子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。ママ・パパのための情報メディア「KIDSNA」

2017年04月04日

かけっこが苦手な子には特徴があった…!かけっこが速くなる正しい姿勢と練習方法

かけっこが苦手な子には特徴があった…!かけっこが速くなる正しい姿勢と練習方法

もうすぐ新学期。保育園や幼稚園で進級して、新しいクラスで「かけっこ」をする機会も出てくるのではないでしょうか。せっかく走るなら、少しでも速く走りたい!と思うお子さんもいることでしょう。そこで今回は、かけっこが速くなる練習について紹介します。

なぜ遅い?かけっこが苦手な子の特徴

筆者は、出産前までは小学校で教師として働いていて、専門は保健体育でした。たくさんの子どもを見てきて感じた「速く走ることができない子のいくつかの特徴」を考えてみました。

走る姿勢をチェック

まず、走る姿勢が悪いというケース。

腕の振り方や、腿の上げ方に問題があるタイプです。

上半身を捻って走っていたり、首を振ってしまったり、足が前に出なかったり…。わが子の走る姿がイマイチ格好良くないかも?と感じている場合は、練習を始める前に走る姿勢をチェックしてみましょう。

体力が追いつかない

最後まで走りきる体力がない、という原因も考えられます。

最初は速いのに、終盤になると失速してしまうパターンです。

短距離なのに?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、体力がない子は例え短距離でもスピードに乗ったまま走りきることはむずかしいのです。

体を動かす経験

経験不足で上手く走ることができないこともあります。体力低下が危ぶまれている現代っ子の特徴ともいえるかもしれません。

この場合は、運動神経が悪いというより運動の経験が少ないことが原因です。

日頃から走ることだけでなく、体を上手く使えるようにいろんな運動や遊びを経験することが大切になってきます。

かけっこの練習法

かけっこが苦手な特徴が理解できたら、いよいよ練習です。今回は、走る姿勢の悪さにスポットを当てた練習法をご紹介します。

1. 正しい姿勢を作ろう

走る前に、まずは基本的な姿勢を正すことから始めましょう。顔がしっかり上がって、背筋が伸びている姿勢を作ります。ポイントは、

頭からつま先まで1本の芯が通ったようなまっすぐな姿勢です。

あごをあげるのではなく、顔を上げて胸を張ることが大切です。

また、姿勢を作るときには、膝が曲がっていたり、踏み出す足が進む方向に向いていなかったりしないよう注意しましょう。正しい姿勢を作ることができたら、そのままゆっくり前に歩いてみましょう。最初は意識しながらの練習になりますが、意識せずに正しい姿勢で歩くことができるようになるのが理想的です。

2. 足の使い方を知ろう

TVで紹介され、話題にもなった「足が速くなる方法」によると、走る速さは「足の回転数×歩幅」で決まるそうです。

足の回転数を上げるためには、足を後ろに蹴り上げてしまうことのないよう注意しましょう。

足を下に踏み降ろすイメージです。空き缶を足で踏み潰すような感じになります。しっかりと踏み降ろすことで、反発力が得られるそうです。歩幅を大きくするためには、しっかりと腿を上げることが大切です。そして後ろの膝が、前の膝を速く追い越すイメージで前に出します。

3. つま先の使い方を知ろう

走るときに気をつけたいのが、かかとで着地しないこと。

走るときにかかとで着地してしまうと、走る動作にブレーキをかけてしまうことになります。

そのような癖がある場合には、ジャンプして正しい着地を覚える練習がおすすめです。つま先での着地だけでなく、1で説明したまっすぐな姿勢も一緒に練習できます。もし縄跳びができるようになっていれば、リズムよく飛ぶ練習になるのでより効果的です。

背筋を伸ばした正しい姿勢のまま、ゆっくり大きく跳ぶようにします。かかとから着地しないように気をつけて、つま先でしっかりとジャンプの衝撃を吸収しましょう。体が前かがみにならないように、気をつけて見てあげてください。

4. 腕の振り方を知ろう

腕を速く振ろうとしすぎるあまり力が入ってしまい、肩を振ってしまう子がいますが……これはNGです。肩振りは体力も消耗してしまいます。上半身は動かさず、腕を大きく振ることを意識しましょう。

肘の角度は90度が理想的です。

後ろに腕を振ったときに、肘が伸びてしまわないように気をつけましょう。腕を速く振るというよりも、腕をたたんで・ゆっくり・大きく振るというイメージで取り組んで下さい。

パパやママが教えるときに気をつけたいこと

自分で走る姿を自分で見ることはできないので、練習するときはパパやママが一緒に練習に付き添えるとより効果的です。

スマートフォンやタブレット端末があれば、走る姿を動画撮影してフォームの確認をしたり、タイムを測定したりしてみましょう。少しでもレベルアップしている様子がお子さんにも分かるので、モチベーションアップに繋がります。

気をつけたいのが、速く走れなくても叱らないこと!

お子さんが継続して練習できるよう、まずは一生懸命頑張ろうとする気持ちを認めてあげましょう。練習するのはパパやママではなく、お子さんです。お子さんが主体であるということを忘れず、親が夢中になりすぎないように、気をつけてください。

記録を伸ばさなきゃ!と、成果を求めるだけではなく、親子で楽しみながら取り組む姿勢が大切です。

焦らず、コツコツ取り組みましょう

小さなことでも毎日の積み重ねが大切です。成果の出るタイミングはお子さんによってまちまちなので、焦らずコツコツ続けましょう。かけっこが早くなる練習を通して、体を動かすことが楽しい!ということを伝えられるのがいちばんいいですね。

しつけの関連記事
  • 「子は親の鏡」。大人の接し方、考え方、声がけひとつで子どもに変化

    「子は親の鏡」。大人の接し方、考え方、声がけひとつで子どもに変化

    子どもの気になる姿に「もっとこうなってほしい」という理想はたくさんあると思いますが、子どもの姿は親の接し方や考え方が大いに影響しているのかもしれません。大人の見方や言葉がけが変われば、子どもも変わってくるのではないでしょうか。ママたちが「これならできそう」、「明日からやってみよう」と思える言葉かけや接し方を考えてみたいと思います。

  • 子どもに「お手伝い力」をつけさせて、ママの時間を15分有効に

    子どもに「お手伝い力」をつけさせて、ママの時間を15分有効に

    子育てをしているとなにかと「時間が足りない」「自分の時間が欲しい」と感じることがありますよね。KIDSNA編集部でも出勤時に「洗濯物をたたむところまでやりたかったけれど時間が…」のような声をよく耳にします。 時間マネジメントコーチの山中真理子先生に「子どもの家事」を通してママの限られた時間を有効に使うにはどうしたらいいかを教えてもらいました。

    山中真理子

  • 親が感情的になるとうまく伝わらない、子どものしつけ。効果的な叱り方とは

    親が感情的になるとうまく伝わらない、子どものしつけ。効果的な叱り方とは

    保育園や幼稚園で子どもがお友達とうまくやっていけるか、生活習慣はどこまで身に着けておけばいいのかに不安を感じているパパやママは多いと思います。子どものしつけにはつい多くのことを求めてしまいがちですが「最低限このことを身につけておけば大丈夫」ということを考えてみました。

  • 「ごめんね」を言えない子どもには、まずは親が素直に謝る姿を見せるべき

    「ごめんね」を言えない子どもには、まずは親が素直に謝る姿を見せるべき

    子どもが悪いことをするとつい謝りなさいと叱ってしまうことがありませんか。子どもが自分から「ごめんね」と言えるのが理想ですよね。そこで今回の記事では、子どもが謝れない理由や「ごめんね」を言いやすくするためのコツについて考えてみました。

  • 「甘えたいサイン」見落としていませんか?弟や妹が生まれたときの上の子へのフォロー

    「甘えたいサイン」見落としていませんか?弟や妹が生まれたときの上の子へのフォロー

    下の子が生まれたとき、上の子が赤ちゃん返りをするなど、今までとは違う行動が見られることがあります。以前、幼稚園で働いていた筆者は、お兄ちゃん、お姉ちゃんになった上の子への接し方に悩む親御さんから相談を受けることもありましたので、上の子との上手な関係を築く方法を紹介します。

  • もう育児にイライラしたくない。「できない日」を作ることで心のリセットを

    もう育児にイライラしたくない。「できない日」を作ることで心のリセットを

    子どもの前ではいつも笑顔のママでいたいものですが、毎日の育児では、どうしてもイライラしてしまうこともありますよね。今回の記事では、一体どんなことでイライラしてしまうのか、また他のママたちがどんな方法でイライラしないようにしているのか、体験談も交えてご紹介します。

カテゴリ一覧