ワーママとして働くことは迷惑?職場での印象と先輩ママから学ぶ改善策

ワーママとして働くことは迷惑?職場での印象と先輩ママから学ぶ改善策

2017.08.31

急な休みや早退も多いワーママ。ワーママって職場で迷惑なの?と不安に思っている方も多いのではないかと思います。今回は、これから働こうとしているママ、すでに子育てと仕事を両立しているママに向けて、ワーママに対する職場の印象や先輩ワーママの工夫など、実際の声を集め、働きやすい環境にするためにはどうすればよいか改善策を考えてみました。

ワーママの職場での印象

ワーママに対する印象や迷惑に思ったことなど、実際の声を聞き、まとめてみました。


急な休みが多い

急な休みや遅刻、早退が多いと業務が滞ってしまったり、仕事を手伝わなければいけないため、迷惑な思いをすることがあるようです。また、ワーママが欠勤する分、人手も足りなくなるので、業務効率が悪くなるという意見もありました。急に休んでも職場の人が困らないような仕事の仕方をしていきたいですね。


仕事を抱え込んでしまう

子どもがいるからと言って甘えていられない!と頑張るワーママも多いですが、無理にオーバーワークをしてミスしてしまったり、たくさん抱え込んで、なかなか仕事が進まない事態に周りは迷惑しているようです。1人で抱え込まず、早めにヘルプを求めてほしいというのが周りの本音でしょう。


仕事が時間内に終わらない、ワーママの分の業務がまわってくる

子どもを理由に、仕事が終わっていない状態で帰宅するワーママに対して、不満となるときがあるようです。時間内に終わるように効率的に仕事をしてもらうか、代わりに誰かに任せるとしても、しっかりと状況報告などの引継ぎを行ってほしいそうです。


提案だけして帰ってしまう

難しい提案はするけれど、実行は他人に任せ、時間だからと帰ってしまうワーママに迷惑している人もいます。少しだけでも手伝ってくれる姿勢や、実行する側を思いやった提案をするなど、歩みよった態度を求める声が上がりました。


子どもがいるから仕方ない

子どもがいるから急に休むのも、早く帰るのも当たり前という態度に不満を抱いている人もいます。事情は分かっているけれど、感謝の気持ちや申し訳ないという姿勢を見せてほしいというところが本音のようです。


仕事も育児も両方全力で尊敬する

仕事だけではなく、育児に関しても真剣に向き合い、考える姿に尊敬している人もいます。ワーママのかっこいい姿を見て、自分も“両立できるかもしれない”と希望を持つ独身女性もいるようです。


自分より家族のため

家計や子どもの教育のためのお金など、自分のためではなく家族のために仕事と子育ての両立を選んだワーママに感心する人も多いみたいですね。


時間の使い方が上手

空いた時間に少しでも仕事を進めたり、移動時間を活用したり、ワーママの時間の使い方は参考になるようです。“ワーママはいつの間にか仕事が終わっていて頼りになる”という意識の高さをリスペクトする意見もありました。

ワーママ

バリバリ働くワーママのかげで

・旦那さんも平等に子どものために休んでいる


旦那さんにも仕事を休んでもらい、お互いが平等に休むようにしているワーママもいるようです。男性の育休が認められるようになった時代だからこその形かもしれません。


・奥さんの給料(時給)を確保するため、会社員の旦那さんが休む


パートの奥さんの時給を確保するために、有給が使える会社員の旦那さんに休んでもらっているワーママもいます。一つの形かもしれませんが、旦那さんの会社での評価に必ずしも影響しないとはいえません。


・子どもとのコミュニケーションが心配


職場の声として、毎日バリバリ働いてもらってありがたいけれど、自分の子どもとの時間は作れているのか心配するという人もいました。ワーママ自身も感じているかもしれませんね。

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当たり前だと思わない

休む理由が子どもでも、仕事上迷惑なのは同じですよね。周りの協力があってワーママとして働いているのを忘れず、謙虚な姿勢でいることが働きやすくなる環境作りにつながっていくでしょう。「ありがとう」など、ちょっとした一言も大切にしたいですね。


時間を効率的に使う

隙間時間を有効活用したり、見通しをもって時間配分していくなど、時間を無駄にしない努力をしているそうです。一度自分の仕事と時間について見直してみるのも良いかもしれませんね。


明日ではなくすぐやる

急に休むかもしれないワーママは、できることはすぐに取り掛かるようにしているそうです。“明日やろう”と思わず、少しずつでも進めていけると、仕事が溜まっていく状況を避けられますね。


最後まで責任をもって仕事をする

任された仕事を最後まで責任を持って取り組むのは、ワーママも同じでしょう。早く帰るとしても、家事の合間や子どもを寝かしつけてから仕事をするなど、仕事に対しても手を抜かずにいれば、職場での信頼度も上がるのではないでしょうか。


できる、できないをしっかり伝える

あれもこれも抱え込んでしまっては、仕事が滞り、職場に迷惑が掛かってしまいます。自分の能力や時間と照らし合わせ、何ができるか見極めていく必要がありますね。


引継ぎ、連絡をしっかりする

急に早退する場合でも、他の人が代わりに仕事を進められるように分かりやすく引継ぎをすること、いつ休んでも迷惑をかけないように、整理しながら業務を進めていくなど、急に職場に穴をあけてもダメージが少ないような工夫が大切です。


時短勤務に切り替えたり、急な欠勤が可能な部署に異動申請する

仕事が充実していると感じているワーママにとって、第一線から退くのは悔しいかもしれませんが、“子どもが大きくなるまでは”と割り切って両立するというのも一つの方法でしょう。


子持ちであることをあえて言わない

職場に子持ちであると伝えてしまうと、お互いに気を使い、働きずらくなるという先輩ワーママもいました。伝えるか伝えないかは、自分の仕事観に合わせて決めるという選択肢もあるようですね。

お互いを思いやる気持ちが大切

ワーママ

迷惑に思うことや、尊敬できる部分など、それぞれの立場で感じ方が違うようですね。お互いの経験や能力を尊重し、思いやりの気持ちを持って協力していく姿勢が、働きやすい環境につながっていくかもしれません。

ワーママは大変なことばかりではなく、工夫次第で、働きがいを感じながら、子育ても楽しめる前向きな女性の生き方の一つだと思います。この機会に自身の働き方を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

2017.08.31

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