つわりのとき上の子はどうする?ごはんの準備やお世話など

体調が優れないときはママの体を一番に

つわりのとき上の子はどうする?ごはんの準備やお世話など

2人目や3人目などの妊娠では、つわりのときに上の子とどのようにすごせばよいのか悩むママもいるかもしれません。今回は、ごはんの準備やお世話などママたちがつわりで大変だと感じた場面や、つわりのときの上の子とのすごし方の他に、上の子がいるときのつわりを乗り切るポイントについてご紹介します。

上の子がいるときの妊娠中のつわり

妊娠中、つわりで体調がすぐれないときは1日横になっていたいと感じるママもいるのではないでしょうか。2人目などの妊娠では、つわりのときも上の子のお世話があるため大変だと感じる方もいるようです。

今回は、つわりのときの上の子とのすごし方や、体調がすぐれないときの育児や家事を乗り切るポイントについて、ママたちの体験談をもとにご紹介します。

つわりのときに育児が大変だと感じる場面

上の子がいる妊娠中のママたちは、どのようなときにつわりが大変だと感じるのでしょうか。つわりのときに、上の子とすごすなかで大変と感じた場面についてママたちに聞いてみました。


ごはんの準備

料理をしている手元
Liv friis-larsen/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

つわりのときは、ごはんを作っているときの匂いだけで気持ち悪くなります。上の子はまだ2歳で入園していないため、上の子のために1日3回のごはんを作ることが大変だと感じました。

つわりがあるときは、キッチンに立つことや食べ物の匂いを嗅ぐだけで気持ち悪くなってしまうこともあるかもしれません。ママはつわりでごはんを食べられなくても、上の子のために食事の支度をしなければならないことが大変に感じたというママの声がありました。

上の子がいるママのなかには、ごはんの材料やお惣菜をお店に買いに行くことも、子どもといっしょだと大変に感じた方もいるようです。


上の子のお世話

20代ママ
20代ママ

2歳の上の子は活発な遊びが好きなのですが、つわりが始まってからは公園に連れて行ってあげることができていません。1日中家にいるとストレスがたまるのか、夜泣きが始まってしまい悩んでいます。

30代ママ
30代ママ

つわりで気持ち悪くて横になっているときに、2歳半の上の子が「ママ、大丈夫?」と私の背中をなでてくれました。上の子のけなげな態度と、遊び相手をしてあげられない申し訳なさで泣いてしまったのを覚えています。

上の子のお世話を満足にしてあげられていないと感じ、後ろめたい気持ちを抱えてしまうママもいるようです。つわりで体調が優れないときは、上の子とおでかけしたり遊び相手になったりすることができない場合もあるかもしれません。

つわりのある期間、上の子とのすごし方でどのような工夫ができるのでしょうか。

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上の子とのすごし方で意識したこと

つわりのときに上の子とどのようにすごしたのかや、上の子とのかかわりで意識したことについてママたちに聞いてみました。


体調にあわせて予定を立てる

20代ママ
20代ママ

私の場合、つわりのときも午前中は体調がよいことが多かったです。天気のよい日は、体調のよいうちに上の子と公園などに出かけて思いきり遊ばせてあげるようにしていました。

ママのなかには、つわりで体調が悪いときとよいときの波があると感じた方もいるようです。体調のよいときを見計らってお出かけの予定を立てたというママの声がありました。


家での遊びを工夫する

室内遊びをする子ども
leungchopan/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

すべり台が大好きな上の子のために、部屋の中に布団を重ねてすべり台のようなお山を作ったことがあります。上の子は布団のお山の上を転がるのが楽しかったようで、私も横になりながら見守ることができました。

家の中でも活発に体を動かして遊べるように、室内遊びを工夫したママがいました。上の子の好きなことにあわせて、家でも遊べる方法を考えてみるとよいかもしれません。


上の子の気持ちに寄り添う

20代ママ
20代ママ

妊娠してから、上の子は甘えたりわがままを言ったりすることが増えたように感じます。思い通りにならなくて泣き叫んでいるときに「ママと遊びたいんだよね。ごめんね」などと言葉をかけたところ、上の子も落ち着いたようでした。

妊娠による環境の変化やつわりで大変そうなママを見て、上の子が不安な気持ちになることもあるかもしれません。上の子の気持ちに寄り添った言葉がけをすることで、子どもも安心したようだというママの声がありました。

育児をしながらつわりを乗り切るポイント

上の子を育てながらつわりを経験したママたちに、つわりを乗り切るコツについて聞いてみました。


便利なサービスを利用する

30代ママ
30代ママ

主人は仕事で忙しく実家も遠方だったため、上の子を預けることができませんでした。民間の託児サービスを週に1回利用したおかげで、少しでも休む時間を確保できてよかったと思います。

20代ママ
20代ママ

つわりでごはんの支度が大変だったので、お弁当の宅配サービスを利用しました。野菜がたくさん入っている栄養バランスのよさそうなお弁当で、上の子も毎回楽しみだったようです。

家族などの協力が得られないときは、便利なサービスを利用することもひとつの方法かもしれません。子どもを預かってくれるサービスや食事の宅配サービスを利用したというママの声がありました。


ママの気持ちを切り替える

30代ママ
30代ママ

つわりのときは、上の子のお世話などを満足にしてやれていないと感じ、落ち込んでしまうこともあります。「元気になったら思いきり上の子と遊んであげよう」と思うことで、後ろめたさも感じにくくなりました。

体調がよくなってから育児や家事を頑張ればよいと思うことで、気持ちを切り替えることができたというママの声がありました。上の子にもママの思いが伝わるとよいですね。

つわりのときは上の子と無理せずすごそう

親子
zhu difeng/Shutterstock.com


妊娠中につわりで体調が悪いときは、上の子のお世話やごはんの用意が大変に感じる方もいるかもしれません。家での遊びを工夫したり、食事の宅配サービスを利用したりして、つわりの期間を乗り切ったというママの声がありました。

上の子が安心する言葉がけや、気持ちを受けとめてあげることを意識したママもいるようです。つわりのときは、ママの体もいたわりながら無理をしないようにすごせるとよいですね。

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