離乳食中期の子どもを育てるママたちに聞いてみると、子どもが離乳食を食べないことが気になるママが多いようです。離乳食中期の目安量を知りたいこともあるかもしれません。今回の記事では、離乳食中期の目安量(グラム、大さじ)や、子どもが離乳食を食べないときの工夫について体験談を交えてご紹介します。
離乳食を初めて3カ月目~4か月目の離乳食中期は、食事の回数が1回から2回に増え、食べる量も少しずつ増やしていきたい時期です。
離乳食中期の子どもたちの食事の様子を聞いてみました。
モグモグ期と呼ばれる離乳食中期は、子どもが離乳食を食べないことを気にするママが多いようです。どのように量を増やせばよいのか、目安や適量がわからないといった声も聞こえました。
離乳食中期は一回の食事でどのくらいの量を与えるとよいのでしょうか。
離乳食初期の頃は「大さじ」や「小さじ」で表記されていたのに中期になると「グラム」表記になることがあり、戸惑うママもいるようです。厚生労働省の資料を元に食材別の目安量を「グラム」と「大さじ」でご紹介します。目安量のため、実際に与える量は子どもの成長に応じて調整しましょう。
米などの穀類の一回あたりの食事の目安量は、全がゆで50~80グラムほどです。大さじだと3杯~5杯強程の量になります。
離乳食中期は舌でつぶせるくらいの固さに調理しましょう。
野菜や果物の目安量は一回あたり20~30グラムです。大さじでは1杯強~2杯となります。
一回あたりの総量の目安のため、野菜を10~20グラム与えたら、果物は10グラムにするなど調整しましょう。
たんぱく質性食品の目安量は以下のとおりです。
・魚 10~15グラム(大さじ1杯弱~1杯)
・肉 10~15グラム(大さじ1杯弱~1杯)
・豆腐 30~40グラム(大さじ2杯~3杯弱)
・卵 1/3個 (大さじ1杯強)
・乳製品 50~70グラム(3杯強~4杯半)
例えば牛乳やヨーグルトなどの乳製品を70グラム食べたら、一回あたりの食事に必要なたんぱく質の目安量は足りていることになります。魚を一口(5グラム程)しか食べなかった場合には、他のたんぱく質性食品で補うとよさそうです。
離乳食中期は、思うように食事量が増えていかないことがあるかもしれません。子どもが食べないとき、ママたちはどのような工夫を取り入れたのでしょうか。
子どもに合わせて量を調整したママもいるようです。離乳食中期の子どもは、食べたり食べなかったりする食べムラがあるため、子どもがそのときに食べきれる量を与えるとよいかもしれません。
離乳食中期になり、食材の形状やかたさが変わったことで食べなくなる子どももいるようです。離乳食中期は舌でつぶせる豆腐くらいのかたさを意識して、食材のかたさを調整しましょう。子どもが食べやすいと感じ、食べる量が増えるかもしれませんね。
離乳食中期の子どもは離乳食より、母乳やミルクから栄養を取り入れる割合が多いようです。無理に食べさせようとせず、子どものペースに合わせて離乳食を進めるとよさそうです。
離乳食中期は子どもが食べないことがあり、食べる量が気になるママが多いようです。
食材のかたさを子どもが食べやすいように調理したり、子どもが食べきれる量を与えるとよさそうです。食材の目安量は参考程度に、子どものペースに合わせて離乳食を与えましょう。
離乳食中期は母乳やミルクからも栄養が取り入れられるため、無理に食べさせようとせず食べることの楽しさを子どもに伝えられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年11月1日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年11月03日
安心・安全はもちろん「おいしく食べること」や「サステイナブル(持続可能)」を大切にしている生活クラブは、食材などを自宅まで届けてくれる宅配サービスです。今回KIDSNAでは、実際に愛用している方のお宅を訪問してきました。生活クラブをはじめたおかげで暮らしにゆとりができたことや暮らしの変化、続ける理由など「生活クラブのある暮らし」をレポートします。
生活クラブ連合会
PR
プロが厳選した特別な食材やバランスよく豊富に取りそろえた野菜、デリバリーと思えない上質な料理を自宅で体験できるサービスなどをピックアップ。家族で過ごす大切な食卓の時間に、おいしく安心安全な食材や料理を取り入れてみては。
家族の暮らしに欠かせないキッチン家電。機能性はもちろんデザイン面でもお気に入りを見つけたいですよね。今回は、日々の暮らしや食卓をバージョンアップしてくれるアイテム「ポータブル ガス カセットコンロ ”ヒバリン”」と「ポータブル ガス ホットプレート ”プチパン”」をご紹介。ポータブル式なのでキャンプやBBQでも大活躍!アウトドア好きのママ&パパ必見です。
日本エー・アイ・シー株式会社
PR
ひな祭りやこどもの日など、初節句を迎える赤ちゃんに特別な離乳食を用意したいと考えるママもいるのではないでしょうか。今回は、初節句用の離乳食を作るときに意識したこと、初期や中期、後期、完了期など時期別に菱餅やこいのぼりをモチーフにした離乳食メニューを体験談を交えてご紹介します。
1歳の子どもと焼肉店で食事ができるか気になるママもいるかもしれません。ほかのママたちは、いつから子どもに焼肉を食べさせたのか知りたい場合もあるでしょう。今回は、ママたちは子どもに焼肉をいつから食べさせたか、焼肉を食べるときや焼肉店で気をつけたことについてご紹介します。
内祝いにコーヒーを贈るとき、どのようなコーヒーを選ぼうか迷うことがあるかもしれません。高級な銘柄やコーヒーに合うお菓子が気になる場合もあるでしょう。今回は、内祝いにコーヒーを贈ることについてやコーヒーを贈るときのポイントをママたちの体験談を交えてご紹介します。
家族で外食をするときどこへ行こうか悩んだり、外食に使っている予算が高いと感じ行かないようにしようと考えたりするママもいるかもしれません。今回の記事では、家族で外食をするときの頻度や予算と、お店の選び方の他に、外食をするときに意識していることについてご紹介します。
子どもが2歳になると食べられる食材も増え、家族で外食をしてランチを楽しむというママやパパもいるのではないでしょうか。今回は2歳の子どもと外食をするときのお店選びのポイントや役立ったグッズ、ランチをするときに気をつけたことをママたちの体験談をもとにご紹介します。
家族でランチに行きたいとき、自宅近くによいお店が見つからなかったり、どのようなお店が家族向きかわからず迷うママやパパもいるかもしれません。たまの休みには外でランチをして楽しみたいですよね。今回は、家族でランチに行く頻度、行ってよかったお店、気をつけたマナーについてママたちの体験談をご紹介します。
4歳児にお弁当を用意するとき、どのくらいの大きさのお弁当箱を選べばよいのかや、簡単に作れるおかずが知りたい方もいるかもしれません。今回は、4歳児に作るお弁当のおかずや食べ切れる量にするなどお弁当を作るときに意識したこと、サイズを考えるなど4歳児が使うお弁当箱の選び方について、体験談を交えてお伝えします。
子育て世帯の夕食作りをするとき、家族全員が喜んで食べてくれるメニューを作りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、家族の夕食作りで意識したことや家族が喜ぶ夕食レシピ、外食に行くなど夕食の時間が家族でバラバラな場合の工夫を体験談を交えてご紹介します。
朝は時間がなくてなかなか朝食がとれないというパパは多いかもしれません。パパが体を壊さないように少しでも朝食をとってほしいと思うママも少なくないでしょう。そこで今回はパパの朝食事情について調査しました。時間がないパパでも食べられる朝食レシピや、ママができる工夫について体験談をまじえながらご紹介します。