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【調査】共働きはしたい?したくない?ママの本音と自分との向き合い方
「共働きしたくない」「どうしても働きたい」と、ママの本音はさまざま。今回、ママの本音を聞くべく、個別アンケートを実施しました。日々忙しいママたちが自分と向き合う方法についても考えてみました。
◆ママの本音
共働き「したい」
アンケートの結果、7割が「何がなんでも働きたい」という意見になりました。理由は
「家事や育児を理由に夢や目標をあきらめたくない」
という声が多数ありました。また、
「キャリアを積みたい」(40代/1児のママ)
「自分一人でも生きていける経済力をつけておきたい」(20代/1児のママ)
「家にいると24時間寝てしまいそう」(40代/2児のママ)
などという声もありました。
共働き「したくない」
そして、2割が「働きたくない」という回答でした。
「独身のうちは働いて、貯金をたくさんした方が良いけれど、子どもができてからは、もっと子どもとふれ合う時間を作りたいという考えに変わった」(20代/1児のママ)
という声や
「基本的に、養ってもらいたい派、ラクしたい派=怠け者?(笑)なので、なにがなんでも働きたい!という感覚はゼロです。」(40代/2児のママ)
などの声がありました。
残りの1割は「どちらでもない」「まだ決めかねている」などの意見となりました。
ワーママのメリット
メリハリができる
限られた時間だからこそ、うまく使いたい、という気持ちの表れでしょうか。時短家事をして残りの時間を楽しむ、などで生活のメリハリをつけて共働きを楽しむワーママが多いようです。
仕事のときは育児からはなれ、育児のときは仕事からはなれ、立場や役割が切り替わることで、ママとしてだけではなく、自分自身の時間も作れるという意見もありました。
ワーママのデメリット
子どもと接する時間が少ない
ワーママの悩みでもっとも多いと言えるのが、「子どもと接する時間が少ない」ということかもしれません。心では分かっていても、疲れてへとへとになっている身体で、余裕がなくなってしまう方も多いようです。
筆者も「寝る前に本を読みましょうね」と言っておきながら、子どもよりも先に寝てしまった経験が何度もあります。
疲れ・休みがとれない
多くのワーママが犠牲にせざるを得ないものが「時間」です。子どもとの時間もそうですが、自分の疲れを癒す「休息時間」も共働きだとなかなか取れないことが多いようです。
そのため疲れが取れないまま翌日の朝起きて、家族の朝食を作り、子どもを園に送って出勤……と息つくひまもなく繰り返す毎日を送るママも多いようです。
自分の「〇〇したい」を確認する
自分の思いに気づく
夢や目標を持って仕事や家事に取り組んで……と理想では思っていても、忙しい日々の中で自分は何をやりたいのか、どうしたいのか、見失うことも多いかもしれません。
そのようなときは制限をはずすと
解放された気分になるとともに自分の思いが見えやすいことがあります。
例えば、「何かしらの理由で使い切れない大金が自分のところに来ることになったら」あなたはどのように使いますか?
ある人は「仕事を辞めて、家族で世界一周旅行をする」と答えるかもしれません。
またある人は「起業して、一等地にオフィスを構える」や「大きな庭付きの家を建てる」など、人によってさまざまな答えが出てくると思います。
現状から考えるのではなく、制限のない状態で投げかけると大きな夢や願望が自分の中にあることに気づくでしょう。
自分の「したい」が分かったら
制限をはずして考えた答えに「規模が大きすぎるから無理」とあきらめる前に、答えの中に隠れている本質を考え、どうやったら満たせるかを考えると、現実的な行動につながりやすい場合があります。
筆者は「フロリダで太陽の光を浴びながら、子どもたちは思いっきり遊園地で遊び、大人はビーチでリラックスしたい」と思いました。
これをすぐに現実にするのは難しいですが、同じような臨場感を実現する方法を考えました。
結果、週末に家族で自然にあふれた広大な遊び場である児童施設へ行き、太陽の光をたくさん浴びながら、大人は芝生に敷いたレジャーシートに寝転がりリラックス、その横で子どもたちは大はしゃぎで遊びました。フロリダでもビーチでもありませんでしたが、
家族と共に出かけ、自然の中でリラックスし、子どもが喜ぶ姿、これが私が求めていたものだったのです。
「庭つきの大きな家を建てたい」と思ったら、実際に住宅展示場に行ってみれば具体的な数字も見え「こんな家に住めるようにがんばろう」「こんな家を大都会に、もしくは田舎に建てたい」という憧れや目標ができるかもしれません。
その瞬間、ぼんやりしていた思いが、現実的に考えられるのです。
ママの気持ちがポジティブなのが一番
共働きしたい、したくないと思う気持ちは人それぞれですが、働くママが少しでも前向きに毎日を過ごせたら家族も幸せですよね。
私には夢もないし、と思っているママも「本当はこうだったら良いのに」という願いがあると思います。読者の皆様が自分の心の声を聞いて、一歩前に進めたら嬉しいな、と思います。