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2016年11月18日

「ママ、これよんで!」子どもが自分から持ってくる絵本、何冊ありますか?

子どもに絵本を買っても、1回きりであきてしまったり、あんまり興味をしめさなかったり……がっかりした経験をお持ちのママパパ、必見です。子どもの心のツボをくすぐるのはどんな絵本なのでしょうか。

子どもの心のツボをくすぐり、自然と目がキラキラしてくる絵本とは……?

子どもの心のツボをくすぐる絵本の4つの条件を、1月11日発売の「ニャゴまるの ゆき! ゆき~!! スキーランド」を例にまとめてみました。

1. 細かいところまでていねいで、凝っている絵

幼い子どもにとっては、ストーリーよりもまず、絵が大事。色がきれいで、ページのすみずみまで細かくていねいに描かれた絵には、本能的に反応するのがわかります。すんだ目でじいっと観察を始める子ども……絵の中の道を、うれしそうに指でたどってみるその心には、もしかしたら、主人公になった気分で、大好きなパパと、うきうきドライブしている情景がうかんでいるのかもしれません。

「ママぁ、ここみて~!」と教えてくれたら、「ほんとだ! よくみつけたね~!!」と、ノリよくほめてあげてください。ページをめくるたびに、子どもの注意力、観察力、発見力が、どんどん引きだされていくのを感じることでしょう。

2. 夢や理想を自由にくりひろげた世界

行ったことのない、不思議な雪の国、スキーランド。そこで目にする、思わず「こんなの、ありえないっ!」とつっこみたくなるような、ユニークで非現実的な乗り物やキャラたち……。

たとえば、「おならのガスで進んでいこうとしてるペンギン」「雪山の頂上で、雲から顔を出してみせてるキリン」を子どもが発見して「なんで~!?」と大笑いしていたら、「ペンギンさん、おもしろいこと、おもいついたね~。たのしそう~」「キリンさん、なが~いくびを、じょうずにつかってるね~。いいな~」と、絵のあそび心を肯定し、キャラたちをうらやましがってみてください。大人もうらやましがる夢の世界に、子どもの目はキラキラかがやくことでしょう。

心に思いうかべる「そうだったらおもしろいな」の望みや理想が、現実にかなっている情景がページに広がっていて、どんな発想も「おかしい」と否定されないのが、絵本の魅力。頭のやわらかい子どもたちが、のびのびと自由に想像を広げていくきっかけとなるのです

3. 耳に残る、リズミカルな言葉や文

幼い子どもは、絵本の中で起こっているストーリーを文から読みとるのではなく、大人の読み聞かせる声をたよりに知っていきます。

たとえば、えんとつから出るけむりを見たら、「しゅ~しゅ~」「ぼ~」とノリよく声を出して、音のイメージを伝えてあげてください。擬音語、擬態語は、子どもが大好きな、魔法の言葉。もしも、子どもが同じように声を出してくりかえしたら、ノッている証拠。けむりの出ている情景が、より具体的に興味深く、頭にイメージできていることでしょう。

また、絵本の文は、1文にたくさんの文節があって文の構造をいちいち考えなくてはならないようではNG。ふだん子どもとかわす会話くらいの言葉数や、頭に入りやすい言葉の順序やリズム感になっていることが大事です。

4. 丈夫でめくりやすく、開きやすい

手指が発達途中の子どもにとっては、ページをめくる力加減でさえ器用にできるとはかぎらず、1枚ずつをじょうずにめくれなかったり、うっかり破いてしまったり、ページを片手でおさえて開いておけないこともしばしば。

そんなストレスを減らしてくれるのが、ページを厚紙にしてあって、紙にツルツルのフィルムがはられている「合紙グロスPP加工」の絵本。絵本選びの際にはあまり注目されないところですが、じょうぶなうえに、1ページ1ページを子どもがめくりやすく、ページがぴたっと水平に開きやすい。さらに絵の色もくっきりあざやかに見える効果があります。

子どもの持つ5つのセンスをそだてる絵本

「ニャゴまるの ゆき! ゆき~!! スキーランド」

ニャゴまるは、関西弁を話す元気な男の子。パパとゆかいなスキーランドへしゅっぱ~つ。はじめてのスキー、うまくできるやろか~?

ベルギーの世界的絵本作家トム・スカンプの原書に自称「アホな大阪人」寿 太郎が関西弁の訳とちいさなおしゃべりをプラスしました。「発見のセンス」「しゃべりのセンス」「あそびのセンス」など、子どもの持つ5つのセンスをそだてる絵本。

対象年齢:2・3・4歳以上
定価:本体1300円+税
発売日:2016年11月11日(金)

学研出版サイト

シリーズはぜんぶで3冊!

主人公ニャゴまるの得意げなバンザイポーズが目印の、楽しい絵本です。

シリーズの紹介はこちら

子どもが夢中になれる絵本を

「子どもの心のツボ」をくすぐる条件を満たした絵本は、おうちに何冊あったでしょうか。「ママぁ、これよんで~!」「きょうはこのほん、よむ~!」と、子どもがウキウキした顔で自分から持ってくる絵本にたくさん出会えたらいいですね。

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