妊娠後期に入ったママにパパができることとは?

実際にママが感じたことや意識したいこと

妊娠後期に入ったママにパパができることとは?

妊娠後期に入ったママに対して、できることは何かないかと感じているパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、両親学級や出産準備への参加など、ママの妊娠後期の時期にパパができることや気をつけたいことは何かを体験談を交えて紹介します。

妊娠後期にママが感じたこと

妊娠も後期に入ってくると、初期とはまた違った悩みが出てくるかもしれません。妊娠後期にママがどのようなことを感じていたか聞いてみました。


お腹が大きくて動きづらい

30代ママ
30代ママ

妊娠後期になると、お腹が大きくて何をするにも動きづらかったです。足元が見えずにつまずくこともありました。家事をするにも、洗濯機からものを出すのが大変で、干す頃には息切れしていました。

お腹が大きくなってくると今までできていたことが難しくなることがあるようです。毎日靴下を履くのに苦労したというママもいました。足元が見えずに転んでしまっては大変なので、普段は何気なくこなせることにも気を使う時期かもしれません。


気持ちが不安定になる

不安定な妊婦
iStock.com/kieferpix
20代ママ
20代ママ

家事が思うように進まずにストレスが溜まり、日が経つにつれ育児に対する不安も増して、毎日不安定になっていました。ちょっとしたことでイライラしてしまい、パパに当たってしまうこともありました。

妊娠後期になると気持ちが不安定になったと感じるママもいました。突然イライラをぶつけられると喧嘩になってしまうこともありそうです。

ママ自身も、自分が不安定だと気付いてはいるがどうすることもできず、さらに悩んでしまったとの声もありました。

お腹が大きくて思うように動けず、気持ちが不安定になりがちなママに対して、パパが意識したことや、実際にできることは何かを聞いてみましょう。

パパになるにあたって意識したこと

もうすぐ赤ちゃんに会えると思うとワクワクする反面、パパも心の準備をしなくてはと思うのではないでしょうか。ママの妊娠後期にパパになるにあたって意識したことはどのようなことか聞いてみました。


飲酒やたばこ

20代パパ
20代パパ

臨月に入ったころ、職場の飲み会の写真をSNSにあげたら妻の友人から、「いつ陣痛が来るかわからないからお酒はしばらく控えるように」と連絡がありハッとしました。実家を離れての出産だったので、病院に連れて行けるのは自分しかいないと思い、それ以降生まれるまではお酒は飲まないようにしました。

お酒を飲んだ状態で運転することはできないので、気をつけたいことかもしれませんね。お酒やたばこのにおいで気持ち悪くなってしまったというママもいたので、家に帰るときにはにおいも意識したいことなのかもしれません。


ママへの関わり方

フットマッサージ
iStock.com/PeopleImages
40代パパ
40代パパ

妻は妊娠してから不安定になることが多く、急に泣き出すことや、イライラすることが増えたように感じました。気晴らしにいっしょに散歩に出たり、寝る前に妻の足のマッサージをしたりして、なるべく気持ちを受け止めるように心がけました。

ママの気持ちに寄り添った関わり方を意識しているパパもいるようです。一番近くにいるパパが味方になってくれるとママも心強いかもしれませんね。

ママの気持ちを受け止め切れず悩んだときは、短時間でできることで気分転換をすることもあるというパパもいました。出かけていても何度か連絡をするとママも安心かもしれませんね。


子どもが生まれてからの生活

20代パパ
20代パパ

妊娠後期に入ってからいっしょに妊婦健診についていくと、赤ちゃんのエコー写真を見せてもらうことができました。お腹の中で動いている姿を見て、パパになる実感が湧いてきました。これから出産までどのような流れになっていくのかも説明を聞くことができ、赤ちゃんが生まれたら自分ができることは何かを考えるきっかけになりました。

体力を使う出産なので、赤ちゃんが生まれてもママはすぐに動くことができないかもしれません。生まれてからの家事や、赤ちゃんのおむつ替えの仕方などをイメージおくとパパもママも安心なのではないでしょうか。

こちらの記事も読まれています

妊娠後期にパパができること

お腹が大きくなってきたママにパパができることはどのようなことでしょう。妊娠後期のママにパパが実践したことを聞いてみました。


家事を分担する

30代パパ
30代パパ

お腹が大きくなってくると家事をするのがつらそうで、お風呂掃除やゴミ出しを手伝うと嬉しいと喜んでもらえました。食事の片づけはやると伝え、家事を分担したら妻も少し負担が減ったようでした。

体を動かすことや、低い体勢を続けることは体への負担が大きいようですね。少し動くだけでもお腹が張ってしまうようだったので、出産後のことも考えて家事の分担について話しあったというパパもいました。どちらかが全部をやるのではなく、分担するとお互いに無理せず進められるかもしれませんね。


両親学級に参加する

30代パパ
30代パパ

両親学級で妊婦体験や沐浴の練習をしました。実際にお腹に赤ちゃんに見立てた重りをつけてみると階段を下りるときに足元が見えずに怖かったので、妻は毎日このような気持ちなのだ知ることができました。沐浴の方法も人形を使って流れを理解できたことで、いざ我が子の沐浴をするときも落ち着いた対応ができそうだと思いました。

疑似体験することで今までわからなかったママの気持ちがわかるかもしれませんね。沐浴やおむつ替えは初めての体験で、参加しなければわからないままだったので行ってよかったというパパもいました。生まれてからどうしたらいいのかを知っていると、心構えもできそうですね。


「いっしょに」を伝える

30代パパ
30代パパ

息子が1歳になってから聞いた話ですが、妊娠中不安でいっぱいだったけれど、パパに「いっしょに頑張ろうね」と言ってもらえたことが本当に嬉しかったと言っていました。定期健診もいっしょに行くようにしていたので、だんだんと僕の心の準備もできました。

不安を1人で抱えているママもいるかもしれません。2人で頑張ろうと言葉で伝えることはママの安心に繋がりそうですね。いっしょに定期健診に行くことも、2人で主治医や助産師の話を聞けるのでママの不安軽減になるのではないでしょうか。

妊娠後期にパパにできることはさまざま

妊婦
iStock.com/kokoroyuki

妊娠後期に入ったママにパパができることはさまざまあるようです。ママはお腹も大きくなってきているので、気をつけたいことも出てくる時期かもしれません。

いっしょに両親学級に参加するなどして、2人で赤ちゃんを迎える準備をしていけるとよいかもしれませんね。

パパができる出産の準備。産前産後にやることやママがしてもらって嬉しかったこと

パパができる出産の準備。産前産後にやることやママがしてもらって嬉しかったこと

2019.09.11

生活カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。