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妊娠中の引っ越し。タイミングや補助券や母子手帳の手続き、間取りについて
妊娠をきっかけに引っ越したいと考えるママもいるのではないでしょうか。体に負担が少ない引っ越しはいつなのかやいつまでに引っ越すとよいのか、間取りはどのようなものがよいのかなど気になりますよね。今回の記事では、妊娠中に引っ越すタイミング、引っ越しや里帰り出産時の補助券の手続きなどについてご紹介します。
妊娠中の引っ越しのタイミングは?
妊娠をきっかけに、子育てしやすい地域や間取りの家に引っ越したいけれど、いつまでに引っ越せばよいのかなど悩むママもいるかもしれません。妊娠中の引っ越しのタイミングはいつがよいのでしょうか。
妊娠中
妊娠中の引っ越しは、安定期と言われる妊娠5カ月から6カ月頃したというママが多いようです。妊娠初期はまだ安定しておらず、つわりなどで体調がすぐれない場合もあるようです。
また、妊娠後期はお腹も大きくなっており、いつ産まれてもおかしくないため安静にしていた方がよいかもしれません。しかし、妊娠中期だから安心というわけではないようなので、妊娠中に引っ越しをする場合は無理をしない範囲で行うようにするとよいのではないでしょうか。
出産後
出産後に引っ越したいと考えているママもいるかもしれません。出産後の引っ越しであれば妊娠中の体を休めることができ、転院する必要もないので慣れた場所で産後ゆっくり過ごすことができそうです。
産後はママの体には疲れが出ているので、体調が落ち着いてから引っ越すのもよいかもしれません。
ママの体や赤ちゃんにとって負担の少ないタイミングを考えて、いつまでに引っ越すのかを検討するとよいかもしれませんね。
妊娠中の引っ越しの準備
妊娠をきっかけに引っ越しを考えている場合は、新しい環境で赤ちゃんを産んで育てるための準備が必要になってくるのではないでしょうか。どのような準備が必要かまとめてみました。
住みたい家や間取りを決める
赤ちゃんと生活をするには、どのような間取りがよいのか迷いますよね。間取りを考えるときは、赤ちゃんが落ち着いて眠ることができる部屋を確保するとよいのではないでしょうか。
また、死角ができにくい間取りだと赤ちゃんの姿が見えやすく安心かもしれませんね。将来を考えた家を選ぶ場合は、赤ちゃんの部屋を子ども部屋にできるような間取りや広さだとよいかもしれません。
ブラインドなどで仕切りを作ることができる間取りなら、赤ちゃんのうちは見通しのよい部屋で過ごし、成長に合わせて部屋を増やすことができそうです。
荷造りをする
引っ越しが決まったら荷造りがありますが、妊娠中のママはなるべく体に負担をかけないように荷造りをすすめるとよいと思います。家族や友だちなどに協力をお願いできる場合は手伝ってもらうとよいかもしれません。
最近では、引っ越し業者にお願いをすると荷造りから荷解きまですべて行ってくれることもあるようなので、活用してみてはいかがでしょうか。
病院の手続きをする
病院を転院する場合は、病院の手続きも必要になってくるようです。まずは転院する病院を決め、検診や分娩の予約をするとよさそうです。現在通っている病院で、紹介状を書いてもらうと転院先でもスムーズに検診が進むかもしれません。
手続きなどはいつまでにすればよいのか迷うかもしれませんが、引っ越しが決まったら早めに行うとよさそうです。
妊娠中の引っ越しの注意点
妊娠中に引っ越したい場合、荷造りはどうするのか、荷物は持ってもいいのかなど気になるママもいるのではないでしょうか。妊娠中の引っ越しの注意点についてまとめてみました。
体調に気をつける
妊娠中の荷造りや引っ越しは、なるべく荷物を持ち上げたり、高いところのものを取ったりすることは避けた方がよさそうです。しゃがんだりお腹を圧迫するような体勢にも注意して、周りの助けを借りながら行うとよいかもしれません。
時間に余裕を持つ
妊娠中の引っ越しは荷造りや荷解きなど時間がかかることを考えて、時間に余裕を持っておくとよさそうです。荷物の量などにもよりますが、荷造りなどは1から2カ月ほどかけてゆっくりと休憩をしながら行うとよいかもしれません。
引っ越しのときは役所手続きなども多くありますが、役所手続きは一日で終わらせてしまうなど体調と相談しながら日程をたてると、直前に慌てることもなさそうですね。
入院用品は別にする
出産で入院することも考えて、着替えやタオル、パジャマなどは別にしておくとよいかもしれません。いっしょに梱包してしまうと、いざというときにしまった場所がわからなくなってしまうことも考えられるので、入院用品はひとまとめにしておいてはいかがでしょうか。
妊娠中の引っ越しでの手続き
補助券がまだ残っているけれど引っ越しのときはどうすればよいのかなど、悩むママもいるかもしれません。母子手帳と補助券の手続きについて調べてみました。
母子手帳
妊娠届を提出すると自治体ごとに母子手帳が交付されます。母子手帳は、細かい部分は自治体によって違いがあるものの、基本的なことは変わらず引っ越しや里帰り出産の場合にも変更する必要はないようです。
住所の記入欄があるので、その部分を引っ越し後に書き直しておくとよいかもしれませんね。
補助券
妊婦検診時には、「妊婦検診補助券」「妊婦健康診査受診票」などと呼ばれている妊婦検診費用の補助を受けることができる補助券を使っているというママも多いのではないでしょうか。
受けられる補助が自治体によって違うので基本的に引っ越すと使用はできなくなり、新しい自治体で発行の手続きが必要になるようです。
里帰り出産も同様なようですが、里帰り先で一時全額負担をした場合は、後に一部補助を受けられる場合もあるので自治体に確認をしてみるとよいかもしれません。
妊娠中の引っ越しは無理をしない
妊娠中に引っ越したいと考えたときは、いつまでに引っ越すとよいのかなど迷うかもしれません。なるべく体や赤ちゃんに負担のかからないタイミング考え、いつ引っ越しをするのか決めるとよいのではないでしょうか。
引っ越しや里帰り出産では補助券の手続きも必要になるので、自治体に確認をするとよいかもしれません。子育てに適した間取りかどうかや病院の手続きなどを調べておくと、引っ越し後の生活がスムーズになるかもしれませんね。