自分の仕事分担を表にして、役割の見える化。ワーママの仕事効率方法

自分の仕事分担を表にして、役割の見える化。ワーママの仕事効率方法

2017.10.26

子育てをしながら仕事をしていると、以前のように職場に長時間いられないことも少なくありません。急に休まなくてはならない場合もあり、仕事への影響に悩むワーママも多いのではないでしょうか。今回は、仕事の役割分担を見直し、表などで見える化することによるメリットや、周囲も自分も働きやすくなったという先輩ママたちの体験談を紹介します。

ワーママの悩み

仕事と家庭の両立をしているワーママの悩みにはどのようなものがあるのでしょうか。


子どもの急な体調不良

子どもの体調はママの努力だけではコントロールできないものです。絶対はずせない会議や、受けておきたい研修など大事なときに子どもが熱を出してしまい、休まなくてはならないという事態も働くママにはよく起こるのではないでしょうか。

パパや病児保育など、自分の代わりに看病してくれる人や場所があればよいのですが、なかなか頼みづらいというのが現状のようです。

子どもの体調不良
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自分は戦力になれているのか不安

出産前は泊りがけの出張や自分がメインとなって動く仕事内容だったけれども、出産後は社内でできる役割を一手に引き受け、時短勤務をしているというようなワーママの方は多いのではないでしょうか。子どもの熱や急な体調不良で連日休むこともあり、自分が果たして会社にとっての戦力になれているのかと悩む日もあるでしょう。

仕事内容を表にして見える化

任されている仕事の量は目に見えず、引き継ぐのもなかなか難しいもの。仕事内容を表にして見える化すれば、ワーママ自身も職場の人もみんなの仕事内容を把握しやすくなります。見える化の方法や、得られるメリットについてご紹介します。


自分の作業量

ワーママの悩みを減らしていくには、まず自分の作業量を把握するところから始めます。自分のルーチンワークをひとつの表にしてみましょう。どんな仕事にどれだけの時間をかけているかなど、表をもとに自分の作業量を客観的に見つめます。

そのなかからやるべき仕事や、分担できる仕事、今担当している仕事の優先順位などを整理をして仕事を効率化していくための方策を考えていきましょう。


職場のメンバーの負担

自分の業務を表にして見える化することで仕事を効率化ができれば、急な休みでも、仕事を人にお願いしやすくなり、引継ぎもスムーズになることもあるのかもしれません。口頭での引継ぎと違い、可視化された表は、急な依頼に対応する職場のメンバーにとっても強い味方です。職場のメンバーへの負担も減り、急に休んでしまっても迷惑をかけづらくなるでしょう。


積極的に他のメンバーの手助けをする

チームプレイ
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見える化したことによって、自分の仕事に余裕ができたら、他のメンバーの手助けができるようになるかもしれません。もし、急に休んでしまっている現状があったとしても、日頃から他のメンバーを手助けする関係性ができていると、お互いに助け合うことができます。一方的にお願いばかりしている状態でなくなると職場で何かしらの役に立てているという状況に、自分の気持ちも楽になります。

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自分が頑張るだけではなく、ときには頼るのもコツ

復帰当初は、復帰前と同じように働けないことに悩みました。自分の仕事内容を表にして見える化しておき、自分の不在時には同じ部署の人に対応してもらえる体制を整えてるようにしてからは、周囲にかける迷惑も少なくなったと思います。表があると、共有しやすいので活用しています。


前倒しスケジュールでリスク回避

子どもが入院して、全く出社できない日が続いたことがありました。それ以来、納期とともに案件の重要度を確認し、今日できることは前倒しでやるようにしています。もしまた急に休むことになっても、ある程度納期が先の仕事まで済ませていれば、周囲の人にかける迷惑も少なくて済むし、私自身も安心していられます。


スケジュールを共有化して、安心に

以前は、スケジュールを手帳で管理していました。復帰後、休むことも多くなったので、会社のPCでも、スマホでも使えるオンラインのスケジュール帳を使うようにしています。
子どもが熱のときには、家にいてもスマホでスケジュールを確認できるし、会社のPCで同じ部署の人に確認してもらえる環境があるのは大きなメリットです。もし休むことになっても、スケジュールを共有できているという安心感が持てました。

仕事を表にして役割分担の見直しを

仕事のタスク
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仕事の効率化についての悩みは誰にでもあるもの。出産前にはなかった悩みでもありますが、自分の仕事内容を見直すよいチャンスでもあります。

仕事を表で管理し、自分自身の役割分担を見つめなおせば、効率的な働き方にシフトでき、悩みを解決していけるかもしれません。ワーママ自身のためにも、職場のメンバーのためにも、まずは自分の仕事内容を表に書き出してみましょう。

2017.10.26

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