産休に入って生活にゆとりができると、暇だと感じるときや有意義な時間の使い方を知りたいと思うママもいるのではないでしょうか。今回は、自分の趣味に時間を使った産休中のすごし方や出産に備えたすごし方、産休を有意義にすごす工夫をママたちの体験談を交えてご紹介します。
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産休中、洗濯や掃除などの家事を終わらせた後、どのような時間の使い方をしようか悩むママもいるのではないでしょうか。産休前まで仕事をしながら忙しくすごしていると、暇だと感じた時間をどうすごしたらよいのかわからないこともあるかもしれません。実際に、ママたちは産休中の時間をどのように使っていたのでしょうか。
産休中、自分の趣味に時間を使うと、出産前の有意義な時間がすごせるかもしれません。ママたちに、趣味に時間を使った産休中のすごし方を聞いてみました。
「出産後すぐには映画館へ行けなくなると思ったので、趣味の映画鑑賞をしました。平日の昼間は空いているので、ゆっくりとした気持ちで楽しむことができました」(30代ママ)
「産休中は映画をレンタルして家で映画鑑賞をしました。自宅だと自分のタイミングでどこまで見ようかなど決められるので、空いた時間を使って毎日少しずつ映画を楽しみました」(40代ママ)
趣味の映画鑑賞を、自分のすごしやすい場所で楽しんだママもいるようです。赤ちゃんが生まれると、好きなことをするために、まとまった時間が取りにくくなることもあるかもしれません。時間を作りやすい産休中に、これまで見たかった映画を楽しむのもよいかもしれませんね。
「本屋へ行き、タイトルや表紙を見て気になった本を購入しました。ずっと忙しく仕事をしていたので、久しぶりにゆっくりと趣味の読書ができて嬉しかったです」(20代ママ)
「妊娠や育児のエッセイ本を読みました。妊娠中のあるあるネタに共感できたり、便利グッズを知ることができたりして面白かったです」(30代ママ)
産休中は、まとまった時間がないと読み切れないような本も、ゆっくりと時間をかけて読むことができそうですね。出産後に楽しみたいファッション雑誌や趣味のインテイアの雑誌を読んだというママの声もありました。
「なかなか休日があわなかった友人とランチに行きました。食事の後は、お茶を飲みながらたくさんおしゃべりもできて、気分もリフレッシュできました」(40代ママ)
「実家の家族と食事に行きました。出産後はすぐに外食できないと思ったので、赤ちゃんを連れて行きにくい落ち着いた雰囲気のお店を選びました。親や兄弟と懐かしい話をしながら食事を楽しめました」(30代ママ)
友人や家族と予定をあわせて外食を楽しんだママもいるようです。産後、すぐには外食に行けないこともあるようなので、夫婦や友人との時間楽しむために時間を使うのもよいかもしれませんね。
産休中のすごし方として、出産準備に時間を使ったママもいるようです。実際にどのような準備をしたのかママたちに聞いてみました。
「洋服やおくるみ、沐浴用品などの赤ちゃん用品を買いに行きました。宅配サービスのあるお店で買い物したので、重い荷物を持つことなく、実際の商品を手にとって選べたのでよかったです」(20代ママ)
「赤ちゃん用品店へ行き、自分の気に入った手ざわりの肌着やカバーオールを選びました。さまざまな商品があると迷いますが、時間があるのでゆっくりと買い物を楽しめました」(30代ママ)
実際の商品を手に取って、赤ちゃん用品を選ぶなど、産休中にゆっくりと出産準備をしたママもいるようです。近所に赤ちゃん用品を扱うお店がない場合は、自宅でパソコンや携帯電話からインターネットショッピングをしたというママの声もありました。
「産休前にはなかなかできなかったベビー服の水通しをしました。物干し場が狭く、仕事をしているときは1日ではできないと思っていたのですが、産休中は時間もあったので2回にわけて洗うことができ、1日で済ませることができました」(40代ママ)
新品のベビー服に水通しをして、赤ちゃんとの生活をイメージしてすごしたママもいるようです。産休中の時間のあるときに、赤ちゃん用のガーゼやバスタオル、スタイなども水通ししておけると、産後も慌てずに済むかもしれませんね。
「手芸が趣味だったので、暇な時間に赤ちゃんグッズを手作りしました。肌にやさしそうなガーゼ素材でスタイを作り、赤ちゃんが握りやすい太さの布製のガラガラも作りました」(40代ママ)
「赤ちゃんが自分で遊べるようになる日をイメージしながら、布絵本を作りました。興味をもってくれるように、カラフルな色のフェルトやいろいろな手ざわりのリボンや布で作りました」(30代ママ)
趣味が手芸の場合、暇だと感じた時間に赤ちゃんグッズを手作りしたママもいるようです。赤ちゃんのことを考えながら、ママの好きな生地で洋服や帽子を手作りしたというママの声もありました。
産休中、何をしてよいのかわからないと時間を持て余してしまうママもいるかもしれません。産休を有意義にすごすために工夫したことをママたちに聞いてみました。
「産前にやっておきたいことを書き出しました。保険の見直しやライフプランの再検討、育休明けに入れたい保育園の情報収集など、赤ちゃんが生まれる前にしておきたいことがすべてできたのでよかったです」(20代ママ)
「産休中にやりたいことリストを作ると、やり残すことがないのではと思いました。写真データの整理など産休前になかなかできなかったことも済ませることができました」(30代ママ)
産休中にやっておきたいことをリストを作り、産休中の暇だと感じた時間を有意義にすごしたママもいるようです。やっておきたいことリストをパパと共有し、いっしょに出産準備を楽しんだというママの声もありました。
「仕事をしているときは毎日忙しくすごしていたので、産休中は家でゆっくりする時間も欲しいと思いました。メリハリをつけるため、体を休める日と体を動かす日を決めて生活しました」(30代ママ)
産休中にゆったりとした時間を楽しんだり体を動かしたりと、メリハリのある生活を意識したママもいるようです。家にいるだけにならないよう、料理教室に通ったりプレママサークルに入ったりして家族以外との交流をしたというママの声もありました。
産休中に暇だと感じたとき、時間をどのように使ったらよいのか考えるママもいるのではないでしょうか。産休の間にしておきたいことがある場合は、リスト化してみるのもよいかもしれません。自分の趣味を楽しんだり、出産準備のために時間を使ったりしながら、産休を有意義にすごせるとよいですね。
2018年12月10日
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