妊婦でもできる仕事とは。探し方や働き方のコツ

妊娠中にした仕事の体験談

妊婦でもできる仕事とは。探し方や働き方のコツ

妊娠中も仕事をしたいと考え、妊婦でもできる仕事探しのコツが気になったり、長時間の立ち仕事は避けるなど働き方で気をつけることを知りたいと思うママもいるかもしれません。今回の記事では、仕事の選び方のほか、家でできる在宅ワークや短期バイトなど妊娠中のママが働ける仕事を体験談を交えてご紹介します。

妊婦でも仕事をしたいと考えたとき

さまざまな理由から妊娠期間中も仕事をしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。妊婦で仕事を探すことになった場合、どのような仕事がよいのかや仕事をする上で気をつけることはあるのかなど気になることがあるかもしれません。

今回は、妊婦の働き方で気をつけるポイントや仕事探しのコツのほか、実際に、ママたちが妊娠中にしていた仕事を体験談を交えてご紹介します。

妊婦の働き方で気をつけるとよいこと

妊婦として働く事になった場合、どのようなことに気をつけるとよいのかママたちに聞いてみました。


長時間の立ち仕事は避ける

20代ママ
20代ママ

もともと人と会話することが好きだったので、接客のできる立ち仕事を選びました。職場には妊婦であることを伝え、ときどき座らせてもらったり、体調にあわせて座り仕事に変えてもらったりしていました。

30代ママ
30代ママ

妊娠中は立ちっぱなしでいるとお腹がはることもあったので、座ってできる仕事を選びました。座りっぱなしだと足がむくむこともあったので、休憩時間には軽いストレッチをしていました。

妊娠中は長時間の立ちっぱなしにならないよう気をつけるとよいかもしれません。

仕事を決めるときには、妊婦であることを先方に伝え、妊婦でもできるよう事前に仕事のスタイルを確認するようにしていたというママの声もありました。


体を冷やさない

ブランケット
iStock.com/Coprid
30代ママ
30代ママ

会社の事務の仕事をしていましたが、夏場はエアコンをつけていたため肌寒いときもありました。お腹と足元が冷えないよう、ひざ掛けを持参しておき体調にあわせて使っていました。

妊娠中は体を冷やさないよう、その日の気候や室内の気温にあわせてひざ掛けを使うなど工夫をしながら仕事をしていたというママの声がありました。

ママのなかには、寒い日には妊婦用の腹巻きをしておくと安心して仕事ができたという声もありました。


重たい荷物は持たない

30代ママ
30代ママ

仕事を決めるときに、妊娠中のため重たい荷物を持つなど体に負担がかかることは避けたいと率直に話しました。重たい荷物を持つ場面のない、デスクワークの仕事ができたのでよかったです。

妊娠中にはできるだけ重たい荷物を持たないように気をつけていたというママの声がありました。

ママのなかには、仕事中だけでなく、通勤時もできるだけ手荷物を減らして行くよう意識していたという声がありました。

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妊婦でもできる仕事を探すときのコツ

妊婦でもできる仕事を探すときのポイントはあるのでしょうか。妊娠中に仕事を探した経験のあるママたちに、仕事探しのコツを聞いてみました。


仕事内容や勤務時間

20代ママ
20代ママ

妊婦でもできる仕事を探したとき、妊娠中は1日のなかでも体調が急変するなど、なにがあるかわからないためできるだけ勤務時間の融通がきく仕事がよいと思いました。そのほか、仕事の内容も身体の負担にならないかどうか検討して決めました。

妊婦の場合、身体の調子が変わりやすく、一日のうちでも波があることもあるかもしれません。体調にあわせて仕事の量を調節できるなど融通のきく仕事を選ぶと安心かもしれません。


通勤方法

電車の椅子
iStock.com/joel-t
30代ママ
30代ママ

電車での通勤となりそうでしたが、妊婦であることを伝えるとラッシュの時間帯を避けた少し遅めの出勤にしてもらえました。気持ちの面でもストレスなく通勤できたのでよかったです。

妊娠中の仕事を探すときには、通勤方法の確認も大切なポイントの一つのようです。

ママのなかには、大きなお腹で通勤することが不安だったため、通勤しなくてもよい在宅の仕事を選んだという声もありました。


服装

30代ママ
30代ママ

カジュアルで自由な服装でできる仕事を選びました。仕事着に悩むことなく、もともと持っていたマタニティウェアで働くことができたのでよかったです

仕事の服装は、妊娠中の身体に負担にならないものであるかどうか確認しておくとよいかもしれません。制服を着る職場だったがマタニティ用の服があったので安心できたというママの声もありました。

【体験談】ママたちが妊娠中にした仕事

妊婦でもできる仕事にはどのようなものがあるのでしょう。妊娠中に仕事をした経験のあるママたちに、実際に妊娠中していた仕事の内容を聞いてみました。


在宅ワーク

20代ママ
20代ママ

妊娠中は、パソコンを使ったデータ入力が仕事の在宅ワークをしていました。時間の融通がきくほか、格好など周囲に気を遣わなくてもよかったのでストレスなく仕事ができました。

妊娠中には、家でできる在宅ワークの仕事をしていたというママの声がありました。

在宅ワークにはパソコンを使った仕事のほか、ものづくりをして収入を得る内職の仕事などもあるので自分の得意分野を考えて選ぶとよいかもしれません。


短期派遣バイト

30代ママ
30代ママ

短期派遣バイトに登録し、コールセンターのアルバイトをしていました。服装が自由なうえ、座ってできる仕事だったので身体への負担は少なかったと思います。仕事は妊娠後期までと考えていたので、3カ月未満の短期契約だったのも仕事を決めたポイントです。

短期派遣バイトの場合は、シフトなどに縛られることなく、働く日や時間を選ぶことができそうです。インターネットなどで短期派遣バイト仕事を検索し、豊富な仕事のなかから興味があるものを探せたというママの声もありました。


テストモニター

20代ママ
20代ママ

妊婦のママ友だちにテストモニターの仕事をしたことがあると聞き、私もやってみたことがあります。私は、英語の試験を受けるという内容のテストモニターをしましたが、座って試験を受けるだけでよかったので余裕をもって仕事をこなせたと思います。

妊娠中にテストモニターの仕事をした経験のあるママもいるようです。テストモニターは1日のみの単発の仕事も多いため、妊婦にとっては取り組みやすい仕事がもしれませんね。服装も自由な場合が多いため気軽に挑戦できそうです。

条件を整理して妊婦でもできる仕事を探そう

資料を見るママと子供
iStock.com/monzenmachi

妊娠中も仕事をしたいと考え、妊婦でもできる仕事が気になったり、働き方で気をつけることを知りたいと思うママもいるようです。仕事選びをする際には、長時間の立ち仕事や重たい荷物を持つことはできるだけ避けるよう意識するとよいかもしれません。

家でできる在宅ワークや短期派遣バイト、テストモニターなど妊娠中でも働きやすそうな仕事を探してみてはいかがでしょうか。周りに聞いたりインターネットなどで探すなどして、妊婦でも働ける仕事選びができるとよいですね。

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