産後の義実家への里帰り。泊まりの際の生活や家事、よかったことなど

産後の義実家への里帰り。泊まりの際の生活や家事、よかったことなど

産後、義実家でお世話になっているママや、これからお世話になる予定のママもいるのではないでしょうか。義実家への里帰り出産を考えているママもいるかもしれません。今回の記事では、義実家に里帰りなど泊まりでお世話になるときの生活や、同居するときの家事についてなどママたちの体験談をもとにご紹介します。

産後を義実家で過ごす

実家が遠い、実母の就労などの理由で、産後は義実家でお世話になる予定のママもいるのではないでしょうか。実際に義実家で産後を過ごす場合には、どのような過ごし方があるのでしょうか。そのパターンをまとめてみました。


義実家で里帰り出産

実家が遠いなど、実家への里帰りが難しい場合に義実家で里帰り出産をするママもいるようです。その場合は、義親にも病院の場所や出産予定日などを伝えて共有しておくとよいでしょう。


産後間もなく泊まりに

病院が義実家に近い、赤ちゃんの顔を見せに行くなどの理由で、出産後にしばらく義実家に泊まりでお世話になるママもいるようです。どのくらい泊まりで行くのかなど、事前に義親と相談して決めておくとよいかもしれません。


義実家で同居

産後は義実家で同居したというママもいるのではないでしょうか。事前に同居が決まっている場合は、義親と家事や子育てなど生活について話し合っておくと、同居生活もスムーズに過ごせるかもしれませんね。

義実家での生活

産後は義実家で過ごすことになったけれど、義親とはいえ違う家庭で生活するのはどのような毎日なのか、気になりますよね。実際に義実家で産後を過ごしたママたちに、どのような生活を送っていたのか聞いてみました。


家事

「最初のうちは家事は任せていました。洗濯も任せていたので、自分がお風呂に入るときに、自分の下着は手洗いしていました」(40代ママ)

「体調がよいときは洗濯物をたたんだり、長く立っていなくてもできることを手伝っていました」(40代ママ)

義実家で義親と生活をすることで家事をお任せできたり、分担していたママもいるようです。体調がよい日は洗濯やできる範囲の掃除を手伝うなど、事前に家事をどのように行うのか決めておくとよいかもしれません。


育児

「兄弟の保育園の送迎をしてもらったり、行事に参加してもらいました」(40代ママ)

兄弟がいる場合などに、保育園の送迎やお世話を手伝ってもらったママもいました。赤ちゃんや子どもの生活リズムを知っておいてもらうと、義親にとっても手助けがしやすいかもしれませんね。

産後は体力が落ちていることもあるようなので、無理はせずありがたく助けを受けてもよいのでないでしょうか。体調がよいときなどは、できる範囲で手伝いをするなど、感謝の気持ちを伝えることも大切かもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

義実家への里帰りでよかったこと

義実家で生活することにはどのようなよい点があるのでしょうか。義実家で過ごしたママたちはどのようなところをよいと感じたのか、義実家での生活でよかった点を聞いてみました。


家事の手伝い

「最初はほとんどの家事を義母がやってくれていました。夫にも家事の手伝いをするように声をかけてくれたので、協力できて助かりました」(40代ママ)

出産後で体力が落ちていることもあるママにとって、家事の手伝いはありがたいですよね。義実家の場合は気をつかってしまうママもいるかもしれませんが、感謝の気持ちを伝えお願いしてもよいのではないでしょうか。


兄弟のお世話

おばあちゃんと子ども
iStock.com/maroke

「上の子がいたので、保育園の送迎をしてもらえたことがよかったです。そのサポートのおかげで上の子とも離れず生活できたのでうれしかったです」(50代ママ)

兄弟がいる場合は、赤ちゃんと兄弟の育児の並行に不安を感じるママもいるかもしれません。そのときに兄弟の送迎やご飯などを手助けしてもらえると、ママも安心できるのではないでしょうか。

その他にも、役所の手続きを代わりに行ってくれたというママの声もありました。家事や育児に手助けがあることは産後のママにとってはありがたいかもしれませんね。

義実家との付き合いのポイント

義実家に里帰りや泊まりなどでお世話になるときは長い時間をいっしょに過ごすことになるかもしれません。そのときは、どのような点に気をつけて付き合うことが大切なのでしょうか。ママたちが実際に大切だと感じたポイントをご紹介します。


適度な距離感を保つ

「自分の時間も大切にして、無理せず合わせすぎないように、適度な距離感を大切にしました」(40代ママ)

義実家も家族とはいえ、違う家庭であることを踏まえた付き合いをすることも大切なようです。合わせるところと自分の時間を持つところを区別して、最初に上手に伝えておくのもひとつの方法かもしれませんね。


お互いの気持ちを尊重する

「遠慮しすぎるのもお互い過ごしづらいのではと思い、相手の気持ちを受け止めつつ、ときには自分の考えを伝えるようにしていました。」(40代ママ)

ママから義親に伝えたいことがあったとき、義実家で自分の考えや気持ちを伝えることは難しいと感じるママもいるかもしれません。そのときは、相手の気持ちも尊重しながら伝え方を工夫するなどして、お互いに気をつかいすぎない付き合いができるとよいかもしれません。


マナーを守る

「家庭ごとでのマナーがあるので、それを理解して付き合うことが大切だと思います」(50代ママ)

それぞれの家庭ごとに、生活リズムや決まりなどが違う場合もあると思います。お互いにそのことを理解して生活を送ることができるとよいかもしれませんね。義実家のやり方を取り入れてみても新しい発見がありそうですね。 

産後は義実家の助けも大切

祖父母とママ 子ども
iStock.com/maroke

産後を義実家で過ごすとき、緊張したり迷ったりすることもあるようです。里帰り出産などで泊まりでしばらくお世話になるときや同居するときは、義親でもそれぞれ独立した家庭だということを考慮して、家庭での決まりやマナーをお互い知ることが大切かもしれません。

産後の義実家での生活をお互いが気持ちよく過ごせるとよいですね。

2018.09.09

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。