お野菜いっぱい!たことさつま揚げの焼きうどん【魚屋さん】

お野菜いっぱい!たことさつま揚げの焼きうどん【魚屋さん】

子どもに食べさせたいと思いつつ、「レパートリーがない」「なんとなく苦手意識がある」などの理由で食卓にのぼることが少ない魚料理。この連載では魚屋三代目の柳田昇さんが、親子で魚好きになる簡単で飽きのこない魚レシピを紹介します。

こんにちは、魚屋三代目です!

今月のテーマは、「この一品、一皿でガッツリおいしい!」。

今週は、たこの足とさつま揚げ、そしてお野菜をたっぷり使った焼きうどんをご紹介します。

たこにはDNAの生成を助けてくれるビタミンB12や美容効果のあるビタミンE、そのほかにタンパク質や疲労回復のタウリンも豊富に含まれています。

お野菜いっぱい!たことさつま揚げの焼きうどん

 

材料(3人前)

・ゆでたこの足、もしくはたこの刺身…200gくらい

・さつま揚げ…200gくらい

・ゆでうどん…3玉

・小松菜…4茎(200グラムくらい)

・しめじ…1パック

・まいたけ…1パック

・長ねぎ…1本

・コーン(缶詰など)…1缶(100gくらい)

・しょうがのすりおろし…小さじ1

・めんつゆ…100ml(2倍濃縮推奨)

・塩…少々

・こしょう…少々

・酒(日本酒)…大さじ2

・サラダ油…大さじ1

・ごま油…小さじ1

・かつお節…お好みで(今回は花鰹を使用)

・紅しょうが…お好みで

作り方

1. たこの足をスライスする。(お刺身ならそのままで)さつま揚げも食べやすい大きさに切る。

 

2. 小松菜を食べやすい大きさに切り、しめじ、まいたけは石突きを切り落としてほぐす。長ねぎは斜めに切り、コーンは汁を切る。ゆでうどんは袋を少し切って、電子レンジ(600w)で1分温める。


3. サラダ油を熱したフライパンに小松菜、長ねぎ、しめじ、まいたけ、さつま揚げを加え、強火で炒める。

 

4. 小松菜に火が通ったら塩こしょうをして、しょうがのすりおろしとコーン、ゆでたこを加えて炒める。

 

5.次にうどんを加え、酒を回しかけたら全体を炒め合わせる。

6. めんつゆを全体に回しかけたら混ぜるように炒め、仕上げにごま油を鍋はだから加えてよく混ぜ合わせる。器に盛り付けて完成。お好みでかつお節や紅しょうがを添える。

 

こちらの記事も読まれています

料理のコツ・ポイント~たこは熱しすぎに注意!

たこは熱を入れすぎるとかたくなってしまいます。今回はゆでたこかお刺身を使用しているので、さっと炒める程度で大丈夫です。

めんつゆは2倍濃縮タイプを使って、やさしいお味に。3倍濃縮を使う場合は、水を足して味を調整しましょう。

お野菜は、どんなものを使っても大丈夫。冷蔵庫にある野菜をどんどん使ってください。

レンコンやゴボウなどの根菜を入れたい場合、スーパーなどで売られている下処理済みのものなら簡単に調理できてオススメ。

お子さま用にやさしめの味付けにしているので、大人は一味や七味、練り辛子などを添えてみてください。

魚屋さんが教えるたこの目利き・選び方

 

ゆでたこの足は、大きめで太く、張りがありそうなものを選んでください。色味がよく、ツヤのあるものがオススメです。

魚屋さんが教えるたこの豆知識

たこのオス/メスの見分け方をご存じでしょうか?

足の吸盤の大きさが違ったり、間隔がまばらだったりするとオスです。反対に吸盤の大きさが揃い、間隔が等しいものはメスです。

オスもメスも美味しいのですが、一般的にはメスの方が美味しいとされています。

Profile

魚屋三代目・柳田昇

魚屋三代目・柳田昇

昭和49年 8月3日生まれ。 神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店『魚武商店(うおたけしょうてん)』の三代目。 父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。 その他、料理家としてレシピ本などの書籍やレシピ提案、レシピ提供、テレビ、料理教室など幅広く活動中。

<執筆、写真提供>柳田昇

<構成>KIDSNA編集部

2021.10.22

コラムカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。