日々の生活を送っていく上で必要不可欠な家事。でも、家事ってきりがないですよね。「いくらやっても終わりが見えない……」なんて嫌気が差してしまうことも。そこで今回ご紹介するのが「家事のリスト化」という方法。息が詰まりがちな家事の、ちょっとした手助けになるかもしれません。
普段当たり前のように行っている家事をリストに書き起こし「見える化」してみませんか?
家事をリスト化することで、やること・やったことが明確になり、家事に起こりがちな「やり忘れた!」「いくらやっても終わらない!」ということを防ぎやすくします。
まずは日々の家事を思い起こして、細かく書き出してみましょう。「ノートに手書きで」「パソコンを使って」など、自分がやりやすい方法で始めてみましょう。
最近ではやるべきリストなどを簡単に作成できる携帯アプリもあるので、自分に合った方法で、思いつく家事を書き出してみましょう。
家事の書き出しが完了したら、次は優先順位をつけましょう。
光熱費の支払いなど、期日が設けられている家事は優先順位が高いと考えられます。また「今月は絶対に換気扇掃除をしたい!」と自分の中でやり遂げたい家事がある場合も、優先順位を高く設定しましょう。
最初に書き出した家事の横に、いつまでにやるか期日を記載します。毎日やらなければならない料理・洗濯といった家事も、朝・夜いつやるものなのかを大体で良いので記載していきます。ここまできたら、家事のリスト化までもう一息です!
最後に、書き出した家事を生活スケジュールに落とし込みます。
〇月〇日
「朝→洗濯機を回す・朝食準備・ゴミ出し」
「昼→光熱費の支払い・風呂掃除」
「夜→夕飯準備・洗濯の取り込み」
など、前工程でどの家事をいつやるのかおおまかに設定しているので、各家事を自分の日々の生活スケジュールに落とし込んでいきます。すると自然に日々の家事リストが完成します。
家事の横にはやった・やらないが一目でわかるよう、チェック欄を設けましょう。
これで使い回しの効く、自分だけの「家事リスト」の完成です!
家事の中には、実は「見えない家事」もたくさんあるということをご存じでしょうか?
たとえば、料理ひとつ作るにしても「献立を考える」「調味料を補充する」など、今まで自然と行っていた作業は、
実際その一連の工程が「家事」として成立していたりするのです。
「見えない家事」も意識して書き出していくことで、より充実した家事リストを作成することができますよ。
育児に必要な家事は膨大な量になります。また、子どもの成長につれて育児に必要な家事は目まぐるしく変化していくでしょう。
リストの使い勝手を考えて、通常の「家事リスト」とは別に「育児リスト」を作成することをおすすめします。
引越しや復職のタイミングなど、ライフスタイルの変化によって日々やらなければならない家事も変化していきます。
毎日食材の買い出しにスーパーに行っていたけれど、復職を期に週末にまとめて買い出しをするようになったなど、生活の変化に合わせて家事リストも見直していきましょう。
リストを見直すことで、「こうしたらもっと効率がよくなるかも」など、家事の改善点を発見できるかもしれません。
終えた家事をリストで一目で確認できるため「今日はこんなにたくさん家事ができた!」と、達成感を感じやすくなります。終えた家事リストにチェックをつけることが日々の生活のちょっとした楽しみになるかもしれませんよ。
仕事をしていると「業務時間」と「プライベート時間」を区別しやすいですが、実は家事も一緒です。家の中にいる時間を「家事をしている時間」と「それ以外の時間」に区別することができ、家事リストによって時間の線引きがしやすくなります。
家事リストの使用に慣れてくると、1つの家事にかかるおおよその時間もわかってくるため、「今日の家事にかかる時間は大体〇時間だから、それ以外の時間は趣味に充てよう」など、家での時間を効率よく過ごしやすくなります。
細かく家事リストを作成することで、「こんなにたくさん家事をしていたのか」と、夫が気づくきっかけになるかもしれません。
家事をリスト化したことによって「これ位だったらやるよ」と夫が積極的に家事を手伝うようになったり、「これ手伝いたい」なんて子どもが声をかけてくれるようになったというケースも。
どの家事を誰がやったかをリストに書き込めるようにして「今日は〇個家事をやったからママの勝ち!」なんて、ゲーム感覚で家族皆で家事に取り組んでみるのも楽しいかもしれませんね。
今まで漫然と行っていたために、終わりが見えずうんざりしがちだった家事。リスト化することで、日々の家事のゴールが明確になると、モチベーションも上がってくるのでは……。
育児に仕事にと、毎日たくさんのことをいこなさなければならない忙しいママだからこそ「家事のリスト化」を試してみてはいかがでしょうか?
リスト化がいずれは家事の時短にも繋がり、家事に抱えていたプチストレスを解消できるひとつのきっかけになるかもしれませんね。
2017年07月04日
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