パパができる出産の準備。産前産後にやることやママがしてもらって嬉しかったこと

パパができる出産の準備。産前産後にやることやママがしてもらって嬉しかったこと

2018.10.03

ママのお腹が大きくなるにつれてパパになる気持ちが高まってくると、産前産後にやることにはどのようなものがあるのか気になるパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、育児本を読むなどパパにもできる出産の準備や、書類の手続きなど産後にパパがすること、プレゼントなどママがしてもらって嬉しかったことを、体験談をもとにご紹介します。

たくさんある出産の準備

赤ちゃんの誕生に向けた出産の準備には、入院のための荷造りの他、肌着やオムツ、バス用品などの赤ちゃんグッズの用意などがあり、出産後もさまざまな書類申請の手続きがあるようです。これを全てママ1人で行うのは大変ですよね。出産に向けて、パパにはどのような準備ができるのでしょうか。

出産前にパパができる準備

出産前にパパができる準備にはどのようなものがあるのでしょう。出産の準備としてやることをママやパパに聞いてみました。


健診や両親学級に参加する

「お腹が大きい状態での運転は大変だからと、妊婦健診のときはパパが運転してくれ付き添ってくれました。エコーで赤ちゃんが動いている様子を見て、早く会いたいと言っていました」(20代ママ)

「妻といっしょに参加した両親学級でお腹におもりの入ったジャケットを羽織ったのですが、妊婦はこんなに動きにくいのかと驚きました。自分がやることも明確になって気持ちの準備もできたので、参加してよかったです」(30代パパ)

妊婦健診や、病院や市区町村で開催している両親学級に参加したというパパもいるようです。両親学級の内容は場所によって異なるそうですが、妊婦体験ができたり、赤ちゃんの抱き方やオムツの替え方、沐浴のさせ方などを学ぶことができるようです。


赤ちゃんのグッズをいっしょに買いに行く

赤ちゃんの洋服や靴、ぬいぐるみ
© buritora - Fotolia

「赤ちゃんのものをいっしょに準備したほうが父親になるという気持ちをより感じてもらえるかなと思い、買い物に行くときには夫にも付き添ってもらいました。赤ちゃんが着ている姿を想像しながら服を選んだりするのが楽しかったです」(30代ママ)

「パパが休みの日にあわせて、チャイルドシートなど大きくて重たいものの買い物をしました。妊娠中は重いものやたくさんの荷物を持つことができないので、夫がいてくれて助かりました」(30代ママ)

ママひとりで赤ちゃん用品の買い物をするのは大変ですよね。パパもいっしょに買い物に行けると荷物を持ってもらえて助かるだけでなく、赤ちゃんのグッズを見ながら誕生を楽しみにすることができそうですね。


出産、育児についての本を読む

「出産は自分も妻も初めてのことだったので、妻の読んでいる出産にかかわる雑誌をいっしょに見て勉強しました。出産の時間に個人差があることや、陣痛が来たときにどういうことをしてあげればよいのかなどを知れ、気持ちの準備ができてよかったです」(40代パパ)

出産や育児についての本を読んで、妊娠中のママの体の状態や分娩中にできることなどの知識を持っておいたというパパの声がありました。パパが妊娠や出産についての知識を持っておけると、妊娠中や分娩中のママのサポートがスムーズに行えるかもしれませんね。

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出産にかかわる手続きをする

出生届
© akiyoko - Fotolia

「産まれたばかりの赤ちゃんを連れて市役所に行くのは不安だったので、出生届の提出などの手続き関係は全て夫に引き受けてもらいました。手続きのたびにお祝いの言葉を言われて、父親になったんだなと気持ちが引き締まる思いだったと言っていました」(30代ママ)

出生届と児童手当の申請は出産から約2週間以内に行わなければならないため、手続きはパパにしてもらったというママの声がありました。里帰り出産でママが役所に行くことが難しい場合に、パパが事務手続きをしてくれると助かりますね。


赤ちゃんの沐浴

「退院後から、パパが沐浴の担当になってくれました。手が大きくて安定感があるのか、子どもも気持ちよさそうにしていました」(30代ママ)

仕事から帰った後や休日などに、パパが沐浴をすることにしていたという家庭もあるようです。パパとのコミュニケーションの時間にもなって赤ちゃんも嬉しいかもしれませんね。

ママたちがパパにしてもらって嬉しかったこと

妊娠中や出産に関して、パパにしてもらって嬉しかったことをママたちに聞いてみました。


いっしょにいる時間を増やしてくれた

「いつ陣痛が来るかわからなかったので、予定日の1カ月くらい前から夜は飲み会にも行かず、そばにいてくれました。子どもの名前を考えたりなど、夫婦でゆっくり話す時間ができてよかったです」(30代ママ)

「出産予定日を会社に伝えて、立ち会い出産ができるように仕事を調整してくれました。1人で産むのは心細いと思っていたので、当日も立ち会ってくれて心強かったです」(20代ママ)

出産前後に休みを取ったり立ち会い出産をするなどして、いっしょにいる時間を増やしてくれたというパパもいるようです。赤ちゃんやママといっしょにいるために、出産後も数日休みを取るようにしたというパパの声もありました。


家事を積極的にやってくれた

「お腹が大きいと荷物を持ったりかがんだりすることが難しいので、妊娠中の洗濯はパパがやることになっていました。出産後は授乳などで身動きがとれないときに料理を作ったりしてくれるので、とてもありがたいです」(30代ママ)

産前や産後に、パパが家事をしてくれて助かったというママの声がありました。パパが家事をやってくれる時間は、ママも赤ちゃんのお世話に専念することができそうですね。


プレゼントをくれた

「夫が出産後に『お疲れ様、元気な赤ちゃんを産んでくれてありがとう』と、ネックレスをプレゼントしてくれました。私自身子どものことばかりに気が向いていたので、夫が私のことを気にかけてくれたのが嬉しかったです」(40代ママ)

「がんばって」や「お疲れ様」という気持ちを込めて、プレゼントをくれたというパパもいるようです。マザーズバックやアクセサリー、エステ券などをプレゼントしてもらったというママの声がありました。赤ちゃんだけでなくママのことを考えてプレゼントを選んでもらえると嬉しいですね。

出産の準備はパパといっしょに

赤ちゃんにミルクをあげるパパとママ
iStock.com/Milatas

出産前には、両親学級に参加したり育児本を読んだりして気持ちの準備をしたというパパの声がありました。産後の事務手続きなどはパパがすることとして事前に決めておいたり、労いの気持ちを込めてプレゼントを贈るとママも喜んでくれるかもしれません。出産の準備でやることは夫婦で協力し、赤ちゃんの誕生を心待ちにできるとよいですね。

2018.10.03

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