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出産のときの付き添い。付き添いなしかあり、誰が付き添うかなどママたちの体験談
出産をするとき、付き添いなしにするか付き添いありにするか考えている方もいるかもしれません。今回の記事では、付き添いなしの場合の理由や乗り切り方、付き添いありの場合は夫、義母、実母などの誰にいてもらったのか、泊まりの人はいたのかなど、ママたちの体験談とあわせてご紹介します。
出産のときの付き添い
出産を控えている方のなかには、付き添いなしで大丈夫なのか、付き添いを希望する場合は誰に来てもらうとよいのかなど、気になることがあるかもしれません。付き添いをどうするか事前に決めておくと、出産のときに落ち着いて対応できそうです。
実際に出産を経験したママたちに、付き添いなし、ありを選んだ理由や出産のときどうだったのかについて聞いてみました。
付き添いありの場合
付き添いありで出産を迎えたママたちは、誰にどのような理由で付き添ってもらったのでしょうか。
夫
「初めての出産で不安だったので、夫にそばにいてほしいと思いました。陣痛の最中は横で励ましの声をかけてくれたり、飲み物を差し出してくれたりして嬉しかったです」(30代ママ)
「深夜に陣痛が起こり、分娩室の隣の部屋に入りました。夫も一晩同じ部屋に泊まり、付き添ってもらうことができたので心強かったです」(20代ママ)
一人での出産に心細さを感じるなどの理由で、夫に付き添ってもらったというママもいるようです。夫など家族がいっしょに泊まり込める病院もあるようなので、泊まりでの付き添いを希望する場合は事前に調べておくとよいかもしれません。
実母
「里帰り中の出産の際、実母がいっしょに病院に付き添ってくれたので安心しました。『赤ちゃんもうすぐ生まれるよ』などの声がけは出産を経験している母の言葉だからこそ、心強かったです」(30代ママ)
「家で一人でいるときに陣痛が始まったら、慌ててしまいそうだったので、近所に住む実母に付き添ってもらえるように以前からお願いをしていました。母に陣痛が始まった旨を連絡するとすぐにきてくれました」(30代ママ)
出産を経験したことのある実母が付き添ってくれたことで、気持ちが落ち着いたというママもいるようです。実母がそばにいてくれたことで、想像していたよりも慌てることなく冷静でいることができたというママの声もありました。
義母
「初孫なので付き添いたいと事前に言われていました。私にとっても初めての出産ということもあり一人では心細かったので、義母がいてくれてよかったと思いました」(30代ママ)
近くに住む義母に付き添ってもらったママもいるようです。入院生活中に必要になりそうなものをいっしょに持って来てくれるなど、出産する自分に対してあたたかいサポートをしてくれたというママの声もありました。
付き添いなしの場合
付き添いなしで出産を迎えた理由や出産の際の様子について、ママたちに聞いてみました。
恥ずかしかった
「苦しむ姿を家族に見られるのが恥ずかしかったので、付き添いなしで出産することを病院の先生や家族へ事前に伝えていました」(30代ママ)
「夫が『付き添おうか?』と言ってくれましたが、恥ずかしさがあったのと、一人の方が気持ちを集中させることができそうだったので、付き添いなしで大丈夫という気持ちを夫に伝えました」(20代ママ)
恥ずかしさから付き添いなしで出産をするママもいるようです。一人だと、周りへの恥ずかしさを気にせずよりがんばろうと力が出てきたというママの声もありました。
出産に間にあわない
「私は実家に里帰りしていたので、実家近くの病院で出産しました。夫は私の陣痛が始まってもすぐには間にあわない距離なので付き添いなしで出産し、出産後に電話でねぎらってもらいました」(30代ママ)
「夫の会社は3交代制で夜勤があります。3日に一度は夜勤ですが、夜勤を途中で終えることができないのでその日に重なると出産には間にあわないと感じ、無理して付き添わなくても大丈夫だと伝えていました」(20代ママ)
ママの里帰り先が遠方の場合、また夫の仕事の都合など、出産に間にあわないとの理由で付き添いなしで出産することもあるようです。付き添えない夫と、携帯電話のカメラで生まれたばかりの赤ちゃんの写真を撮影して送ることを約束したというママの声もありました。
上の子がいて
「上の子を連れて里帰りしていましたが、陣痛がきたときは上の子を実母に預け、自分一人だけで病院に行きました。子どものお世話を頼めたので、出産に集中できました」(20代ママ)
「夫が上の子を見ていてくれたので、出産時は私一人でした。夫は病院に付き添いたかったようなのですが、出産の際は部屋に幼い子どもが入ることができない病院だったので、自宅にいてもらうようにしました」(30代ママ)
上の子のお世話を家族にお願いしていたため、一人で出産を迎えるママもいるようです。子どもに『陣痛がきたら、お家で待っててね』と以前から伝えて、子どもへのフォローをしていたというママの声もありました。
付き添いなしで出産を乗り切るコツ
あらゆる理由から付き添いなしで出産に臨む方もいるようです。付き添いなしで出産を乗り切るコツにはどのようなものがあるのか、ママたちに聞いてみました。
出産の流れを事前に確認
「付き添いなしでも不安にならないように、本や雑誌などで出産の流れや、苦しくなったときの呼吸法などを事前に確認していました。出産の流れを事前にイメージできたので、出産のときにあまり慌てなくてすみました」(30代ママ)
事前に出産の流れなどを確認していたというママもいるようです。陣痛がきてから病院に行くまでの間にしなければいけないことをメモに書き留めていたというママの声もありました。
赤ちゃんといっしょにがんばる
「赤ちゃんも生まれるためにがんばっていると思うと、付き添いがいなくても、自分一人じゃない、赤ちゃんもいっしょという気持ちになりました」(30代ママ)
赤ちゃんといっしょにがんばるという気持ちで乗り越えたというママもいるようです。生まれてくる赤ちゃんの姿を想像しながら出産に臨んだというママの声もありました。
先生や看護師さんに頼る
「付き添いなしでの出産とのことを普段から看護士さんに話していました。不安そうにしている私の気持ちを察し、出産当日も先生や看護師さんが気にかけてくれたので心強かったです」(30代ママ)
先生や看護師を頼りに出産を乗り切ったというママもいるようです。健診のときからコミュニケーションを取りあっていると、いざという時も話しかけやすくてよかったというママの声がありました。
付き添いの有無を家族と相談しよう
出産するとき、付き添いなしにするかありにするかはママによってそれぞれのようです。付き添いがある場合は夫や実母、義母など誰かが近くにいてくれて、また泊まり込んでくれることもあり心強かったというママがいました。付き添いなしの場合は自分なりに出産を乗り切るコツを見つけられるとよいかもしれません。
付き添いをどうするか家族と話しあって、無事出産の日を迎えられるとよいですね。