのポイント
新生児を座布団に寝かせるときは、どのようなことを考えて使うとよいのでしょう。ママたちに、座布団に寝かせるポイントを聞きました。
座布団にシーツを敷く
30代ママ
座布団に寝かせるときは、シーツになるものを敷いています。座布団の中に汗やおしっこなどの汚れが染みないよう、防水シートの上に肌触りのよいバスタオルを敷いてから娘を寝かせました。
座布団の上へシーツになるものを敷くことで、赤ちゃんを清潔な布団で寝かせてあげられそうですね。汚れたときにすぐ替えられるよう、大判のバスタオルや赤ちゃん用のシーツなど、洗い替えを何枚か用意しているというママの声もありました。
座布団の中央に寝かせる
20代ママ
私は、娘を長座布団の中央に寝かせています。長座布団を縦にした状態で中央に寝かせることで、オムツ替えなどのお世話がしやすいように感じました。
座布団の中央に寝かせることで、オムツ替えや着替えなどのお世話がしやすいというママもいるようです。3人目を産んだママからは、上の子が誤って赤ちゃんを踏んでしまうことがないよう、中央に寝かせているという声も聞かれました。
吐き戻し対策をする
iStock.com/Yhounie
20代ママ
ミルクの吐き戻しを吸収できるよう、息子の頭の下や横にガーゼを敷いています。ガーゼは何枚か側に置いておき、汚れたときに替えられるようにしました。
ミルクや母乳の吐き戻しに備えて、赤ちゃんの頭の下や横にガーゼを敷いておくのもよいかもしれません。ガーゼを使うことで、座布団そのものやカバーが汚れづらくなり、洗濯の手間も減るかもしれませんね。
新生児に座布団を使うときに意識したこと
新生児に座布団を使うときは、どのようなことを意識するとよいのでしょう。
周りの環境を整える
20代ママ
赤ちゃんがゆったり眠れるよう、座布団の周りの環境を整えました。万が一転がってはみ出してしまってもよいよう、座布団の周りに肌触りのよい毛布を敷いています。
座布団の周りに薄い毛布を敷くなど、環境を整えることを意識しているママがいるようです。ママのなかには、常に清潔な環境で赤ちゃんが眠れるよう、パパに座布団の周りの床や畳をまめに掃除してもらっているという声もありました。
硬めの座布団を使う
30代ママ
同じ時期に出産した友人から、お店の人に勧められて硬めのベビー布団を用意したと聞いたので、我が家も硬めの長座布団を使っています。座布団を使うといっても、できるだけ赤ちゃんが気持ちよくすごせるようなものを用意してあげたいと思いました。
赤ちゃんが気持ちよくすごせるよう、硬めの座布団を使うことも大切かもしれません。他にも、助産師さんから柔らかい新生児の体にあわせて硬めの布団を用意するよう指導があったため、しっかりとした座布団を使い始めたという声も聞かれました。
夜など長時間は使わない
20代ママ
私は夜間から朝までなど、座布団に長時間息子を寝かせないよう意識しました。座布団は代用品として一時的に使うものと考え、日中や夜寝る前までにリビングですごすときに使おうと思います。
座布団はあくまでもベビー布団の代用品と考え、夜間など赤ちゃんを長時間寝かせないことを意識しているママもいました。生まれたばかりの赤ちゃんが気持ちよく眠れるよう、座布団やベビー布団を上手に使いわけていけるとよいかもしれませんね。
新生児に座布団を使うかどうかはさまざま
leungchopan/Shutterstock.com
新生児を寝かせるのに座布団を使っているかどうかは、家庭によってさまざまなようです。大判のバスタオルなど、座布団の上にシーツになるものを敷いて清潔な面に赤ちゃんを寝かせてあげるとよいかもしれません。
新生児の体は柔らかいと聞いて、感触がしっかりとした硬めの座布団を用意したママもいました。夜間など長時間使わないことなども意識しながら、赤ちゃんの様子にあわせた寝具を用意できるとよいですね。
我が家では、生まれたばかりの三男をリビングで長座布団の上に寝かせています。長男次男のときも新生児の頃は座布団を使っていたので、今回も使い慣れたサイズのものをクローゼットから出しました。