内祝いの渡し方。渡すときの言葉や相場、タイミングなど

内祝いの渡し方。渡すときの言葉や相場、タイミングなど

出産や結婚、ライフイベントのお返しマナー

2018.11.16

友人や職場などから結婚祝いや出産祝いをもらったとき、内祝いの渡し方や渡すときの言葉はどのようにしたらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、会社や友人への内祝いの渡し方のマナー、紙袋から出すなど手渡しでの渡し方や郵送での渡し方について、体験談をもとにご紹介します。

内祝いの渡し方

結婚や出産などの機会に、会社の人や友人からお祝いをいただいたとき、内祝いはどのように渡せばよいのか気になることもあるかもしれません。内祝いの渡し方ついて気になることを聞いてみました。

20代ママ
20代ママ

親戚の方から結婚祝いをいただいたので、内祝いを渡したいのですが、遠方に住んでいるため直接渡すことができません。郵送で内祝いを送るのは失礼にあたらないかどうか気になります。

30代ママ
30代ママ

会社の人たちから連名で出産祝いをいただきました。早めにお返ししたいのですが、連名でお祝いをいただいたときの内祝いは、どのようにしたらよいのか知りたいです。

20代ママ
20代ママ

以前に友人の結婚内祝いでもらったカタログギフトの期限が切れてしまったことがありました。内祝いの期限や時効などがあれば知りたいです。

いつまでに、どのようなものを贈ればよいのかなど、内祝いに関するマナーについて知りたいと考えているママもいるようです。また、職場の人から連名でもらったときや、遠方の方への内祝いの渡し方について気になることもあるそうです。内祝いのマナーについて知り、失礼のないようにお返しができるとよいですね。

内祝いの渡し方のマナー

内祝いのマナーについて正しく知りたいと考えるママもいるかもしれません。内祝いの渡し方のマナーについて、ママたちに体験談を聞きながらまとめてみました。


いつ贈る?

カレンダー
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30代ママ
30代ママ

叔母から出産祝いをいただき、なるべく早く出産内祝いを渡したいと考えました。1カ月健診を終えて外出できるようになってからすぐに出産内祝いを持って行きました。

20代ママ
20代ママ

遠方に住む友人から結婚のお祝いの品が送られてきました。内祝いは1カ月以内に贈るほうがよいと聞いたので、なるべく早く贈れるよう送付先を確認して準備しました。

40代ママ
40代ママ

出産後に育児でバタバタしている中、出産内祝いを選ぶのが大変だと聞いていたので、里帰り中に余裕を持って準備していました。出産日から1カ月程度でお返しできました。

結婚の内祝いは結婚式後または出産日から1カ月以内を目安に贈るとよいとされているようです。出産の内祝いは出産後1カ月、またはお祝いをもらった1カ月を目安になるべく早めに贈るとよさそうです。出産の後は、赤ちゃんのお世話などで忙しくなることが予想されるので、余裕を持って早めに内祝いの品を考えたというママの声もありました。


内祝いの金額の相場

20代ママ
20代ママ

内祝いは、いただいたお祝いの半分くらいの金額を目安に選びました。品物は普段使えるようなものを考えました。

30代ママ
30代ママ

内祝いは親戚や職場の方を問わず、いただいた金額の半分くらいを目安にしました。みんなで楽しんでもらえるようお菓子をメインに選びました。

内祝いの金額の相場は、いただいたお祝いの半分や3分の1くらいの金額を考えるようです。品物としては、普段使いできる日用品や、お菓子などの食品を選んだという声がありました。


のし紙

20代ママ
20代ママ

結婚の内祝いでは結び切りの水引ののし紙をつけました。水引の上には「結婚内祝」、水引の下には新姓の苗字だけを筆ペンで書きました。

40代ママ
40代ママ

出産の内祝いを用意したときは、紅白の蝶結びののし紙をつけました。表書きとして水引の上に「出産内祝」、下には子どもの名前を書きました。書くときは万年筆やボールペンは避けて、筆ペンで書くようにしました。

結婚内祝いと出産内祝いとでは選ぶのし紙が違うようなので、意味をしっかり理解した上で選ぶようにするとよさそうです。表書きを書くときは、水引の上の部分に贈る目的を書き、下の部分には贈り主の名前を書くとよいようです。出産やお宮参りなど、子どものお祝いに対しての内祝いは、子どもの名前を書くとよいとされています。なお、のしに名前を書くときには毛筆や筆ペンを使って縦書きで記載しましょう。ボールペンや万年筆、鉛筆は避けた方がよいようです。

結婚祝いや出産祝いの場合は一般的に「外のし」がよいとされている一方、内祝いの場合は一般的に「内のし」にすると控えめな印象があってよいとされています。ただ、のしのマナーに関しては地域によって異なる場合もあるので、一度確認してみるとよいかもしれません。


内祝いを渡すときのNGな行動・言葉

20代ママ
20代ママ

里帰りしているときに、内祝いを人づてに渡すのは失礼になると実母にいわれました。会える方には会って渡して、遠方の親戚などには郵送をしました。

30代ママ
30代ママ

内祝いを渡す前に失礼にならないよう、念のためマナーを調べてから行きました。切れる・流れるなどの忌み言葉は話すときに使わないようにしました。

内祝いを渡すときにどのような行動や言葉が失礼になるのか気になるママも多いことでしょう。ママたちの体験談によると、人づてに渡すという行動や忌み言葉は避けた方がいいようです。また、結婚内祝いの場合、「次々」「再び」などの重ね言葉も避けるようにしたというママの声もありました。

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手渡しでの内祝いの渡し方

内祝いを直接手渡して渡すとき、どのような渡し方をしたらよいのか、渡すときにはどのような言葉を添えたらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。手渡しでの渡し方をご紹介します。


渡し方

家
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30代ママ
30代ママ

親戚の家に内祝いを渡しに行くときは、訪問前に電話で訪問する日時を相談し、相手の都合のよい日時に伺いました。渡すときは手提げ袋から品物を出して、相手の方に正面を向けて両手で渡しました。

20代ママ
20代ママ

職場に出産内祝いを渡しに行ったときは、事前に上司やチームメンバーに連絡をして訪問のアポイントメントを取ってから行きました。事前に約束して時間を取ってくださっていたので、内祝いの品物を渡すだけでなく職場の人たちともいろいろお話ができてよかったです。

突然の訪問は失礼になるかもしれないので、事前に訪問する日時の約束をしておくことが必要なようです。会社の場合も上司に予定を確認してから訪問するとよいかもしれません。渡すときは手提げ袋や風呂敷から品物を出して両手で丁寧に渡すようにするとよいようです。


渡すときの言葉

30代ママ
30代ママ

会社の上司に内祝いを渡したときは、結婚祝いをいただいたことのお礼を伝え、心ばかりの品ですがと内祝いをお渡しするようにしました。

40代ママ
40代ママ

出産祝いをいただいたときは、お祝いをいただいたことのお礼と子どもの名前を伝え、これからもよろしくお願いいたしますという言葉といっしょに内祝いを渡しました。

内祝いを渡すときは、お祝いをいただいたことや気遣いに対してのお礼をまず述べるとよいようです。その後、子どもの様子や今後のことを簡潔に伝えられるとよいかもしれません。


連名でお祝いをもらった場合の渡し方

30代ママ
30代ママ

職場の仲間から連名で結婚祝いをもらいました。きちんとお礼をしたいと思ったので、それぞれに内祝いを用意して、お礼を言いながら1人ずつ手渡しをしました。

職場の人などから連名でお祝いをもらったときの内祝いは、個々に内祝いを渡すこともあれば、みんなで分けあえる内祝いを用意することもあるようです。内祝いの品は分けあえるものにしたけれど、お礼の言葉はひとりひとりに伝えるようにしたというママの声もありました。

郵送での内祝いの贈り方

遠方に住んでいる方へ内祝いを贈るときは、郵送で贈るようにしても失礼にはあたらないようです。郵送する場合にはどのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。郵送での内祝いの渡し方をご紹介します。


郵送する旨を伝える

20代ママ
20代ママ

なるべく相手に手間をとらせないように、事前に内祝いを送ることや送り先、希望の配達時間を聞くために連絡をしました。留守にしている時間帯などを教えていただいたので、日にちと時間指定をして送ることができました。

突然郵送で送ると、相手を驚かせてしまったり再配達の手間をとらせてしまったりすることもあるかもしれません。あらかじめ内祝いを送る旨や送り先などを確認したというママの声がありました。事前に連絡する際は、電話やメールなど相手にあった連絡方法を選べるとよさそうです。


お礼状を必ず添える

30代ママ
30代ママ

出産内祝いを送るときは、お礼状を添えました。お祝いや気遣いへの感謝の気持ちと子どもの様子などを伝えました。

40代ママ
40代ママ

出産内祝いを送るときに子どもの名前・写真入りのお礼状を添付しました。子どもの写真は送った相手からも喜んでもらえました。

お礼状にはお祝いをもらったことへの感謝の気持ちと頂いた品の感想、夫婦や赤ちゃんの様子などを伝えるとよいかもしれません。あいさつ状に結婚した夫婦の写真や赤ちゃんの写真を添えると相手からも喜んでもらえたというママたちの声もありました。

マナーを知り感謝を込めて内祝いを贈ろう

プレゼントをもらった女性
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今回の記事では、会社や友人への内祝いの渡し方のマナー、紙袋から出すなど手渡しでの渡し方や郵送での渡し方について、体験談をもとにご紹介しました。

結婚や出産のお祝いを親戚や会社の方からいただいた場合は、1カ月を目安に内祝いを渡すようにするとよいようです。職場など手渡しの場合は、紙袋から内祝いの品物を出して、渡すときの言葉はお礼の気持ちを込めて丁寧に渡せるとよさそうです。郵送での渡し方はお礼状を添えて気持ちを伝えられるとよいかもしれません。出産内祝いの場合は、赤ちゃんの写真も添えるママもいるようです。

今回の記事でご紹介した内祝いに関するマナーを参考に、感謝の気持ちを添えて内祝いを贈れるとよいですね。

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