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幼稚園でのトラブル。対応の仕方や謝罪を伝えるポイントとは
トラブルの内容について子どもと話すとき
幼稚園でトラブルを経験したとき、誰に相談したらよいかわからず退園を考えたことがあるママもいるかもしれません。今回の記事では、トラブルが起きたときに電話で謝罪をするとよいのかなど、対応の仕方や謝罪を伝えるポイントの他、子どもと話すときに意識したいことについてママたちに聞いてみました。
幼稚園でのトラブルを経験したことはある?
子どもを幼稚園に預けていて、トラブルを経験したママもいるかもしれません。トラブルを経験したことがあるママたちに、どのようなことがあったのか聞いてみました。
30代ママ
40代ママ
通っていた幼稚園で、息子が意図的に転ばされるということが何度か続きました。息子がかわいそうに思えて一時は退園も考えましたが、後日、相手の子は息子にかまって欲しくてやっていたことがわかり、相手の親から謝罪を受け和解しました。
ケガをさせてしまったり、気持ちが違う形で出てしまったりと、大なり小なり幼稚園に通うなかでトラブルを経験しているママもいるようです。
トラブルになってしまったときには、どのような対応の仕方があるのでしょう。
トラブルが起きたときの対応
これから幼稚園に通うなかで、子どもがケガをしてしまったり、ケガをさせてしまったりするかもしれません。ママたちはどのような対応をしたか聞いてみました。
幼稚園に相談する
20代ママ
わが子が友だちと喧嘩になりひっかいてしまったと、相手の子の名前を伏せて先生から報告を受けました。相手の子が誰なのかや傷の程度がわからなかったので、相手の親に謝るべきか先生に相談しました。
幼稚園によっては相手の実名を出さないで報告する場合もあるようです。ケガの程度など相手の状況がわからないときは、どのような対応をとるべきか幼稚園や担任の先生に相談してみるとよいかもしれませんね。
必要があれば謝罪などの対応をする
40代ママ
息子が友だちを押してしまい、その子にケガをさせてしまったことがありました。相手の子の顔に傷を作ってしまったこともあり、帰宅後に電話で謝罪をしました。
園に相談した結果や相手の状況によっては、謝罪などの対応が必要な場合もあるかもしれません。電話での謝罪の他、直接会って伝えたり手紙を書いたりしたママもいるようです。
様子を見る
30代ママ
幼稚園でよく遊んでいた子から仲間外れになっているようでした。相手のお母さんとはよく話す仲だったこともあり、お互いの状況を理解した上で様子を見守ることにしました。
子ども同士の園でのトラブルに対しては、見守る姿勢が必要な場合もあるかもしれません。幼稚園に相談をした上で、子どもの気持ちに寄り添いながらしばらく様子を見たという声もありました。
謝罪を伝えるときのポイント
子どもが幼稚園に通っているとき、謝罪をする場面に遭遇することもあるかもしれません。相手の方に伝えるときのポイントをママたちに聞いてみました。
謝罪の意を伝える
20代ママ
娘の話を聞いていると、相手の子が挑発してきたことに乗ってしまって起きたトラブルのようでした。けれど、どちらが悪いなど関係なく一番始めに謝ったことで、相手の親も理解してくださり、そこから細かい状況をお互いに話せました。
原因はどうあれ、自分の子にも否があると感じた場合はまず詫びることを心がけるとよいかもしれませんね。ママのなかからは、ケガをさせてしまい申し訳なくて退園も考えたけれど、心をこめて謝罪したところ相手の方へ誠意が伝わったようで仲直りできたという声も聞かれました。
こちらの確認している状況を伝える
40代ママ
相手の方から謝罪を受けた後、子どもがいけなかったことをきちんと叱り同じことをしないようにと約束したと聞きました。うちの子もいけなかった部分があると感じていたので、こちらの確認している状況とわが家で話しあった内容も伝え、和解できました。
トラブルの内容によっては、相手の親と把握している状況が違うこともあるかもしれません。子どもと話しあい、どのようなことを確認しているのかや約束したことなどを伝えると、相手の方に誠意が伝わりそうですね。
相手に気遣いの言葉をかける
30代ママ
うちの子が投げたものが友だちの頭に当たり2針縫ったことがありました。相手のご両親に謝罪をした上で、さらにケガが完治するまで気遣いの言葉をかけたことで和解できました。
相手への気遣いをきちんと言葉にすることで、気持ちが落ち着くこともありそうですね。ケガの状況はどうかや、気持ちの面などでも相手に不都合が生じていないかと声をかけてみるとよいかもしれません。
子どもと話すときに意識したいこと
トラブルが起きたとき、報告を受けたママやパパが落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、それ以上に子どもも気を落としているかもしれません。子どもと話をするときに意識したいことをママたちに聞いてみました。
子どもの気持ちを受け止める
30代ママ
トラブルに対し頭ごなしに叱るのではなく、まずは子どもの気持ちを聞きました。なぜそのような行動になったのかを引き出し、わが子の思いに共感してあげると、始めは黙っていた息子も素直に話してくれるようになりました。
子どもがトラブルを起こしたとき、その行動に至ってしまった事情を汲んであげることが大切かもしれません。嫌だった気持ちがうまく表現できずに取った行動かもしれないので、子どもの気持ちを受け止めることで、自分のことを理解してもらえたと安心できそうです。
同じことを防ぐために話しあう
30代ママ
子どもと話しあうとき、また同じ状況になった場合はどのようにしたらよいかをいっしょに考えるようにしています。自分の行動に対して相手がどう思うかなどを、子どもが自分で気づけるよう心がけています。
同じトラブルを繰り返さないためにどのようにしたらよいか話しあう家庭もあるようです。相手の気持ちだけでなく、自分の気持ちをどう処理したらよいのかなどもいっしょに考えて、対応を覚えていくきっかけになるとよいかもしれませんね。
幼稚園でのトラブルについて話しあおう
幼稚園に預けているなかで、トラブルを経験したときの対応の仕方には、幼稚園に相談したり相手の家に電話で謝罪をしたりと、さまざまあるようです。
相手の方の対応が気になり一時は退園を考えたというママもいました。こちらの確認している状況や相手への気遣いの言葉を伝えるなど、誠意を見せることで謝罪の気持ちを届けられるかもしれません。
わが子の気持ちを受け止めて安心できる環境を作りながら、今後に向けた話しあいができるとよいですね。
入園したての頃、友だちの手を噛んでしまったようでした。先生から聞いたときは驚きましたが、相手のお母さんに謝ったところ「これからもお互いにあるかもしれない。お互い様だから」と言っていただき、その後の関係は良好です。