
2歳の子どもが、朝ご飯や食パンをあまり食べない、バナナだけしか食べないなどと悩んだり、何時に朝ごはんを食べさせたらよいのかが気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、おにぎりやパン、おかずの簡単な献立や、時間がない朝を乗り切る工夫、子どもが朝ごはんを食べないときの対処法などをご紹介します。
2歳頃の子どもの朝ごはん作りや食事のときの様子などにまつわる悩みは、家庭によってさまざまあるかもしれません。2歳の子どもをもつママに、朝ごはんの悩みを聞いてみました。
「うちの子は食が細く、朝ごはんをあまり食べないです。バナナだけしか食べない日もあるので、他の家庭では2歳の子どもがどのような朝ごはんを食べているのか気になります」(20代ママ)
「子どもは朝ご飯を食べるのが苦手で、毎朝食パンを食べています。どのような献立にすればご飯も食べてくれるようになるのか知りたいです」(30代ママ)
子どもが朝ごはんをあまり食べないことや献立について悩むママもいるようです。実際にママたちは、献立づくりや子どもが食べる工夫をどのようにしているのでしょう。
2歳の子どもが喜ぶ朝ごはんの献立にはどのようなものがあるのでしょう。朝の忙しい時間でも簡単に用意できる朝ごはんの献立をママたちに聞いてみました。
「納豆ご飯に卵焼き、具だくさんの味噌汁が2歳の息子の定番メニューです。納豆がとても好きなので、納豆ご飯があるだけで他のおかずもすすんで食べてくれます」(40代ママ)
ご飯におかず、お味噌汁を組みあわせているというママもいるようです。白米が苦手な場合は、ふりかけや鮭フレークなどを乗せると子どもが喜んで食べてくれたというママの声もありました。
「子どもが食パンをそのまま食べることに飽きてしまったときは、ジャムを塗るかケチャップとチーズを乗せてトーストにしています。つけあわせに、レンジで蒸した野菜とヨーグルトを添えることが多いです」(30代ママ)
食パンを加熱せずに食べているというママの他、チーズトーストやフレンチトーストにして出しているというママの声がありました。調理方法や乗せる具材を変えることが子どもが飽きないポイントかもしれません。
「我が家ではシリアルを牛乳に浸したものとウインナー、目玉焼きを食べることが多いです。うちの子は牛乳が好きなので、味が染みたシリアルは食べやすいようです。果物を加えてアレンジすることもあります」(20代ママ)
用意するのにそれほど時間がかからないことから、シリアルを朝ごはんに取り入れているママもいるようです。糖分を摂りすぎないために、シリアルはノンシュガーのものを選ぶようにしているというママの声もありました。
何かと忙しい朝のごはんは、できるだけスムーズに食事が進むとよいですよね。時間がない朝に工夫したことをママたちに聞いてみました。
「食事の準備や子どもが待つ時間が少しでも短くなるように、朝ごはんに出すものは作り置きや前日のおかずを利用しています。作り置きは、アレンジのしやすい塩茹でした野菜や味つけ前の肉団子などが重宝しています」(40代ママ)
朝ごはんに常備菜や前日のおかずを利用して時短をしているというママもいるようです。同じメニューが続くと子どもが食べないことがあるので、味つけを変えるなど少しアレンジを加えてから出すようにしているいうママの声もありました。
「朝ご飯を出すときは丼ぶりものにしたり、食パンはサンドイッチにしたりと、朝は主食とおかずをいっしょに食べられるような工夫をしています。ご飯やパンに味がついていると子どもも喜んで食べてくれ、洗い物も少なく簡単にすむので私も助かっています」(20代ママ)
朝ごはんでは主食とおかずを一品にまとめているというママもいるようです。ご飯を炊き込みご飯にしたり、ヨーグルトに果物やきな粉を混ぜているというママの声もありました。
「ご飯を茶碗に盛ると食べさせてほしいと言われますが、一口サイズのおにぎりにすると自分で手づかみしながらパクパク食べてくれます。忙しいときは自分で食べてくれると私も嬉しいので、おかずもできるだけ食べやすい大きさや形状のものを作るように心がけています」(30代ママ)
ご飯やパンを手づかみ食べができるように工夫しているというママもいるようです。何でも自分でやりたい時期なので、一口サイズのおかずを作ったらスプーンやフォークを使ってがんばって食べてくれるようになったというママの声もありました。
2歳の子どもが朝ごはんをあまり食べないとき、どのように対応するとよいのか気になるママもいるかもしれません。子どもが朝ごはんを食べないときの工夫をママたちに聞いてみました。
「うちの子は時間をかけて朝ごはんを食べるため、時間内に食べきれないことがありました。起きる時間を30分早めてゆっくり食事がとれるようにすると、子どもにも私にも余裕ができ、子どもも最後までしっかり朝ごはんを食べられるようになりました」(30代ママ)
「起きてからしばらくは食欲がないようだったので、子どもがお腹すいたと言ってくるまで待ってみることにしました。次第に何時だったら食べられるのかがわかってきたので、朝ごはんを食べる時間を変えることにしました」(30代ママ)
子どもの朝ごはんがなかなか進まない場合は、起きる時間や食べる時間を見直したというママもいるようです。起きてからどれくらい経ったら朝ごはんが食べやすいのかや、食事時間がどれくらいかかるのかを考えて、何時に起きるかや朝食にするかを決めるとよいかもしれません。
「果物が好きなので、朝ごはんの最後にいちごやバナナなどを出すことにしています。パンやおかずを食べたら果物が食べられるので、好物のためにがんばって食べてくれています」(30代ママ)
朝ごはんに子どもが好きなものを用意しているというママもいるようです。好物を主食やおかずに混ぜたり、朝ごはんの最後のお楽しみにすると、子どもが喜んでくれるかもしれませんね。
2歳の子どもが、朝ご飯や食パンをあまり食べない、バナナだけしか食べないなどと悩んだときは、子どもが食べやすい簡単なおかずにするなど献立を工夫したり、起床や朝食の時間を何時にするかを見直すと食べてくれることもあるかもしれません。いろいろな方法を試してみて、朝ごはんの時間が子どももママも楽しくなるとよいですね。
2018年12月13日
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