小学校の子どもに読み聞かせをするときのコツ

小学校の子どもに読み聞かせをするときのコツ

読み聞かせる本の選び方

2019.10.28

小学校への入学を控えた子どもをもつママやパパのなかには、小学生に読み聞かせをする場合にどのようなコツがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、小学生に読み聞かせをする本の選び方や、小学校や自宅で読み聞かせをするときのコツを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

小学校の子どもに読み聞かせをするシーン

小学生になる子どもをもつママは、入学後の本の読み聞かせについて気になっているかもしれません。小学生に読み聞かせをするシーンをママたちに聞いてみました。

8歳の子どものママ
8歳の子どものママ

小学校の読書週間中には、自分の子どもに本の読み聞かせをするという企画があります。うちの子が通う小学校の場合は春と秋の2回ですが、子どもに読み聞かせをしながら私も読書を楽しんでいます。

7歳の子どものママ
7歳の子どものママ

子どもの通う小学校には読み聞かせサークルがあるので、同級生のママから誘われて入ってみました。毎週1回さまざまなクラスに行って読み聞かせをしていますが、子どもたちが熱心に聞いてくれるので私の楽しみになっています。

子どもが小学生になると、自宅や学校などで読み聞かせをすることがあるようです。自分の子どもにも小学校の子どもたちにも喜んでもらえるような読み聞かせができるとよいですよね。

そこで今回は、小学校の子どもへの読み聞かせについて、本の選び方やコツなどをご紹介します。

小学生に読み聞かせる本の選び方

小学生はどのような本の読み聞かせを喜んで聞いてくれるのでしょう。本の選び方をママたちに聞いてみました。


同年代の子どもが登場する本

8歳の子どものママ
8歳の子どものママ

私は読み聞かせをする子どもと同年代の子どもが登場する本を選んでいます。4年生に読み聞かせをするときには10歳の子どもが主人公の本を選ぶと、子どもたちが共感しながら熱心に聞いてくれます。

読み聞かせをする子どもと同年代の子どもが主人公のお話は、聞いている子どもたちが自分のことのように感じてくれるかもしれません。低学年の子どもに読み聞かせをするときには、動物の子どもが登場する本を選んでいるというママの声もありました。


子どもが尊敬できる人の伝記

サッカー
iStock.com/artisteer
9歳の子どものママ
9歳の子どものママ

昔の偉人の伝記やスポーツ選手の子どもの頃の話の本などを選んで、小学生に読み聞かせをしています。活躍中の選手の子どもの頃の話は、子どもが「自分もがんばろう」という気持ちになるようで、真剣に聞いてもらえます。

小学校の子どもへの読み聞かせに、歴史上の人物や活躍中の人物の伝記を選ぶママもいるようです。高学年の子どもに読み聞かせをする場合は、平和のために活躍した人や海外の偉人の伝記などもよいかもしれません。


新しい知識を得られる本

8歳の子どものママ
8歳の子どものママ

小学生に読み聞かせをするときには科学や生物の本を選んでいます。小学生になると新しい知識に興味をもつ子どもがいるようなので、動物や天体などの写真を見せながら読み聞かせをしています。

子どもにとって新しい知識を得られる科学などの本を読み聞かせると、興味をもって聞いてもらえるかもしれません。ママのなかには、読み聞かせをする学年にあわせた内容の本を選ぶように心がけているという声もありました。

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小学校で読み聞かせをするときのコツ

小学校での読み聞かせは、どのように行うとよいのでしょう。ママたちに読み聞かせをするときのコツを聞いてみました。


事前にしっかり練習をする

9歳の子どものママ
9歳の子どものママ

小学校での読み聞かせのコツは、早めに本を選んでしっかり練習をすることだと思いました。読み間違えたりつかえたりすると子どもたちが集中して聞くことができないかもしれないので、事前練習は充分に行うようにしています。

事前練習をすることは、小学校で読み聞かせをするときのコツのひとつかもしれません。読み聞かせの前日には、修正ポイントがないかパパと子どもに聞いてもらっているというママの声もありました。


声の大きさやテンポを意識する

7歳の子どものママ
7歳の子どものママ

小学校で大勢の子どもたちに読み聞かせをするときには、声の大きさやテンポに気をつけました。教室の後ろの子どもにも内容がわかるように、普段よりも大きな声で少しゆっくりめに読むことがコツではないかと思います。

声の大きさやテンポを読み聞かせのコツにしているママがいました。どのくらいの声がよいか不安な場合は、事前に先生に相談したり小学校の教室で試したりしてみるとよいかもしれません。


子どもたちに絵が見えるように工夫する

教室
iStock.com/urbancow
8歳の子どものママ
8歳の子どものママ

小学校で読み聞かせをするときには、子どもたちに絵が見えるように持ち方などを工夫しました。本を読みながら左右にゆっくり動かすと、子どもたちが熱心に見ながら聞いてくれるように感じます。

子どもたちに本の挿絵などを見えるようにすることも、小学校での読み聞かせのコツかもしれません。低学年の子どもたちに絵本を読み聞かせるときには、後ろにいる子どもにも見えやすいように、本を高い位置で持つことを意識しているというママの声もありました。

自分の子どもに読み聞かせをするときのコツ

小学生になった自分の子どもに読み聞かせをするときには、どのようなコツがあるのでしょう。ママたちに意識していることを聞いてみました。


子どもと目をあわせながら読む

7歳の子どものママ
7歳の子どものママ

子どもに読み聞かせをするときには、ときどき本から目を離して、子どもと目をあわせながらお話をするようにしています。子どもの表情を見ながら話すことで、いっしょに物語に入り込めるように感じます。

子どもと目をあわせながらお話をすることも、読み聞かせのコツかもしれません。お互いに目を見あわせることで、嬉しい気持ちや楽しい気持ち、寂しい気持ちなどを子どもと共有しやすいというママの声もありました。


歌や小道具を取り入れる

8歳の子どものママ
8歳の子どものママ

家庭で小学生の子どもに読み聞かせをするときは、歌や小道具を取り入れて子どもが楽しく聞くことができるようにしています。絵本のなかで動物がピクニックに行くシーンでは、子どもといっしょに遠足の歌を歌って楽しみました。

小学生に読み聞かせるときのコツとして、お話にあう歌を取り入れているママもいるようです。他には、クマが花を育てるお話を読み聞かせるときには、子どもが物語に入りやすいように周りにクマのぬいぐるみや小さな花を置いたというママの声もありました。

小学校の子どもに楽しい読み聞かせをしよう

教室で勉強している男の子
iStock.com/Milatas

子どもが小学校に入学すると、家庭での読み聞かせの他に小学校の教室で読み聞かせをすることもあるようです。広い教室で子どもたちに本を読む場合は、声の大きさやテンポを考えることも読み聞かせのコツかもしれません。

子どもが喜んで聞いてくれる本を選んだり読み方を工夫したりして、楽しい読み聞かせができるとよいですね。

低学年の子どもへの読み聞かせ。コツやポイントと意識したこと

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