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保育園登園前の朝ごはん。栄養バランスのよい理想のメニューは
保育園登園前の朝ごはん、いつもどのような朝食メニューを作っていますか? 少しでも時間を短縮できるよう、簡単レシピを知りたいママも多いかもしれません。また、子どもの健康を考えるとできるだけ栄養バランスのとれたメニューを食べさせたいですよね。子どもが朝ごはんを食べないときなどはどうしたらよいかなど、対処法なども併せてご紹介します。
簡単手間なし朝食の固定メニュー
保育園や出勤前の朝ごはんはできるだけ簡単に用意したいですよね。手間をかけずに用意できる朝食の固定メニューには何があるでしょう。
食パンセット
朝ごはんは白飯よりも食パンの方が食べやすい子どももいるかもしれません。朝食は食パンメニューが多いご家庭なら、子どもも固定メニューのほうが用意しやすいですよね。前の晩に作ったおかずを細かく刻み、チーズをのせてトーストすれば簡単にピザ風メニューができるようです。チーズの味といっしょなら、野菜が苦手な子どもでも積極的に食べてくれるかもしれません。
焼く前に食パンを三等分にカットしたり、硬いのが苦手な子どもにはパンの耳を除いてあげてもよいでしょう。ちょっとした工夫をすることで、子どもが朝ごはんにかける時間も短縮できるのではないでしょうか。
ジャムパンの場合は、ジャムが口につかないように、サンドイッチにしたり、ロールサンドイッチにするのもおすすめです。ジャムの種類を何種類か常備している家庭もあるようです。ジャムパンとヨーグルト、バナナの3点セットが固定メニューというママもいました。
ご飯セット
白飯とおかずが分かれていると、おかずしか食べない、なんてことはありませんか?白飯だけ残っていつまでも食べ終わらず、「早くして」と子どもに言ってしまう場合もあるでしょう。毎回それが続くようなら、丼ものメニューとして用意してもよいかもしれません。おかずを白飯にのせて食べれば、おかずの味が染み込んで白飯も食べやすくなりそうですよね。
味が付くごはんの範囲を少しずつ減らしていくと、白飯だけでも食べてくれるようになるかもしれません。朝ごはんを食べない原因を探してみてはいかがでしょうか。ご飯、ふりかけ、味噌汁、フルーツが固定メニューというママもいました。
果物やヨーグルト
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保育園に行くまでの時間は限られているので、のんびり屋の子や朝に食が進まない子のママ・パパは焦ってしまうこともあるでしょう。そのような子の場合は、簡単に食べられる果物やヨーグルトなどを用意するのがおすすめです。
たとえば月曜日と水曜日はフルーツ入りのヨーグルト、火曜日と木曜日はバナナ、金曜日はゆで卵とクラッカーなど、メニューが決まっていれば用意も簡単になりそうですね。余裕がなくて菓子パンしか準備できない日もある、というママの声もありました。栄養価が心配な場合は、牛乳に混ぜる栄養機能食品などをプラスすると少し安心かもしれません。
朝ごはんのレシピはここに気をつけよう
保育園登園前の朝ごはんは、どのようなことに気をつければよいのでしょう。朝食レシピで工夫したい点をご紹介します。
子どもの食べやすさ
子どもの朝食レシピで一番気にかけたいのが、食べやすさではないでしょうか。おかずが大きすぎたり噛みにくかったりすると、食べるのに時間がかかりますよね。食べることが面倒になり子どもから「朝ごはん食べない」と言われてしまう場合もあるかもしれません。
いつもより時間がない朝などは、食べやすいおにぎりやサンドイッチにしてもよいでしょう。一手間加わりますが、一口サイズにカットしておくと食べる時間を短縮できて効果的かもしれませんね。
遊び心のある盛り付け方
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料理の見た目を少し工夫することで、朝ごはんを積極的に食べてくれる場合もあるでしょう。子どもが好きな色やキャラクターの食器に用意したり、調理用ハサミやクッキー型を利用してかわいい盛り付けをしたり、子どもが楽しめるような工夫をしてもよいかもしれません。
子どもが苦手なにんじんグラッセを星型にくり抜いたところ、パクパク食べてくれるようになったというママの声もありました。ブロッコリーやプチトマト、ゆで卵も栄養があり見た目も華やかになるのでよいでしょう。余裕のある日の朝食レシピは遊び心のある盛り付け方に挑戦してみてはいかがでしょうか。
朝食後の片付けやすさ
保育園に子どもを送り届けたら、そのまま出勤するママもいますよね。朝食レシピを考えるときは後片付けのことも忘れずに考えられると余裕ができてよいかもしれません。食器はプレート1枚ですませた方が食器洗いも楽ですし、フライパンを使うより電子レンジ調理の方が手早く洗えそうですよね。いつもフライパンで作っているレシピを電子レンジで代用してもよいでしょう。
片づけ方法まで考えると、保育園前の朝ごはんがもっと簡単に用意できるのではないでしょうか。
気軽に栄養を摂れる
朝の余裕がないときでも食卓に出しやすくて、子どもも食べやすいのが、卵やフルーツ、乳製品です。子どものなかには朝から箸を使って食べるのは億劫に感じる子どももいるので、片手で食べられて、かつ栄養価が高いこれらの食品はおすすめです。
朝ごはんを食べないときの対処法
朝ごはんをなかなか食べてくれず、毎朝苦労しているママも多いかもしれません。保育園登園前には、空腹になってしまわないようにできるだけしっかり食べて欲しいですよね。朝ごはんを食べないときの対処法をご紹介します。
起床時間や生活習慣を見直す
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子どもが起きてから朝ごはんを食べるまで、どれくらい時間を空けていますか?起床後すぐに朝ごはんでは、空腹ではなかったり、食事の気分にならない場合もあるかもしれません。気分が乗らないまま朝ごはんを食べても、食事を楽しめなかったり時間がかかってしまうこともありますよね。
毎日急いで朝ごはんを食べているなら、起床時間を見直してみてはいかがでしょう。早寝早起きの習慣を身につけると時間にゆとりができ、朝食を取りやすくなるかもしれませんね。
子どもが好きなメニューを用意する
自分の好きなメニューがあるとごはんの時間が楽しくなったりしますよね。食べる意欲も湧いてきて、あっという間に朝ごはんを食べられるかもしれません。メインメニューとサブメニュー、どちらかひとつは子どもの好みに合わせてみてはいかがでしょう。
菓子パンは身体に悪いから食べさせないママもいると思いますが、子どもが喜ぶキャラクターの菓子パンをたまになら取り入れるという声もありました。朝食の時間を短縮できたり、朝ごはんを食べない日を減らせていけるとよいですね。
プチトマトやブロッコリーで彩りを
子どもは見た目が華やかだったり、色とりどりだと口にしてくれることもあります。プチトマトやブロッコリーで彩りを添えてみてはいかがでしょうか。空腹感がなくても、少しは口にしてみようと思うこともあるでしょう。
朝食での完食は目指さない
朝ごはんを毎日完食できたら理想ですが、残してしまう場合もありますよね。味が好きじゃなかったり、食べるより遊びたがっていたり、理由はいろいろと考えられますが、無理に食べさせようとすると子どもの機嫌をそこねてしまうだけではないでしょうか。
残さず食べる習慣付けも大切かもしれませんが、毎日急かしたり余裕がなくて小言を言ってしまうようなら、無理して完食を目指す必要はないかもしれません。おにぎりやパンを半分、野菜を一口食べたらOKなど、効果的な声かけを探してみましょう。時間にゆとりのある夕食や週末に、食事や食べ物の大切さを教えてみてはいかがでしょうか。
保育園登園前の朝ごはんを一工夫してみよう
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朝ごはんを食べない日があると、保育園で空腹になってしまわないか心配になるママもいるでしょう。だらだら時間をかけて食べる子どもに「早くして」とつい促してしまう場合もあるかもしれません。理想を一度捨てて、朝食メニューやレシピを見直してみると、すてきな1日のスタートがきれるかもしれません。子どもが進んで朝ごはんが食べられるよう、ママと子どもにあった方法が習慣化するとよいですね