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オオカミを見るならどの動物園?迫力満点のオオカミを見られるおすすめ動物園
動物園で人気かつ迫力満点のオオカミ。鋭い目つきとしなやかな体は神秘的でかっこいいですよね!今回はオオカミがいる動物園をご紹介します。人気がある理由は、動き回るオオカミの姿を間近で見れる大迫力と野生美。せひ、そんなオオカミを子どもを連れて見に行きましょう!
オオカミの種類や特徴を知っていますか?
種類は大きく4つ
オオカミは、イヌ科の中で最も大きく【ハイイロオオカミ】【シンリンオオカミ】【ヨーロッパオオカミ】【チュウゴクオオカミ】など多くの亜種があります。
生息域によって体格もさまざまです。
その中でも日本国内で見られるのが【シンリンオオカミ】、タイリクオオカミの亜種でオオカミの中で最も大きく頑丈な体をしています。群れのまとまりが強くリーダーを中心に厳格な順位を決めて生活します。
生息地は、北アメリカ・カナダ・アラスカの森林地帯で暮らしています。食べるものは、野ウサギ・シカ・ビーバーなどです。暑さが苦手で涼しい時間帯や夕方、夜になると活動が活発になる夜行性です。
オオカミは群れをつくって生きる動物
ご存じのとおり、オオカミは群れをつくって生きる動物です。家族を中心とした7頭~13頭の群れをつくり、春から夏にかけては、家族単位で生活をしますが、冬には15頭から30頭くらいの群れをつくって獲物を狙います。
有名なオオカミの「遠吠え」は近くの群れとのコミュニケーションのためのものと考えられており、10キロメートル先まで届くこともあるそうです。
オオカミが食べるもの
シカやウサギ、囓歯類などを食べます。地域によってはビーバーなども食べます。そして植物性の物も少し採食すると言われています。
動物園では、油が少なく栄養価の高い馬肉やシカ肉を中心に与えているそうです。
シンリンオオカミは、暑さが苦手らしく夕方や涼しい時間帯に餌をやることが多いそうです。
日本国内でオオカミが見られる動物園はここ!
基礎知識を押さえたら、早速、動物園に行ってみよう。
多摩動物公園(東京都多摩市)
総面積52.3ヘクタールの広大な敷地に約320種22,000点の動物と昆虫を展示する国内有数の動物園です。自然あふれる園内には、アジア園・アフリカ園・オーストラリア園・アジアの平原とわかれていて動物や昆虫がなるべく自然のままに展示されています。
オオカミは、広い放飼場に放養形式で展示されています。野生で群れをつくる動物は、なるべく群れで飼育し、生態にあわせた飼育方法と展示演出をしています。
とても珍しい野生馬・モウコノウマとシンリンオオカミ(タイリクオオカミ)の一体展示演出でオオカミの群れが見られます。
住所:東京都日野市程久保7-1-1
営業時間:9:30~17:00(入園券の発売は16:00まで)※休園日はオフィシャルサイトからご確認ください。
入園料:大人 600円(65歳以上)300円 中学生 200円 小学生以下(小学校6年生まで)と、都内在住・在学の中学生は無料。年間パスポートなどもあり。
札幌市円山動物園(札幌市)
シンリンオオカミの放養場があり動き回るオオカミの姿を、ブリッジ・展望デッキとたくさんあるのぞき窓からいろいろな角度でみることができます。その他、多目的トイレや授乳室、キッズスペース(森ひろば)がありバリアフリーに配慮された動物園です。
住所:札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
営業時間: 9:30-16:30(夏季)9:30-16:00(冬季)*入園と受付は閉演時間の30分前までで終了
※休園日はオフィシャルサイトからご確認ください。
入園料:大人(高校生以上)600円 小人(中学生以下)無料 65歳以上 無料 ※お支払い現金のみ
旭山動物園(旭川市東旭川町)
シンリンオオカミがいるオオカミの森があります。森の中をオオカミが行き来する様子が見れます。入り口を入ると森の中でオオカミに囲まれているような展示演出になっています。そして、「ヘアーズアイ」ドーム型のアクリル板の観覧スペースがあるので、地面の高さからオオカミを見ることができます。
黒いオオカミと白いオオカミも見ることができます。両方ともカナダからやってきたそうです。
住所:旭川市東旭川町倉沼
営業時間: 9時30分~17時15分(夏季) 10時30分~15時30分(冬季)※開園期間と時間は日によって異なるのでオフィシャルサイトよりご確認ください。
入園料:大人(高校生以上)820円 大人(旭川市民)590円。※年間パスポートもあり。
東山動植物園(名古屋市千種区)
約60ヘクタールの広い緑豊か場所に、動物園・植物園・東山タワー・遊園地があります。小さな子どもからご年配の方まで楽しめるところです。
オオカミ舎のガラス部分は、顔と顔がくっつくほど至近距離でオオカミを見ることができます。大興奮してしまう二重網部分は、より身近にオオカミの臭いや体温まで直接感じることができます。
住所:名古屋市千種区東山元町3-70
営業時間:午前9 時~午後4 時30 分(閉園は午後4 時50 分) ※休園日:月曜日(国民の祝日または振替休日の場合はその翌日)
入園料:大人(高校生以上)500円 名古屋市在住の65歳以上の方 100円 中学生以下は無料。※年間パスポートもあり。
動物園に見に行こう!!
間近で見るシンリンオオカミは、見た目も美しいオオカミで鋭い目つきの迫力ある表情や、まるでわんちゃんのようなかわいい表情など見ていて飽きないとても魅力的な動物ですね。人気があるのも納得です!夜行性なシンリンオオカミ。動物園に行く際には、閉園時間に近い夕方に見に行くと活動的な迫力あるオオカミを見ることができそうですね!ぜひ子どもといっしょに会いにでかけてみてください。