子どもが朝起きないとき。ママたちが普段から工夫していることとは

朝起きない理由や寝る前のすごし方について

子どもが朝起きないとき。ママたちが普段から工夫していることとは

保育園への登園前など、子どもが朝スムーズに起きないときにイライラしてしまったり対応に悩んだりしているママもいるかもしれません。今回は、ママたちが考える子どもが朝起きない理由や起きられるようになるよう工夫したこと、寝る前のすごし方で意識したことなどについて、体験談を交えてお伝えします。

子どもが朝起きないとき

保育園や幼稚園へ行く前などに子どもがなかなか起きないとき、どのように対応すればよいのか悩んでいるママもいるのではないでしょうか。ママたちに、子どもが朝起きないことについて聞いてみました。

20代ママ
20代ママ

4歳の娘が毎日スムーズに起きてくれないことに悩んでいます。布団から出るところから朝ご飯、身支度までとにかく時間がかかってしまうので、保育園へ登園する時間もギリギリになってしまい、ついイライラしてしまいます。

30代ママ
30代ママ

うちの子は寝起きの機嫌が悪く、出かけるまでの準備が大変に感じるときが多いです。寝る前のすごし方など、どのようにすれば子どもがすっきりと起きられるようになるのでしょう。

子どもがスムーズに起きられないためイライラしてしまうという声や、朝寝起きをよくするためにはどのように工夫すればよいのか知りたいといった悩みが聞かれました。

そこで、今回は子どもが朝スムーズに起きられるようにしていることや、寝る前のすごし方などについてママたちに話を聞いてみました。

ママたちが考える子どもが朝起きない理由

スムーズに起きられない子どもは、なぜ寝起きが悪くなってしまうのでしょう。ママたちに、子どもが朝起きない理由について聞いてみました。


寝るのが遅い

子供部屋
Africa Studio/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

うちの子どもたちは、寝る時間が遅いので朝起きられないのだと思いました。一旦布団に入った後も兄弟同士で遊んでしまい、結局寝つくのは10時頃になってしまいます。

夜に寝る時間が遅くなってしまうことで、子どもが朝スムーズに起きられないと考えたママがいるようです。ママのなかからは、大人の生活リズムにあわせてしまい遅くまで起きていることが増えたため、子どもの睡眠時間が短くなってしまったかもしれないという声も聞かれました。


熟睡できていない

20代ママ
20代ママ

3歳の娘は、夜間に熟睡できていないから寝起きが悪いのだと感じました。実際に夜泣きやおしっこで朝までに何回か起きているので、もう少しまとまって寝ることができれば朝もすっきり起きられるのかなと思います。

朝までまとまって寝る時間がとれていないなど、子どもが熟睡できないことで朝起きられないのではと感じているママもいるようです。子どもが翌朝気もちよく起きられるよう、熟睡させてあげたいですよね。


嫌なことがある

30代ママ
30代ママ

以前保育園でお友だちとケンカをしてしまったとき、朝すっきりと起きないときがありました。ケンカをしてしまったときの気もちを、再び寝る前に思い出してしまったのかもしれません。

その日に嫌なことがあると、子どもの気持ちが落ち込んでしまいぐっすり眠れないこともあるかもしれません。他にも、保育園でのクラスのお当番をする前日になると、プレッシャーを感じるのか起きるまでに時間がかかってしまうという声も聞かれました。

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子どもが朝起きれるようになるために工夫したこと

子どもが朝気もちよく起きられるようになるためには、どのようなことをすればよいのでしょう。普段工夫していることについて聞いてみました。


生活リズムを整える

30代ママ
30代ママ

我が家は寝る時間が遅くなってしまうことが多かったので、子どもにあわせて生活リズムを整えるようにしています。子どもが毎日同じ時間に眠くなるよう、布団へ入る時間を午後9時と決めるようにしました。

子どもの生活リズムを整えることを意識しているママがいるようです。ママのなかには、子どもの寝つきがよくなるよう、お昼寝の時間をとりすぎないことを意識しているという声も聞かれました。


楽しみなことを作ってあげる

20代ママ
20代ママ

小学校入学へ向けて、娘に好きなデザインの目覚まし時計を買ってあげました。毎晩起きる時間をセットし直し、自分で起きることを楽しみにしているようです。

30代ママ
30代ママ

寝る前に翌朝の朝ご飯は何が食べたいのか、毎晩息子に聞いています。楽しみなことが待っていれば、朝もすっきりと起きられるのではないかと考えました。

翌朝少しでも気もちよく起きられるよう、子どもにとっての楽しみを作ってあげるのもよいかもしれません。「朝起きられなかったらどうしよう」と考えるより「〇〇があるから楽しみ」と考えながら寝る方が、子どももぐっすり眠れそうですね。


朝日を室内へ入れる

朝日を入れる
Africa Studio/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

子どもを起こすときは、遮光カーテンを開けて朝日を部屋に入れるようになりました。眩しい朝日を浴びることで、子どもたちももう朝なんだとわかるようです。

朝子どもを起こすときに部屋のカーテンを開けるなど、明るい朝日を室内へ入れているママもいるようです。カーテンの他にも、寒い冬以外は窓も開けることで、外の風を入れるようにしているという声も聞かれました。

寝る前のすごし方で意識したこと

子どもが朝起きられるよう、寝る前のすごし方で意識した方がよいことはあるのでしょうか。ママたちに、普段どのようなことを意識しているのか聞いてみました。


寝る前にテレビをつけない

30代ママ
30代ママ

子どもの寝つきがよくなるよう、寝る前にテレビをつけないことにしました。寝る前はつけないと決めてからは、お気に入りのおもちゃで遊んだり絵本の読み聞かせをしたりしてすごしています。

子どもがスムーズに眠りにつけるよう、寝る前にテレビをつけないことを意識しているママ

がいるようです。寝る1時間前はゲームやテレビに触れない生活を心がけるようにすることでママとの会話も増え、子どもの気もちが落ち着いた状態で眠れるようにもなるかもしれませんね。



子どもと話す時間をつくる

20代ママ
20代ママ

寝る前に布団へ入ったとき、できるだけ子どもと話をする時間をつくるように意識しています。子どもが少しでもリラックスした状態で眠りにつけるよう、1日のなかで嬉しかったことや楽しかったことを聞くようになりました。

寝る前にその日の楽しかった出来事などを話すことで、子ども嬉しい気もちのまま安心して眠りにつけるかもしれません。子どもがよい気もちで眠れるよう、寝る前にその子が1日のなかでがんばったことを、必ず1つ褒めるよう意識しているというママの声もありました。

気もちよく朝を迎えよう

ベッドで目覚める親子
iStock.com/anurakpong

子どもが朝起きないことに対して、寝起きが悪く保育園に遅れてしまいそうになったりイライラしてしまったりと、ママたちは悩んでいるようです。生活リズムを整えることや子どもに翌朝の楽しみを作ってあげるなど、さまざまに工夫することで気もちよく起きられるかもしれません。

布団に入ったときに子どもの話を聞くなど、寝る前のすごし方も考えながら、親子で気もちよく朝を迎えられるとよいですね。

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