「金運の上がる本」とはどんなものか…ベテラン書店員が太鼓判を押すマネー本でもビジネス本でもない一冊
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人生を変える「運命の一冊」にどうすれば出合えるか
一冊の本が人生を大きく変えることはよくあることだ。自分に合う一冊はないだろうか。
蔦屋書店のコンシェルジュは仕入れからイベント企画までを手がけるライフスタイル提案のプロ。「運命の一冊」の探し方を聞いてみた。
「リアル書店ではAIによるおすすめとは違った思いがけない出合いがあると思いますね」
二子玉川 蔦屋家電の岩佐氏は語る。
「我々はお客様が本棚の前に立ったときの視界の端に映る本まで計算して配置します。一歩引いて棚を見てもらえれば、意外な発見があるかもしれません」
梅田 蔦屋書店の渡邉氏は「『ジャケ買い』も大いにあり」だという。最近のビジネス書は親しみやすいデザインの、易しい本も多い。「マンガ版やビジュアル版は便利です。ただ、本当はその次に原書も手に取ってもらいたい。さらには、その分野を学ぶ人が最終的に辿り着くべき一冊まで読み進めてほしい」(渡邉氏)
本は好きなところだけ読んでもいいし、合わないと思ったら途中でやめてもいい。「合わないと感じたら、やめる勇気が大切。数年後にまた読みたくなることもあるし、ほかの本に呼ばれるようにして思い出すこともあります。一冊に執着せず気軽に、自由に」と湘南蔦屋書店の八木氏は背中を押す。
本を読んで行動する人は結果を出せる。人それぞれの読み方があっていい、と語るコンシェルジュたち。次のページからは彼らに選んでもらった「運気を上げてくれる本」を紹介する。