幼稚園に入園し年少になると生活の面でどのような変化があるのか、気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、年少の頃の幼稚園生活や遊び、お昼寝、オムツが外れていない場合の体験談、年少の子が使いやすい水筒の選び方などをご紹介します。
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幼稚園に入園し、ママと離れてお友だちや先生との生活を始める年少の時期。幼稚園に通い始めたことで、今までとは違う変化をママたちも感じているのではないでしょうか。生活面や遊びにおいての子どもの変化についてママたちに聞いてみました。
「幼稚園に通い始めてから、着替えや食事を自分でやろうとがんばるようになりました。まだまだ行動がゆっくりなので、朝は親子でバタバタしています」(3歳児のママ)
「幼稚園から帰ってくると疲れているのか機嫌が悪くぐずったりすることもあります。慣れない園生活をがんばっているのかなと思って、ゆったりした気持ちで向き合うようにしています」(3歳児のママ)
幼稚園に通い初めて少しずつできることが多くなったと感じるママもいるようです。一方で幼稚園でがんばっているぶん、家では甘えてくることも多いというママの声もありました。慣れない幼稚園生活を子どもなりにがんばっている姿から、成長を感じられるかもしれませんね。
「幼稚園で覚えてきた手遊びを家でよくやっています。私も自然と覚えてしまって、家でいっしょに手遊びして遊んでいます」(3歳児のママ)
「うちの子は折り紙が大好きで幼稚園でもよく折って持って帰ってきます。家でも折りたいというので、折り紙を購入しいっしょに折って遊んでいます」(4歳児のママ)
幼稚園で覚えてきた遊びを家でもやるようになる子どももいるようです。他にも、どろ団子作りに夢中になって毎日作ったり、ビニール袋に花と水を入れて色水作りを楽しんだりと、いろいろな遊びを覚えてくるというママの声もありました。幼稚園でたくさんの遊びにふれることで、夢中になれることを見つけられるかもしれませんね。
幼稚園に入園するとき、オムツがとれていなくても大丈夫なのかなと心配してしまうママもいるかもしれません。幼稚園入園前にオムツがとれていた子どものママ、とれていなかった子どものママにそれぞれ話を聞いてみました。
「2歳半頃からトイレトレーニングを始めて、3歳になる前にオムツがとれました。失敗することもありますが、トイレに関しては心配はありませんでした」(3歳児のママ)
「入園前の3歳頃からトイレトレーニングを始めました。ショッピングモールなどに出かけたときに子ども用のトイレでさせてみたりして練習していました」(4歳児のママ)
入園前に子どもの年齢や様子を見てトイレトレーニングをはじめたママもいるようです。オムツがとれた後は、外出先などで子ども用のトイレがある場合、幼稚園でもトイレに行けるように練習させていたというママの声もありました。
「うちの子は早生まれなので、入園のときはまだオムツをしていました。先生から幼稚園ではパンツですごしてみることを提案していただいて、入園して10日くらいでオムツを卒業しました」(3歳児のママ)
幼稚園入園時にはオムツがとれていない子もいるようです。幼稚園でお友だちがトイレに行く姿やパンツをはく姿をみたり、先生にサポートしてもらったりすることで、意外と早くオムツがとれたというママもいました。
年少の頃はまだ体も小さく、しっかりお昼寝をさせたいと考えるママもいるのではないでしょうか。ママたちに年少の頃のお昼寝について聞いてみました。
「うちの幼稚園はお昼寝が必ずあるので、毎日幼稚園でお昼寝をしてきます。なので帰ってきてからも元気に遊んでいます。幼稚園のお昼寝が適度なので、夜も早めに寝てくれます」(4歳児のママ)
一日の日課の中でお昼寝の時間を設けている幼稚園もあるようです。幼稚園でお昼寝をしてくれると、元気に帰ってきてくれるというママの声がありました。毎日決まった時間にお昼寝することで子どもの生活リズムもつきやすいかもしれません。
「幼稚園ではお昼寝なしで帰ってくるので、お迎えに行った帰りの車の中で寝てしまいます。家についても起きないときはそのまま寝かせますが、なるべく早く起こして夜に影響しないように気をつけています」(3歳児のママ)
お昼寝のない幼稚園では、家に帰ってきてからお昼寝させているママもいるようです。夜寝てくれなくなるので、時間を短めにお昼寝させているというママの声がありました。
「幼稚園に入園する前からお昼寝しない子だったので、帰ってきてからお昼寝させようとしても寝ませんでした。お昼寝しないので、早めにお風呂にいれたりして夜は7時か8時には寝かしつけていました」(4歳児のママ)
ママはお昼寝をさせたくても、子どもがなかなか寝てくれないこともあるようです。お昼寝しない日はお風呂やご飯を早めに済ませて、早く寝かせるよう工夫していたというママの声がありました。季節や幼稚園での活動内容、子どもの体調を見ながら、お昼寝をするかしないかを判断するとよいかもしれません。
幼稚園に入園すると、普段の通園や遠足のときなどに水筒が必要になる場面もあるかと思います。年少の頃はどのような水筒を選べばよいのか、悩むママもいるようです。ママたちに水筒の選び方のポイントについて聞いてみました。
「うちの子は体が小さいほうなので、軽い水筒がよいと思ってプラスチック製の水筒を持たせています。キャラクターなどの種類も豊富なので、子どもの好きな水筒をいっしょに選びました」(3歳児のママ)
年少さんでも毎日持っていける軽い水筒を使っているという声がありました。お店などで実際に子どもに持たせてみると、軽さの目安を見つけやすいかもしれません。
「入園前からストロー付きの水筒を使っていたので、それをそのまま使い続けています。年少の一年間はストロー付きの水筒を使う予定でいます」(3歳児のママ)
「直飲みとコップ飲みが両方できるタイプの水筒にしました。家ではコップで飲んでいるので、家と同じように飲めるのがよいかなと思い、もう少し大きくなったら直飲みもできるようにとそれにしました」(3歳児のママ)
年少の頃の水筒選びでは、子どもがひとりで飲み物を飲めるかどうか、飲みやすさも大切になってくるようです。蓋の開け閉めがまだ上手にできないという場合はストロー付きの水筒もよいかもしれません。子どもの普段の生活や成長にあわせて、扱いやすい水筒を選んであげられるとよいですね。
幼稚園での集団生活がはじまったばかりの年少の頃は、できることが増えたり、逆に甘えたくなってしまったりと子どもの生活の面でもいろいろと変化がある時期と言えるようです。遊びも幼稚園に入園して変わってくるというママの声もありました。子どもの生活や成長を見ながら、オムツやお昼寝の対応ができるとよいかもしれません。また、水筒などの持ち物も年少の子どもが使いやすいものを選んであげられるとよさそうです。
子どもが幼稚園での生活を楽しめるように、ママとパパがしっかりサポートしてあげられるとよいですね。
2018年06月24日
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