幼稚園のプレスクールとは。プレ保育はいつから行けるのか、必要かなど体験談

幼稚園のプレスクールとは。プレ保育はいつから行けるのか、必要かなど体験談

幼稚園のプレスクールとは何か、プレスクールに行く必要があるのか行かないでよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、プレ保育とはどのようなことをするのか、いつから行けるのか、申し込み方法、プレスクールに行くときの準備について体験談を交えて紹介します。

幼稚園のプレスクールとは

幼稚園のプレスクールとは本来「入学前の」という意味の言葉のようですが、日本では一般的に、未就学の親子を対象に幼稚園の様子を知ってもらい、幼稚園に慣れてもらう経験をするという目的で行っているようです。プレスクールの料金、回数などは幼稚園によってさまざまなようです。


プレスクールの内容

「プレ保育の内容は、始めのうちは親子参加で工作をしたりふれあい遊びをしたりしました。途中からは子どものみの参加で、リトミックをしたり、園庭で遊んだりしていました」(4歳児のママ)

「バスで幼稚園に行き、園庭や教室で遊びお昼ご飯を食べて帰ってきます。在園児と同じようなカリキュラムで生活するようで、入園前に幼稚園生活が体験できてよかったです」(3歳児のママ)

園庭や教室で自由に遊んだり、工作をしたりと活動内容は幼稚園によって異なるようです。プレスクールの開催時間は、1時間程度や、幼稚園生活を体験できるようにお昼を挟んで4、5時間すごすなど幼稚園によってさまざまなようです。


プレスクールはいつから

「いつからプレスクールに参加できるか幼稚園に聞いたところ、入園する1年前から参加できると聞いたので、3歳になる年の4月からプレスクールに通いました」(4歳児のママ)

基本的には幼稚園入園の1年前から参加できる園が多いようですが、1歳児クラスや2歳児クラスなど複数の年齢のクラスを設けている幼稚園もあるようです。プレスクールにいつから参加できるか幼稚園に確認してみるとよいかもしれません。


申し込み方法

幼稚園
Dmitri Ma/Shutterstock.com

「幼稚園の見学会があり、そこでプレ保育とはどのようなものかを知りました。いつから申し込みが始まるか確認したらすぐできると言われたので、その場で申し込み用紙を記入し申し込みました」(3歳児のママ)

プレスクールの申し込みがいつからかは幼稚園によってもさまざまなようですが、一般的にはプレスクールに入園したい年の1月から4月の間で行われるようです。申し込み方法は、幼稚園に出向き申し込みをしたり、電話やFAXで申し込みできる幼稚園もあるそうです。

早いところは、前年の秋頃から説明会や見学会が開催され、その場で申し込みができる場合もあるようなので、幼稚園のホームページを確認したり、幼稚園に直接電話をしたりして早めに確認できるとよいですね。

プレスクールは必要?

プレスクールは行くべきか、行かないこともあるのか気になるママもいるのではないでしょうか。プレスクールに行ったママと行かなかったママに体験談を聞いてみました。

「プレ保育とは何か知らなかったのですが、友だちに誘われてプレ保育に行きました。手遊びをしたり園庭で先生や友だちと楽しそうに遊んでいる子どもの姿を見たら、行ってよかったと思いました」(3歳児のママ)

「プレ保育に申し込みしたのですが、行かないと泣くことがあり、途中から行きませんでした。あのときは、まだ早かったのかなと感じています」(4歳児のママ)

プレスクールの必要性はママによって捉え方が違うようです。幼稚園の様子を見比べたり、子どもにあう幼稚園を見つけるために複数のプレスクールに参加したママもいるようです。プレスクールに行かない場合でも、園開放や説明会など幼稚園を知る機会はほかにもあるので、そちらを利用するのもよいかもしれませんね。

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行ってよかったことと大変だったこと

プレスクールに参加したママたちに、よかったことと大変だったことを聞いてみました。


行ってよかったこと

「プレ保育に通うようになってトイレの習慣がつきました。トイレトレーニングをしないといけないと思っていたのですが、幼稚園でトイレの練習をしてくれたので楽にオムツが外れました」(4歳児のママ)

「入園前に幼稚園生活に慣れさせたいと思い、プレ保育に行きました。始めのうちは私から離れなかったのですが、1カ月経った頃から泣かずに楽しそうに遊ぶようになり、子どもの成長を感じられて嬉しかったです」(4歳児のママ)

プレスクールで先生やお友だちといっしょに生活することで挨拶や手洗いなどの生活習慣が身についたという声もありました。子どもが幼稚園は楽しいところだと感じてくれて、入園した後も嫌がることなくスムーズに通園できるようになることもあるようです。


大変だったこと

「まだ赤ちゃんの下の子を連れてプレ保育に参加したのですが、グズってしまったり、授乳が必要だったりして大変でした。プレスクールの日は、できるだけ実家の両親に下の子を預かってもらうようにしていました」(4歳児と1歳児のママ)

「歩いて通える幼稚園だったのですが、遊び疲れておんぶをしてとお願いされた日などは体力的に大変でした」(4歳児のママ)

子どもがプレスクールに行くのを嫌がるときの対応や送迎が大変だったというママの声もありました。子どももママも初めての経験で大変だと感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていけるのかもしれませんね。

プレスクールに行くときの準備

プレスクールに行くときには、どのような準備が必要なのでしょうか。服装や持ち物について聞いてみました。


子どもの服装

絵の具遊び
Poznyakov/Shutterstock.com

「絵の具遊びや砂遊びで汚れると聞いたので、洗濯しやすいカットソーにレギンスで行きました。靴は、サイズの合ったスニーカーを履くようにしました」(3歳児のママ)

体を動かしたり思いっきり遊んだりできるように、汚れてもよい動きやすい服装がよさそうです。スカートやフード付きの服は遊具に引っかかてしまうこともあるので、避けるようにしていたというママの声もありました。靴はスニーカーなど履きなれたものがよいようです。


持ち物

「外遊びがあるので帽子と水分補給のための水筒、着替えを持って行きました。着替えがあると汚れを気にすることなく、思いっきり遊ぶことができました」(4歳児のママ)

ほかにも上履きやタオル、お弁当が必要な幼稚園もありました。季節によっては水着や上着などを持って行くこともあるかもしれません。幼稚園によって持ち物は異なるようなので確認してみるとよいでしょう。

プレスクールは子どもにあわせてを選ぼう

絵の具で遊ぶ子ども
Krunja/Shutterstock.com

幼稚園のプレスクールとは、入園前に幼稚園の様子を知ったり慣れてもらうために行われているようです。活動内容は幼稚園によってさまざまなので、申し込み方法やいつから参加できるかなどもあわせて、早めの情報収集が必要となるかもしれません。プレ保育とは何かを知って、プレスクールに行くか行かないかをじっくり検討できたらよいですね。

2018年07月14日


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