子どもが初節句を迎えるとき、祝い方やお返しの仕方、のし書きの方法や服装などについて気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、お食事会で手料理をふるまうなどの初節句の祝い方、お菓子などのお祝いをもらった際のお返しの金額や挨拶文を添えるなどのマナーについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
節句は子どもの健やかな成長を願いお祝いする年中行事です。赤ちゃんが生まれて初めて迎えるひな祭り、あるいは子どもの日を初節句と言い、両親や親族を招いてお祝いをする家庭もあるようです。雛人形や兜などを飾ったり、お食事会をしたりとさまざまな祝い方があるかもしれません。
子どもの初節句をどのようにお祝いしようか考えているママもいるのではないでしょうか。どのようなことを考えるとよいか、お祝いするときのポイントをママたちに聞いてみました。
「近所に住んでいる両家の祖父母を招いてにぎやかにお祝いをしようと考えました。父方の祖父に一言挨拶をしてもらおうと考え、事前に声をかけて挨拶をお願いしたところ、喜んで引き受けてくれました」(30代ママ)
「普段から行き来することの多い、近くに住む親戚を呼びました。お祝い会を始める前、パパが挨拶をし、皆の前で子どもの晴れの日をいっしょにお祝いすることができ嬉しく感謝している、ということを伝えました」(30代ママ)
初節句のお祝いに、誰を招待し、誰に挨拶を頼むかなどを事前に考えていたママもいるようです。ママのなかには、祖父母や親戚が遠方に住んでいるため家族のみで行うことにしたという声もありました。
「初節句のお祝いは自宅で食事会をしました。呼ぶ人数が多かったので簡単なものは手料理して、あとはケータリングを頼みました」(20代ママ)
「祖父母を招いてゆっくりとお祝いしたかったので、子どもの授乳やお世話をするときも周囲の目を気にしなくてよいレストランの個室を予約しました。おいしい料理を食べたり、子どもの成長をいつも見守ってくれる祖父母へ感謝の気持ちを伝えたりと記念に残るお祝いができました」(30代ママ)
初節句の食事会の場所を考えお店の予約をしたり、自宅でやる場合は料理の準備を考えたいたりしたママもいるようです。ママのなかには、両家の祖父母ともに遠方に住んでいるため家族だけで自宅で食事会を行ったという声もありました。
「服装を考えるときに迷わないよう、招待する祖父母に『食事会は個室のある料亭を予約しました』とあらかじめ伝えました。当日は両家の両親ともにスーツやワンピースなどの服装で来てくれ、初節句を祝ってくれました」(30代ママ)
「食事会を行う誘いをしたときに『家族写真を撮影して記念に残したい』と話しました。ずっと残るものに写ると考えてくれた祖父母や親戚が、ジャケットを羽織るなどきちんとした服装で来てくれたことが嬉しかったです」(30代ママ)
お祝いをするときの服装に迷わないよう、お祝い当日の予定などを参加者に伝えておいたというママもいるようです。ママのなかには『スーツでお越しください』など両家に同じことを伝えておき、両家の服装を揃えたという声もありました。
子どもの初節句にお祝いをもらうこともあるかもしれません。実際にママたちは、どのようなものをお祝いでもらったていたのか、金額などとあわせて人別に聞いてみました。
「祖父母から『好みの兜を選んで』と声をかけてもらい、いっしょに店に行き好みのデザインのものを選びました。50000円程の金額の兜を贈ってもらいました」(30代ママ)
子どもの祖父母から、兜や雛人形など節句に飾るものをお祝いにもらうこともあるようです。我が家に収納スペースがないことを知っている祖父母から、コンパクトな雛人形を贈ってもらい、品物はもちろん気遣ってくれた気持ちが嬉しかったというママの声もありました。
「子どもが初節句を迎えたとき、私の妹から初節句のお祝いとして5000円と、いくつあっても助かるかわいいタオルをもらいました」(30代ママ)
親戚から、5000円程の金額のお祝いや日用品などの品物をもらったというママもいるようです。ママのなかには、近所に住む兄夫婦から「好きなものを買ってね」と初節句のお祝いに10000円を贈ってもらったという声もありました。
「娘の初節句祝いに友だちからおもちゃを贈ってもらいました。年齢にあったものを考えて贈ってくれたので、子どもがすぐにおもちゃで遊び始めました」(30代ママ)
「息子が初節句を迎えることを知っていた近所の方から、2000円くらいのお菓子をいただきました。近所の方も息子の成長を見守ってくれていることを嬉しく思いました」(20代ママ)
友人や近所の方などから初節句のお祝いに品物をもらったというママもいるようです。ママのなかには、知人へのお返しは2分の1程度から3分の1程度と聞いていたこともあり、その金額を目安にお返しを考えたという声もありました。
もらったお祝いにお返しをする場合、どのようなマナーがあるでしょうか。ママたちに、お返しをする際に意識していたことを聞いてみました。
「お祝いをいただいた遠方に住む親戚には、まず電話でお礼を伝えました。その後、節句の日から1週間以内にお返しの品物が到着するように手配しました」(30代ママ)
「両家の祖父母からお祝いをいただいたので、食事会を計画しお礼を伝えようと考えました。両家の日程を早めに調整し、節句の日に近い皆が集まれる休日にお返しを兼ねたお食事会が開けました」(30代ママ)
お祝いをいただいた場合、早めにお返しの手配をしたというママもいるようです。また、皆で集まったときにお返しとしてお菓子を手渡したというママの声もありました。
「お返しを贈るときはのし紙をかけて贈るのがマナーと聞いていました。慶事なので祝いのしを用い、水引は紅白の蝶結びのものを使用しました」(30代ママ)
「お返しにのしをつけて贈ろうと思ったのですが、表書きの書き方がわからなかったので調べました。表書きは『御節句内祝い』とし、下に子どもの名前を書くことを知りました」(20代ママ)
お返しを贈るときは、のし紙をつけ、表書きや子どもの名前を書くようです。のしに名前などを書くときは筆ペンを使い、感謝の気持ちを込めて丁寧に書いていたというママの声もありました。
「お返しの品物としてお菓子を贈るときにメッセージカードをつけて渡しました。カードにはお礼を伝える挨拶文を手書きしました」(20代ママ)
お返しに挨拶文を添えたというママもいるようです。親戚にお返しをする場合は、挨拶文のほかに、初節句をお祝いしたときに撮った子どもの写真もいっしょに添えたというママの声もありました。
初節句をお祝いするとき、誰を呼び誰が挨拶するかや、食事会の場所や料理、服装などを考えておくとよいかもしれません。お祝いをもらったときは、もらったお祝いの金額を目安に、のしをつけたお菓子などのお返しをしているママもいました。お祝いの仕方を考えて、家族や親戚と記念に残る初節句のお祝いができるとよいですね。
2018年10月11日
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