2歳の子どもが激しい人見知りをするとき。固まる理由や対応について

2歳の子どもが激しい人見知りをするとき。固まる理由や対応について

習い事のときや男性に人見知りをするときの様子

2020.01.24

2歳の子どもの人見知りが激しいことで、習い事や保育園といった場面や男性など慣れない人に挨拶しないことや固まる、うつむくことに悩むママや、子どもが人見知りしないようにする工夫が気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、子どもが人見知りをするときの様子や理由、子どもへの対応についてご紹介します。

2歳の子どもの人見知りに関する悩み

子どもが2歳になると徐々にいろいろな言葉を理解できるようになり、おしゃべりも少しずつできるようになってくる時期のようです。また、しっかり歩けるようになってくることから、お散歩や遊び場などでいろいろな人と接する機会もあるかもしれません。2歳の子どもの人見知りに関する悩みをご紹介します。

20代ママ
20代ママ

上の子はあまり人見知りをしないタイプでしたが、下の子が2歳を過ぎたころから、知らない人に話しかけられると泣き顔になってしまうことがありました。どのように対応すればいいのか悩みます

30代ママ
30代ママ

習い事の教室で、どんなに集中していても知らないお友だちが入ってくると固まってしまいます。成長過程なのかとも思いますが、気になります

子どものタイプによってはこの時期に好き嫌いや人見知りをすることもあるようで、人見知りが激しいときの対応が気になるといった声や、人見知りしないようにするためにはどのようにしたらよいのか知りたいといったママの声もありました。

実際に、ママたちに2歳の子どもの人見知りについてどのように考えているのか聞いてみました。

2歳の子どもの人見知りするときの様子

2歳の子どもが人見知りをするときはどのような様子になるのか、ママたちに聞いてみました。


固まる

40代ママ
40代ママ

公園や児童館などで知らない人に話しかけられると急に黙って固まることがありました。話しかけられるまでは子ども同士で楽しそうに遊んでいたので、人見知りで固まってしまったときにどう対応したらよいのかわからず困ってしまいました

20代ママ
20代ママ

保育園で他のクラスのお友だちと遊ぶことになったときに、知らない子ばかりで固まってしまっているようです。言葉でまだ表現できない部分が多いので、固まってしまうのかなと感じます

2歳の人見知りのタイプのひとつに固まることがあるようです。ママのなかには、散歩中、進行先に人がいると固まって歩かなくなってしまい、引き返すことがあったという声もありました。また、まだ言葉でうまく表現できないから固まってしまうのではないかというママの声もありました。


うつむく

うつむく女の子
iStock.com/ziggy_mars
30代ママ
30代ママ

人に話しかけられると黙ってしまいうつむくことがあります。帰省時など、普段あまり会わない祖父母に話しかけられるとうつむいて固まってしまい、話しかけられても首を振るのが精一杯の様子だったので人見知りしないようにはどうしたらよいのか気になりました

40代ママ
40代ママ

お買い物中に知らない人に話しかけられると、うつむいて泣き顔になってしまいます。周りの人から見られて、そのあとは恥ずかしそうにして「抱っこ」といわれます。お買い物は荷物が多いので、対応に困ることがあります

人見知りでうつむいてしまったり、うつむいて泣き顔になってしまうこともあるようです。ママのなかには、うつむいている時間が長いときは、ママの後ろに隠れたりくっついたりしてしまい離れないこともあるという声もありました。


泣く

30代ママ
30代ママ

月1回のペースで実家に行くのですが、毎回のように祖父母が抱っこしようとすると嫌がって泣きだします。2時間ほどすると徐々に慣れ、帰るときには笑顔でバイバイする姿を見ると、身内なのになぜ人見知りするのだろうと気になります

20代ママ
20代ママ

2歳の後半から習い事を始めたのですが、教室に普段と違う先生やお友だちがいると急に泣き出して教室に入ることを嫌がることがあります。先生が迎えに来てくれたのですが泣きやまず、習い事の間ずっと私が抱っこしていたこともありました

人見知りで泣くタイプの子どももいるようです。ママやパパの実家や習い事の教室で、人見知りをして泣いてしまったというママの声がありました。他には、ママ以外の人が抱っこすると人見知りをして泣くので、義実家などでお手伝いをしようと考えても子どもから離れにくいだけでなく、他の人にも預けにくいといった声もありました。

ママたちが考える人見知りの理由

2歳の子どもがなぜ人見知りをするのか、理由が気になるママもいるようです。実際にママたちが考える人見知りの理由を聞いてみました。


ママへの愛着

ママに抱きつく女の子
iStock.com/yumehana
40代ママ
40代ママ

人見知りをするとぎゅっと抱きついてきて私から離れようとしません。生まれてから私と離れたことがほとんどないので、私といっしょに居たいという愛着の気持ちの表れかもしれないと感じました

ママといっしょに居たいという愛着の気持ちが強いことで、人見知りの理由になると考えたママもいるようです。生まれたときからずっといっしょにいるママは、子どもにとって特別な存在で離れがたいと愛着を感じ、人見知りにつながってしまうのかもしれません。


知らないことへの不安

20代ママ
20代ママ

うちの子は人見知りをするときに、その場所や人には興味がある様子もありながら固まることがあります。知らない場所や知らない人に対して、不安を感じて人見知りをするのかもしれません

30代ママ
30代ママ

保育園で遊びに集中していても、慣れていない先生に声をかけられると途端に集中が切れて不安そうな顔になっていると先生に聞きました。慣れていない人や場所が苦手なようです

知らない場所や慣れない人に対して不安に感じているという声もありました。他には、保育園で担任の先生以外のあまり馴染みのない先生に不安を感じるのか、延長保育などで預かってもらうときに人見知りをして泣いてしまうことや、知っている人なのに慣れない場所で話しかけられると泣いてしまうこともあったといったママの声もありました。


男性が苦手

30代ママ
30代ママ

うちの子が2歳のころから、人見知りや好き嫌いが見られるようになりました。特に、男性に対しての人見知りが激しいです。特にひげを生やした人が苦手のようで、祖父がひげを生やしていたときは、顔を見ただけで泣いてしまいました

40代ママ
40代ママ

パパが抱っこしようとすると嫌がったり、機嫌が悪いときにパパの顔を見ると泣き出したりします。外出先でも男性に話しかけられると固まることがあるので、男性を苦手と感じているのかもしれません

男性が苦手で人見知りをしてしまうタイプの子どももいるようです。他には、祖父や叔父が夫婦揃っているときはそばに寄れるのに、男性が1人になると急に人見知りをすることがあったという声もありました。

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人見知りをする子どもへの対応

人見知りをする子どもに対してどのような対応をしたらよいのか気になるかもしれません。ママたちが行っている人見知りをする子どもへやっていいと感じた対応を聞いてみました。


人と触れあう機会を作る

40代ママ
40代ママ

児童館や公園に積極的に出かけて同じくらいの年齢の子どもと遊ぶようにしました。始めは人がいない場所で遊んでいたのですが、少しずつ友だちもできて、他の子どもがいる場所でも子ども同士で遊ぶようなってきたと感じています

たくさんの人に触れあう機会を作って人に慣れさせようと考えるママもいるようです。他にはママ自身が周りの人に積極的に挨拶したり会話したりしている姿を見せることを意識したという声もありました。


ママのペースで接する

20代ママ
20代ママ

知らない人がいると、私の後ろに隠れてずっとくっついて離れないことがありました。心配すると本当に私から離れなくなってしまうため、自分のペースで話しかけたり、行動したりしていました。子どもも徐々に1人で動けるようになりました

知らない人や慣れない場所でママから離れられなかったり、泣いてしまう場合でも、子どものペースに巻き込まれず、ママのペースを守って行動したというママの声がありました。子どもが人見知りをしても、平常心のママの行動を見て子どもも落ち着くのかもしれませんね。

人見知りをする子どもへやってはいけないこと

こちらからは、ママたちが感じた人見知りをする子どもへやってはいけない対応について聞いてみました。


過剰に反応する

20代ママ
20代ママ

人見知りをして泣くことがありますが、いろいろ声をかけたり、おもちゃを出したりしてしまいました。私の反応を見て、子どもも余計に不安になったのかさらに泣き出してしまいました

40代ママ
40代ママ

人見知りをするようになって、子どもの機嫌を取るような行動を取ってしまったことがあります。専門家の著書で子どもの人見知りは成長のサインだと読んでから、過剰に反応しないようにしました。人見知りをしても見守るだけにしていたら、成長とともに人見知りをしなくなりました

子どもの不安な気持ちを減らそうと考え、過剰に反応してしまうと余計に不安になってしまう子どももいるようです。人見知りをしても過剰に反応しないで、初めての人にあいさつができたときなどにしっかり褒めるというママの声もありました。


知らない人がいる場所に連れて行かない

40代ママ
40代ママ

息子が2歳のときに人見知りがひどく、一時期子育て支援センターなどに行くのを避けていた時期がありました。久しぶりに連れて行くと、人見知りがさらにひどくなっている印象があったので、人見知りは成長のサインだと思ってどんどん連れて行かないといけないのだと感じました

人見知りをする時期は、ママやパパにとっても大変なことがあるでしょう。だからといって、人見知りをする場所に子どもを連れて行かないということは、人見知りをさらに悪化させてしまうことがあるようです。人見知りをしても、前述のとおりママやパパのペースで過ごすことが大切なのかもしれません。

子どもの人見知りは焦らずに

おもちゃで遊ぶ男の子
iStock.com/monzenmachi

今回の記事では、子どもが人見知りをするときの様子や理由、子どもへの対応についてご紹介しました。

2歳の子どもは、固まることやうつむくことの他に、挨拶しないことなどでママたちは人見知りが激しいと感じることがあるようです。人見知りの理由は、習い事や保育園など慣れないことへの不安や男性が苦手などさまざまなことが理由だとママたちは考えているようです。

子どもが人見知りしないようにするための工夫はさまざまなようなので、焦らず子どもの成長を見守りながら、様子にあわせてあげられるとよいですね。

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