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内祝いの渡し方。渡すときの言葉や相場、タイミングなど
出産や結婚、ライフイベントのお返しマナー
友人や職場などから結婚や出産のお祝いをもらったとき、内祝いの渡し方や渡すときの言葉はどのようにしたらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、会社や友人への内祝いの渡し方のマナー、紙袋から出すなど手渡しでの渡し方や郵送での渡し方について、体験談をもとにご紹介します。
内祝いの渡し方
結婚や出産などの機会に、会社の人や友人からお祝いをいただいたとき、内祝いはどのように渡せばよいのか気になることもあるかもしれません。内祝いの渡し方ついて気になることを聞いてみました。
「親戚の方から結婚のお祝いをいただいたので、内祝いを渡したいのですが、遠方に住んでいるため直接渡すことができません。郵送で内祝いを送るのは失礼にあたらないかどうか気になります」(20代ママ)
「会社の人たちから連名で出産祝いをいただきました。連名でお祝いをいただいたときの内祝いは、どのようにしたらよいのか知りたいです」(30代ママ)
いつまでに、どのようなものを贈ればよいのかなど、内祝いに関するマナーについて知りたいと考えているママもいるようです。また、職場の人から連名でもらったときや、遠方の方への内祝いの渡し方について気になることもあるそうです。内祝いのマナーについて知り、失礼のないようにお返しができるとよいですね。
内祝いの渡し方のマナー
内祝いのマナーについて正しく知りたいと考えるママもいるかもしれません。内祝いの渡し方のマナーについて、ママたちに体験談を聞きながらまとめてみました。
いつ贈る?
「叔母から出産のお祝いをいただき、なるべく早く内祝いを渡したいと考えました。1カ月健診を終えて外出できるようになってからすぐに内祝いを持って行きました」(30代ママ)
「遠方に住む友人から結婚のお祝いの品が送られてきました。内祝いは1カ月以内に贈るほうがよいと聞いたので、なるべく早く贈れるよう準備しました」(20代ママ)
結婚の内祝いは式後1カ月以内を目安に贈るとよいとされているようです。出産の内祝いは出産後1カ月、またはお祝いをもらった1カ月を目安になるべく早めに贈るとよさそうです。出産の後は、赤ちゃんのお世話などで忙しくなることが予想されるので、早めに内祝いの品を考えたというママの声もありました。
内祝いの相場
「内祝いは、いただいたお祝いの半分くらいの金額を目安に選びました。品物は普段使えるようなものを考えました」(20代ママ)
内祝いの相場は、いただいたお祝いの半分や3分の1くらいの金額を考えるようです。品物としては、普段使いできる日用品や、お菓子などを選んだという声がありました。
のし紙
「結婚の内祝いでは結び切りの水引ののし紙をつけました。水引の上には『結婚内祝』、水引の下には新姓の苗字だけを書きました」(20代ママ)
「出産の内祝いを用意したときは、紅白の蝶結びののし紙をつけました。表書きとして水引の上に『出産内祝』、下には子どもの名前を書きました」(40代ママ)
結婚の内祝いと出産の内祝いとでは選ぶのし紙が違うようなので、意味をしっかり理解した上で選ぶようにするとよさそうです。表書きを書くときは、水引の上の部分に贈る目的を書き、下の部分には贈り主の名前を書くとよいようです。出産やお宮参りなど、子どものお祝いに対しての内祝いは、子どもの名前を書くとよいとされています。
内祝いの場合は一般的に「内のし」にするとよいとされていますが、地域によって異なる場合もあるので一度確認してみるとよいかもしれません。
手渡しでの内祝いの渡し方
内祝いを直接手渡して渡すとき、どのような渡し方をしたらよいのか、渡すときにはどのような言葉を添えたらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。手渡しでの渡し方をご紹介します。
渡し方
「親戚の家に内祝いを渡しに行くときは、訪問前に電話で訪問する日時を相談し、相手の都合のよい日時に伺いました。渡すときは紙袋から品物を出して、相手の方に正面を向けて両手で渡しました」(30代ママ)
突然の訪問は失礼になるかもしれないので、事前に訪問日時を相談することが必要なようです。会社の場合も上司に予定を確認してから訪問するとよいかもしれません。渡すときは袋や風呂敷から品物を出して両手で丁寧に渡すようにするとよいようです。
渡すときの言葉
「会社の上司に内祝いを渡したときは、結婚のお祝いをいただいたことのお礼を伝え、心ばかりの品ですがと内祝いをお渡しするようにしました」(30代パパ)
「出産祝いをいただいたときは、お祝いをいただいたことのお礼と子どもの名前を伝え、これからもよろしくお願いいたしますという言葉といっしょに内祝いを渡しました」(40代ママ)
内祝いを渡すときは、お祝いをいただいたことや気遣いに対してのお礼をまず述べるとよいようです。その後、子どもの様子や今後のことを簡潔に伝えられるとよいかもしれません。
連名でお祝いをもらった場合の渡し方
「職場の仲間から連名で結婚祝いをもらいました。きちんとお礼をしたいと思ったので、それぞれに内祝いを用意して、お礼を言いながら1人ずつ手渡しをしました」(30代ママ)
職場の人など連名でお祝いをもらったときの内祝いは、個々に内祝いを渡すこともあれば、みんなで分けあえる内祝いを用意することもあるようです。内祝いの品は分けあえるものにしたが、お礼の言葉はひとりひとりに伝えるようにしたというママの声もありました。
郵送での内祝いの贈り方
遠方に住んでいる方へ内祝いを贈るときは、郵送で贈るようにしても失礼にはあたらないようです。郵送する場合にはどのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。郵送での内祝いの渡し方をご紹介します。
郵送する旨を伝える
「なるべく相手に手間をとらせないように、事前に内祝いを送ることと希望の配達時間を聞くために連絡をしました。留守にしている時間帯などを教えていただいたので、日にちと時間指定をして送ることができました」(20代ママ)
突然郵送で送ると、相手を驚かせてしまったり再配達の手間をとらせてしまったりすることもあるかもしれません。事前の連絡は電話やメールなど相手にあった連絡方法を選べるとよさそうです。
あいさつ状を必ず添える
「出産の内祝いを送るときは、あいさつ状を添えました。お祝いや気遣いへの感謝と子どもの様子などを伝えました」(30代ママ)
あいさつ状にはお祝いをもらったことへの感謝と頂いた品の感想、夫婦や赤ちゃんの様子などを伝えるとよいかもしれません。あいさつ状に結婚した夫婦の写真や赤ちゃんの写真を添えたというママたちの声もありました。
マナーを知り感謝を込めて内祝いを贈ろう
結婚や出産のお祝いを親戚や会社の方からいただいた場合は、1カ月を目安に内祝いを渡すようにするとよいようです。職場など手渡しの場合は、紙袋から内祝いの品物を出して、渡すときの言葉はお礼の気持ちを込めて丁寧に渡せるとよさそうです。郵送での渡し方はあいさつ状を添えて気持ちを伝えられるとよいかもしれません。内祝いに関するマナーを知り、感謝の気持ちを添えて内祝いを贈れるとよいですね。