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ママたちにきいた赤ちゃんの夜泣きの原因や授乳などの対策方法とは
赤ちゃんに合った夜泣き対策を見つけよう
夜泣きをする赤ちゃんに悩むママは多いのではないでしょうか。今まで泣かなかったのに月齢が進むと突然夜泣きが始まったというママの声や、泣いていてもしばらく様子をみてよいのか迷うといった声もあるようです。今回の記事では、赤ちゃんが夜泣きする原因や授乳などの対策方法、ママたちがイライラしない工夫などについて、体験談を交えながらご紹介します。
※この記事の内容は、2025年10月22日に更新されたものです。
ママたちが考える赤ちゃんの夜泣きの原因とは
赤ちゃんはどのようなことが原因で夜泣きをしているのか、夜泣きの原因とは何かわかったら対策もしやすくなりそうですよね。ママたちに赤ちゃんがどのようなときに夜泣きをするのか、夜泣きの原因に関する体験談を聞いてみました。
生活リズム・睡眠リズムが整っていない
2歳児のママ
朝起きるのが遅くなったり、お昼寝をしなかったり、夜寝る時間が遅くなったりと、生活リズム・睡眠リズムが崩れてしまうことが夜泣きにつながっているかもしれません。眠りたいのにうまく寝つけない赤ちゃんの様子を見て、かわいそうだと感じたママもいるようです。生活リズム・睡眠リズムが整うように、寝る時間や起きる時間がいつも同じになるように意識しているというママの声もありました。
不安を感じている
3歳児のママ
寝かしつけたあとに、家事をしようと離れたときの物音で泣き出してしまったことがあります。私が離れて不安を感じていたようです。
3歳児ママ
寝返りが早く、生後4カ月に入ってすぐに寝返りができるようになっていました。寝ているときに寝返りをしてうまく戻れないときに不安になってしまうのか、夜泣きをすることがありました。
眠りたいのにうまく寝つけず何度も目が覚めてしまったり、赤ちゃんが深い眠りにつく前にママが離れると近くにママがいないことに不安を感じたり、もっとママに構ってほしくて夜泣きする子もいるようです。物音がしないように極力気配を消して寝室を出ているというママの声もありました。
赤ちゃんが深い眠りにつくまでそばにいたり、スキンシップを多めにとることで夜泣きが落ち着くかもしれません。
お腹が空いている
6歳、1歳児のママ
寝る前の授乳時間が短くあまり飲んでいないとき、夜泣きをしていました。おむつをみてもおねしょをほとんどしていなかったため、授乳するとそのまま寝てしまいました。お腹が空いているとうまく眠れないのだと感じました。
授乳で寝かしつけをしているママもいるようですが、母乳やミルクの量が足りていなかったり、赤ちゃんが寝たと思いママが途中で授乳をやめてしまったりすると夜泣きをしてしまう場合もあるようです。
寝かしつける時間を考えて早めにミルクをあげるなど、授乳のタイミングを工夫してみるのもよいかもしれませんね。
寝室の環境
2歳児のママ
寝室の照明や室温によって、夜泣きしてしまうことがありました。照明は夜間の授乳のために授乳ライトを使って、室温もエアコンなどで調整しています。
照明や室温など寝室の環境によって、夜泣きをしてしまうというママの声もありました。どのような環境で赤ちゃんがぐっすり眠れるのか、いろいろ試してみる必要がありそうですね。
ママたちが考える赤ちゃんの夜泣き対策
赤ちゃんが夜泣きしたとき、ママたちがしている対策とは何かについて体験談を聞いてみました。
スキンシップ
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4歳、2歳児のママ
抱っこをすると寝てくれるときがありました。それでも寝ないときにはパパに抱っこをしてもらって家の中を歩いたり、優しく揺らすと振動が心地よいようで寝てくれることが多かったです。
6歳、3歳児のママ
仕事などやるべきことがあるのに寝ないときは、おんぶをしながら仕事をしていると、いつの間にか寝ていました。
他にも、そばにいて背中をさすっていると泣き疲れて寝ることがあったというママの声もありました。ママたちは夜泣き対策としてスキンシップを取ることを意識しているようです。
授乳
4歳、2歳児のママ
生後4カ月の夜泣きのときは、1度起きあがって授乳をするとすぐに泣き止んで寝てくれました。
6歳、3歳児のママ
夜泣きがおさまらないときは添い乳をすると泣きやみ、寝ると自然と口を開いてくれるのでそのタイミングでそっと外していました。
起き上がって授乳をしたり、横になったまま添い乳をしたりと授乳の仕方はさまざまでしたが、夜泣き対策に授乳をしているママが複数いました。
寝かしつけ用のおもちゃを使う
6歳、3歳児のママ
音楽が流れ、天井に映像が映し出されるおもちゃを購入して寝かしつけのために使っていました。これを使うと寝てくれるときもありました。
おもちゃの他にも、寝かしつけに使えるアイテムはいくつかあるようなので、赤ちゃんに合ったものを見つけられるとよいかもしれません。
環境を整えたり生活リズムをつくる
6歳、3歳児のママ
部屋の照明を早めに暗くしたり、テレビを消すなど眠りにつきやすい環境を整えていました。
2歳児のママ
買い物や赤ちゃんが遊べる会に参加したりと日中にいろいろなところに出かけていたので、昼は動いて夜には寝るという生活リズムができたからか、夜泣きが少なくなりました。
月齢が経つと生活リズムを意識しだすママも多いようなので授乳、お昼寝、外出などの生活リズムを整えることからはじめてみるのもよさそうです。
赤ちゃんの夜泣きでイライラしたときのママたちの対策
赤ちゃんの夜泣きが続くとママもイライラしてしまうときもあるかもしれません。ママたちがイライラしないためにした対策とはどのようなことでしょうか。
周りの人に相談して協力してもらう
Milatas/i.Stock.com
4歳、2歳児のママ
寝不足が続きつらかったときパパに相談して、週末はパパに寝かしつけをしてもらい、たっぷり寝る時間をとっていました。
5歳、2歳児のママ
夜泣きが続いたときは、パパに相談して育児の分担を替えてもらいました。週に何度かしっかり睡眠を取ることができたので、気持ちがだいぶ楽になりました。
ママが1人で頑張るのではなく、ときにはパパや家族に相談して協力してもらう時間をつくると、気持ちが楽になるかもしれません。パパに相談して育児・家事の分担を見直したというママもいました。
少し離れて様子を見る
3歳児ママ
赤ちゃんが夜ずっと泣き止まなかったとき、あえて少しの時間様子を見たことがありました。赤ちゃんの様子がわかるよう隣には寝たままでやや距離をとり、体はしばらく赤ちゃんとは反対側を向いていました。
2歳児のママ
夜泣きがおさまらず気持ち的につらくなったときは、赤ちゃんをベビーベットなど安全な場所に寝かせて、数分赤ちゃんから離れて1人になる時間をつくっていました。少しでも離れると気持ちが落ち着いて赤ちゃんのもとに戻れました。
1人になる時間を意識的につくることによって、気分転換できるかもしれませんね。タイミングを見て再び寄り添うことで、落ち着いて対応できるでしょう。赤ちゃんから離れる場合は周囲に危ないものがないか確認し、様子がわかる距離にいて、長時間の放置はしないようにしましょう。
気持ちを切り替える
6歳、3歳児のママ
夜泣きが続き、仕事や家事など赤ちゃんが寝てからやろうと思っていたことができずにイライラすることが多かったので、どうしようもないときは気持ちを切り替えて、泣いていても洗濯物を干すまではやるなど「ここまで」と決めたことを先にやっていました。
4歳、2歳児のママ
ミルクをあげて、オムツも濡れていないのに夜泣きすることがありました。生後4カ月のときは何が原因で泣いているのか分からないこともあり、どうしようもないときは諦めて、ただそばにいることに徹していたときもありました。
夜泣きはすぐに止まらないこともあるようなので、1度深呼吸してママ自身の気持ちを落ち着かせるとよいのかもしれません。あまりにも気持ちが辛いときは、パパや家族などに相談してみましょう。
一般的に赤ちゃんの夜泣きは、自閉症等の発達障がいの直接的なサインとは考えられていませんが、もし気になる場合は、一度かかりつけの医療機関や子育て支援センターなどに相談してみるのもよいかもしれません。
赤ちゃんの夜泣きでイライラして揺さぶるのはNG
夜泣きでイライラしても、対策として赤ちゃんを強く揺さぶってしまうのは絶対にやめましょう。厚生労働省の資料によると、「乳幼児揺さぶられ症候群」を引き起こし、重大な後遺症が残ってしまう可能性や最悪の場合は死に至ることもあります。
赤ちゃんは体に比べて頭がとても大きく、そのため強く揺さぶると首がしなり脳のまわりの血管や脳神経に損傷を与えてしまいます。赤ちゃんは泣くのが仕事であって、泣いてイライラしても当然のことと割り切るのがよいかもしれません。
赤ちゃんの夜泣きはいつからいつまで?
赤ちゃんの夜泣きは期間限定のものとわかっていると、イライラをおさえやすいこともあるかもしれません。夜泣きの期間は個人差はありますが、上の子を育てた経験から大体生後5ヶ月前後から2歳前後くらいまでといったママの声もありました。
赤ちゃんの時期は振り返るとあっという間に終わってしまうので、その時は夜泣きで大変でも子育てを存分に楽しめるとよいですね。
赤ちゃんの夜泣きでママが睡眠不足の場合の対策
赤ちゃんの夜泣きで睡眠不足のとき、翌日を乗り切るのが大変なこともありますよね。
その場合の対策として、まず朝になったらカーテンを開け日光を浴び、朝食をきちんととって体内時計をリセットします。
もし時間があれば、午前中に15〜20分程度の短時間の昼寝をするのがおすすめです。長時間の昼寝は夜の睡眠に影響するため注意します。
また、適度にカフェインをとって眠気を覚ましたり、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動、人と会話することも気分転換になります。 睡眠不足が続くと生活習慣病などのリスクも高めるため、改善が難しい場合は専門家への相談も検討しましょう。
赤ちゃんに合った夜泣き対策を見つけよう
PonyWang/i.Stock.com
今回の記事では、赤ちゃんが夜泣きする原因と授乳などの対策方法、ママたちがイライラしない工夫を聞きました。
月齢が進むと、昼夜の生活リズムが整ってくる赤ちゃんもいるようですが、夜泣きが激しく悩んでいるママもいるようです。ママがつらく感じたり放置してよいのか考えたりするときには、赤ちゃんから離れて少し様子を見る、周りの人に協力してもらう、授乳や抱っこ、おもちゃを使うなどママたちが実践してきた方法を試してみて、赤ちゃんに合った夜泣き対策が見つかるとよいですよね。
赤ちゃんが夜泣きをしないというのは難しいかもしれませんが、ママも苦しくならないように気持ちを切り替えて日中に外出するようにしてみる、夜は眠れる環境を意識するなど、生活リズムを整えることから始めてみるのもよいかもしれませんね。

























お出かけした日やお昼寝を長くしてしまった日などに就寝時間がずれると、眠りたいのにうまく寝つけなくて夜泣きをしているようでした。睡眠リズムが整うよう、就寝時間から逆算して1日のスケジュールを立てるようにしています。