お食い初めの簡単なお祝い方法。しない、できないと考えているママに簡単レシピも紹介

お食い初めの簡単なお祝い方法。しない、できないと考えているママに簡単レシピも紹介

赤ちゃんのお食い初めのお祝いを、忙しさなどからできないと考えているママもいるかもしれません。この記事では、お食い初めをしたかしないかの体験談、忙しくてできないと考えているママたちに向けた簡単にできるお祝いやレシピをご紹介します。

赤ちゃんの成長を祝うお食い初め

お食い初めとは、赤ちゃんが食べるものに困らないように願う伝統行事のことで、赤ちゃんの生後百日を迎える頃に行われることから「百日祝い」とも呼ばれています。お食い初めのお祝いのお食事には鯛やお赤飯などのお膳を用意し、長寿になるようにという願いを込めて、年長者が赤ちゃんに食べさせる真似をするとされています。

お食い初めをしないこともある?

子どもの成長を祝い、お食い初めのお祝いをしたいけれど、さまざまなタイミングや忙しさなどでやるかやらないかを迷うママもいるようです。お食い初めをしたママとしなかったママに、それぞれ話を聞いてみました。


お食い初めをした

画像
© ri。- Fotolia

「祖父母を呼ばず家族だけでこじんまりお祝いをしました」(1歳児のママ)

「お食い初めをするかしないか迷っていたのですが身内に『お食い初めやらないの?』と言われ慌てて準備をしました。忙しくなってしまいましたが、一生に一度のことなので今思うとやってよかったなと思います」(2歳児のママ)

赤ちゃんの成長を祝うイベントなので、しっかりお祝いをしたというママの声もありました。家族の環境や状況などもさまざまなため、誰を呼ぶのか、どこでどのようにお祝いを行うのかは、家庭によって違いがあるようです。


お食い初めはしない

「祖父母や両親、私たちの予定を合わせることが難しかったので、お食い初めのお祝いはしませんでした」(1歳児のママ)

「お食い初めをやりたいとは考えていたのですが、準備などが大変そうであきらめてしまいました。その代わり初めて離乳食を食べるときは、ちょっとしたお祝いのようにしました」(2歳児のママ)

仕事や育児で忙しかったため、お食い初めをしないようにしたママもいるようです。家族の予定が合わず、集まることができないというママの声もありました。

こちらの記事も読まれています

簡単にできるお食い初めのお祝い

時間や余裕がない中で、お食い初めを簡単に行ったというママもいました。簡単にできるお食い初めのお祝いについて、体験談を聞いてみました。


みんなで食事に行く

画像
iStock.com/bennymarty

「お食い初め膳を用意してくれる食事処に行きました。自分で用意も片づけもしなくてもよいのはありがたかったです」(1歳児のママ)

「自宅に人を招待するとなると家の片づけから考えなければならないので大変ですが、外で食事をする場合はその心配がないので当日の朝も気が楽でした」(1歳児のママ)

3カ月の赤ちゃんの子育てをしながら、家の片づけやお食い初めの用意をママ一人ではできないかもしれません。お食い初め膳を用意してくれる食事処やレストランで行えば、ママもみんなといっしょに食事をしながら、楽しくお祝いをすることができそうですね。


お食い初め膳を宅配

「宅配のお食い初め膳を利用しました。予約した日時に届けてくれるので、自宅で待っているだけでよく、とても便利でした」(1歳児のママ)

「インターネットのサイトでお食い初め膳を選びまました。解凍して温め直すだけでよく、味もおいしかったので、選んでよかったと思いました」(2歳児のママ)

宅配のお食い初め膳を利用したというママの体験談がありました。お食い初めに必要な料理が全て揃っているので、忙しいママに嬉しいサービスかもしれません。


家族だけでお祝い

「時間がなくて、お食い初めのお祝いの予定を立てることができない状態でした。なので私とパパと赤ちゃんの3人だけで、お家で簡単にお祝いをしました」(1歳児のママ)

祖父母など身内や知人を招待するとなると、前もって日にちを決めるなど、段取りや準備が必要となるようです。家族だけでお祝いをする場合は、段取りや準備などに手間をかける必要もないので、簡単に行うことができるかもしれませんね。

簡単に作れるお食い初め膳 

画像
© norikko - Fotolia

お食い初めのお祝いで大変なのは、お食い初め膳の用意といえるかもしれません。お食い初めは一般的に「一汁三菜」が基本とされているようです。今回はその中でも準備に手間のかかる鯛、お赤飯、煮物を簡単に用意した体験談をご紹介します。


尾頭付きの鯛はスーパーで予約

「知り合いから、スーパーの鮮魚売り場で尾頭付きの鯛を焼いてもらったという話を聞き、近所のスーパーへ問い合わせました。見た目もよく、おいしく仕上げてくれました」(1歳児のママ)

「お食い初め膳に使う鯛をデパートの鮮魚店コーナーに電話して予約しました。自分で下処理をして焼くのは難しいと考えていたので利用してよかったと思いました」(2歳児のママ)

尾頭付きの鯛を調理可能かどうか、何日前の予約が必要なのかはお店によって違うようなので、事前に問い合わせておくとよいかもしれません。


お赤飯はレトルトを使って

「生後3カ月の赤ちゃんの育児をしながらお赤飯を手作りするのはとても無理だったので、洗ったお米に混ぜるだけでお赤飯が作れるレトルトを使って用意しました。簡単に準備することができよかったです」(1歳児のママ)

お赤飯を炊くことを難しいと考えるママもいるようです。お赤飯を作るためには小豆を事前に水に浸しておいたり、柔らかく似たりと、少し手間もかかりますよね。

お赤飯の素を使えば、いつもご飯を炊くように簡単にお赤飯を作ることができて楽だったというママの声もありました。


煮物はつゆの素で味付け

「煮物は普段あまり作らないのでどうしようかと悩んだのですが、母からつゆの素を使うと簡単に作れるよと教えてもらったので、作ってみました。煮るだけでおいしくできあがったので意外と簡単だと思いました」(1歳児のママ)

煮物の味付けはつゆの素を使うと簡単にできるというママの体験談がありました。少し時間に余裕があれば、にんじんやれんこんなどの野菜を飾り切りすると、見た目にもおいしそうに仕上がるかもしれません。

お食い初めは祝う気持ちを大切に

画像
© ri。- Fotolia

お食い初めをするかしないかは、それぞれの家庭によって違うようです。お食い初めの準備を一から行うのは大変だと感じるママもいるかもしれませんが、食事に行ったり、お食い初め膳の宅配を利用したり、また料理を簡単に作れる工夫を取り入れるようにすると、ママも負担なく用意ができるかもしれません。

それぞれの家庭に合わせた形で赤ちゃんの成長をお祝いができるとよいですね。

2018.07.08

レクチャーカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【KIDSNA STYLE】一緒に盛り上げてくれるアンバサダーを大募集

KIDSNA STYLEと一緒に、全てのママへ素敵な子育て情報を届けよう!KIDSNAアンバサダーに登録された方には限定プレゼント、記事出演やイベントを通じたアンバサダー同士の交流会をご用意しております。限られた子育て期間を、素敵にアップデートしてみませんか。