
子どものお友だちの自宅での遊びや誕生日会に招待されたときなどに、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。親子で遊びに行く0歳から3歳、子どもだけで遊びに行くこともある4歳以上、それぞれのケースに分けて知っておきたいマナーについて考えてみました。
子どものお友だちの家に遊びにくことになったら、お互い楽しくすごせるような気づかいや準備をしておきたいですよね。
親子で遊びに行く、子どもだけで遊びに行くそれぞれのパターンで気をつけるポイントも変わってきます。友だちの家に遊びに行くときや誕生日会に呼ばれたときに気をつけたいマナーを、年齢別にみていきましょう。
子どもが小さいうちは、親子で遊びに行くことになると思います。子連れで遊びに行くときのマナーとはどんなものでしょう。
子どもが小さいうちは特に、必要な持ち物はすべて持っていけるようにしたいですね。オムツやおしりふき、スタイ、着替え、お茶など、普段のお出かけのときと同じように必要なものをすべて準備。
お昼を挟む場合は、子ども用の食事を持って行きましょう。ママ友が用意してくれても、子どもが食べてくれるとは限りません。いつも好んで食べるベビーフードやレトルト食品を用意しておくと安心かもしれません。
念のため、使用済みのオムツを持ち帰るゴミ袋も準備しましょう。ママ友が「捨てて帰っていいよ」と言ってくれた場合は、お言葉に甘えてもよいかもしれませんね。
ママ友から「何も持ってこなくていいよ」と言われていたとしても、手土産は持参したいですね。みんなで食べられそうなお菓子や果物などを選ぶとよいでしょう。
親しいママ友の場合は、スーパーで買ったお菓子やアイス、手作りのものでもよいかもしれません。ママ友との関係性をみながら、あまり相手の負担にならないようなものを選ぶのがマナーです。
遊びに行ったときのあいさつはママがしっかり行っておきましょう。まだあいさつのできない0歳から3歳の子どもも、ママがあいさつする姿を見ることにより、あいさつのマナーが身につくかもしれません。
4歳以上になると、親子で遊びに行くパターンと子どもだけで遊びに行くパターンがでてきます。
4歳以上になると子どもたちだけで遊ぶシーンが多くなります。楽しそうに遊んでいるからと、おしゃべりに夢中になる、というようなことがないように注意しましょう。好奇心旺盛な子どもは、勝手に引き出しを開けたり、家電を触ったりしてしまいがち。常に子どもに注意を払って、迷惑となる行動をしてないかどうか確認しましょう。
子どもだけで遊びに行く場合は、あいさつをする、靴をそろえる、何かしてもらったらお礼を言う、勝手に部屋に入らないなど、基本的なマナーについてよく話しておきましょう。
何時まで遊んでよいのかを確認し、その時間までに帰るようにお片づけを終わらせておくことも大切です。子どもたちが食べるお菓子を持参するなどの気遣いも忘れないようにしましょう。
親しくなってくると誕生日会に招待されることもあります。誕生日会に親子で招かれた際は、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。
プレゼント持参でお誕生日会に行きましょう。プレゼントは相手との関係性を考慮しながらプレゼントを選びましょう。
誕生日会で出す料理をすべてママ友にお願いするのは気が引けます。ママ友に「何品か持っていくよ」と提案してみてもよいでしょう。持ち寄りスタイルにする、飲み物やお菓子を持って行くようにするなど、事前に飲食について相談しておくとスムーズです。
後片づけは積極的に行うようにしましょう。テーブルやキッチンの片づけだけでなく、子どもたちが出したおもちゃや本の片づけ、食べこぼしの掃除なども行います。
4歳以上の子どもの場合は、どんなことに注意したらよいのでしょうか。
子どもは、誕生日会という特別な雰囲気に興奮気味になることもあります。いつも以上に、子どもに注意を払いましょう。4歳以上になると、絵や文字が書けるようになってくるので、プレゼントに絵や手紙を添えると喜ばれるでしょう。
子どもだけで行く場合は遊びに行くときと同様、マナーについてしっかり話をしておきましょう。
プレゼントについては、事前にリサーチできればどんな感じの誕生日会になるのかママ友に聞いてみてもよいでしょう。
お菓子やジュースなどを持参させ、あとでプレゼントを届けるという方法もあります。ママ友との打ち合わせをしっかりしておけたら安心ですね。
子どもが友だちの家に遊びに行くとき、誕生日会に呼ばれたときのマナーについて紹介しました。
よその家に行ったときのマナーを少しずつ子どもに伝えるだけでなく、ママ自身のマナーも大切でしょう。大人のふるまいが子どものお手本となるように気をつけましょう。
2017年12月18日
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