妊娠が発覚したら産婦人科に行く時期や、初診の値段が気になる方もいるかもしれません。病院の決め方やいつから通うか、病院が合わないなど悩む場合もあるようです。産婦人科に行くタイミングや病院の選び方のポイント、初診の検査内容や費用、旦那や上の子の付き添いについてママたちの体験談をご紹介します。
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妊娠が発覚したら、いつから産婦人科へ行ったらよいか、行くタイミングに迷う方もいるのではないしょうか。妊娠がわかったあと産婦人科へ行くタイミングはいつだったのか、ママたちの体験談をご紹介します。
「生理予定日から1週間過ぎても生理が来なかったため妊娠検査薬を使用したら陽性反応が出たので、もう1週間待って産婦人科に行きました。初診で赤ちゃんの心拍が確認できました」(30代ママ)
「生理予定日から1週間後、妊娠検査薬で陽性反応が出ました。産婦人科へいつ行くか悩んだのですが、すぐ病院に行ったらまだ胎嚢(たいのう)がはっきり確認できず、後日もう一度行って妊娠を確認しました」(20代ママ)
ママたちは妊娠がわかったとき、産婦人科にいつ行くか悩んだようです。産婦人科を受診したけれど、赤ちゃんの心拍が確認できず、後日また受診したというママの声もありました。妊娠検査薬で陽性反応が出てもすぐには行かず、いつ行くかタイミングを見て産婦人科に行ったママもいるようです。
産婦人科にもさまざまな種類がありますが、どのようなことをポイントにして病院選びをすればよいのでしょうか。ママたちに病院の選び方や決め方のポイントを聞きました。
「自宅から車で20分程で行ける距離の産婦人科を選びました。お腹が大きくなって車に乗るのがしんどい時期でも通いやすかったです」(30代ママ)
「車を持っていないので、電車で通える駅に近い産婦人科にしました。もしものためにタクシー会社も確認して、連絡先を控えていました」(20代ママ)
自宅から通いやすい距離にある産婦人科を選んだというママの声がありました。初診から出産まで長い期間定期的に通うことを考えると、通いやすい距離かどうかは選び方のポイントになりそうです。
電車通いの場合、通勤時間や混む時間を避けて病院へ通っていたというママもいるようです。
「出産時の入院は個室が希望だったので、個室で入院できる産婦人科を探して選びました。産後は個室で赤ちゃんと2人でゆっくりできました」(30代ママ)
「1人目のときは、診てくれる先生と相性が合わないと感じました。そのため、2人目のときは、周りのママたちの話を聞いたり自分でよく調べたりして病院を選びました」(30代ママ)
出産するときは、自分の希望に合う病院かどうかを選び方のポイントにしたママもいるようです。選んだ病院が自分と合わないと感じ、途中で病院を変えたというママの声もありました。なるべく途中で変えることがないよう、事前に調べておくとよいかもしれません。
「総合病院と連携している個人病院で産みました。お産のときの緊急時でも対応してもらえると、安心してお産に臨めました」(40代ママ)
病院を決めるときに、大きい病院と連携している個人病院を選んだというママもいるようです。緊急時でもすぐ対応できる総合病院を選んだというママもいました。大きい病院と連携しているか事前に確認しておくのも病院の選び方のポイントとなるようです。
妊娠して初めて産婦人科にかかるとき、どのような検査をして、値段はいくらくらいなのでしょうか。ママたちに、初診の検査内容と値段について聞いてみました。
「受付後に問診票を書き、その後尿検査と内診、超音波検査がありました。初めてで緊張していましたが、リラックスするように心がけました」(30代ママ)
「問診と尿検査、内診と超音波検査と子宮がん検診をしました。問診では、最終月経の開始日を書く欄があり、事前に調べてくればよかったと思いました」(20代ママ)
初診の検査内容には、問診や尿検査、内診などがあるようです。婦人科の内診が初めての場合、体に力が入ってしまうかもしれませんが、リラックスして臨むようにするとよいかもしれません。問診では、最終月経や、生理周期について書く欄があるようなので、書けるように事前に確認しておくとよいようです。
「初診の費用は、8000円程でした。市で補助券が出て、次回の健診からは無料でできました」(30代ママ)
「初診で子宮がん検診もしたので値段は合わせて10000円でした。お金を多めに持って行ってよかったです」(30代ママ)
妊娠の初診費用は病院によっても違うようですが、5000円から15000円程の場合が多いようです。妊娠が確定して自治体から補助券がもらえるまでは実費で払わなければならなかったり、追加検診があるかもしれないので、お金を多めに用意しておくとよいかもしれませんね。
妊娠して産婦人科に行くときは家族といっしょに行っていたのでしょうか。ママたちに誰といっしょに行っていたのか聞いてみました。
「体調も悪くなく、平日でパパは仕事だったので1人で病院に行きました」(20代ママ)
「実家に上の子を預けて、一人で病院に行きました」(30代ママ)
旦那さんが付き添えない場合、1人で産婦人科に行ったというママもいるようです。上の子がいる場合、実家に預けて1人で行くという方法もあるようです。他にも、1人で行った産婦人科で妊娠が確定して、家に帰ってから旦那さんと喜びを分かち合ったというママの声もありました。
「体調が悪く1人では病院まで行けなかったので、パパに連れて行ってもらいました」(30代ママ)
「初めての妊娠で1人では心細く不安だったため、夫といっしょに行きました」(20代ママ)
妊娠が判明する頃に体調が悪くなり、病院まで旦那さんに連れて行ってもらったママもいるようです。赤ちゃんの心拍が確認できるまでは心配で1人では心細く、付き添ってもらったというママの声もありました。付き添ってもらえる人がいれば、いっしょに行ってもらえるとよいかもしれません。
「上の子はいっしょに連れて行きました。子どもも診察室までいっしょに入れたので、他の大人の付き添いがなくても大丈夫でした」(30代ママ)
「家族で行って、診察している間は上の子をパパにみててもらいました」(30代ママ)
上の子を連れて病院へ行くときは、いっしょに診察室に入って待っててもらったり、家族で行って診察中は旦那さんにみててもらったというママの声がありました。上の子が待ってる間退屈しないように、お気に入りのおもちゃやぬいぐるみを持参していたママもいるようです。
妊娠して産婦人科にいつから通うか悩んだり、行くタイミングを考えたりしたママもいるようです。病院の選び方や決め方は、通いやすさなどをポイントにし、病院が合わない場合は変えたママもいました。初診のとき旦那さんや上の子といっしょに行くのか、検査内容や値段、出産入院費用などを事前に確認し、産婦人科にいつ行くか考えるとよいかもしれません。
妊娠がわかったら産婦人科に行く時期を早めに決められるとよいですね。
2018年07月04日
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