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イヤイヤ期の子どもの接し方。元保育士が実践する上手な接し方とは
イヤイヤ期の子どもの接し方でママが工夫していること
イヤイヤ期に子どもが泣き止まない、言うことを聞いてくれないなど子どもとの接し方に悩むママもいるかもしれません。今回は、ママが子どものイヤイヤ期で困ったことや接し方で工夫していたこと、元保育士に聞くイヤイヤ期の接し方についてご紹介します。
イヤイヤ期で困ったこと
子どものイヤイヤ期で困ったことをママたちに聞きました。
20代ママ
30代ママ
注意すると『わかった』と言ってくれるのに、何度も同じことを繰り返すので困っています。
20代ママ
泣き始めると、とにかくずっと泣いているので困ります。
子どものイヤイヤが始まると激しく泣いたり、怒ったりすることがあり、どのような接し方をしたらよいのか困っているママが複数いました。
イヤイヤ期の子どもの接し方でママたちが工夫していること
ママたちは、イヤイヤ期の子どもとどのように接しているのでしょうか。
時間に余裕を持つ
20代ママ
子どもは自分のことを自分でしたがるので、任せるようにしています。ママが手伝おうとすると泣き出して時間がかかるので、時間に余裕を持って行動するようにしています。
時間に余裕がないと、ママ自身の心の余裕もなくなってくるのかもしれません。子どもが自発的に物事に取り組もうとしている大事な成長過程だと理解して、ゆとりを持ってすごせるとよいですね。
子どもに選ばせる
20代ママ
洋服や靴下など何かを選ぶときは、『これとこれ、どっちがいい?』というように2つ選択肢を与えて選んでもらうようにしています。自分で選ぶと機嫌もよいようです。
遊び足りなくて寝るのを嫌がる子どもに、「お布団でこの絵本を読もうか?それともこっちにする?」と聞くと、絵本を選んで寝室に行ってくれるという声もありました。
ママの気持ちを落ち着かせる
30代ママ
何言っても聞いてくれないときは、別室に移動して1人になり、気持ちを切り替えてから接するようにしています。パパがいるときは、パパに対応してもらいます。
子どもが言うことを聞いてくれなかったり、泣き止まなかったりすると、ママも感情的になってきてしまいますよね。別室に移動して少し距離を置く、深呼吸をするなどして冷静になってから、分かりやすく話すように心がけるとよいかもしれません。
子どもの気持ちが落ち着くのを待つ
20代ママ
イヤイヤが始まると何を言っても、何をしてもダメなので、気持ちが落ち着いて泣き終わるのを待ちます。
泣き出すとなかなか泣き止んでくれないと困っているママは多いようです。子どもの気持ちが落ち着いてママの話しが聞ける状態になるように、お気に入りのおもちゃなどを使ってあやすという声もありました。
元保育士に聞くイヤイヤ期の上手な接し方
元保育士さんに、イヤイヤ期の子どもの上手な接し方を聞きました。
気持ちを受け止める
20代ママ
『そうだよね、〇〇するの嫌だよね。』と、嫌な理由を聞き、子どもの気持ちを受け止めるようにしています。
子どもがうまくお喋りできない場合は、子どもの気持ちを受け止めて代弁するとよいでしょう。子どもの気持ちを聞いたり、代弁したりすると、自分の気持ちが分かってもらえているという安心感を得られるのかもしれません。
理由を伝える
20代ママ
『もっと遊びたかったね。でも片付けの時間だからまたあとで遊ぼうね。』というように、気持ちに寄り添ってから理由を伝えるようにします。
子どもの気持ちに寄り添ってあやしていると、心が落ち着いて話しを聞ける状態になるようです。理由は、子どもが分かりやすいように、短く分かりやすい言葉で伝えるとよいでしょう。
すごいと思うような声掛けをする
20代ママ
『お片付けができたらすごいね。かっこいいよね。』など、子どもが『これができたらすごい!』と思うような声掛けをします。
気持ちを受け止めて理由を伝えたあとは、まだ子どもの機嫌がよくないことが多いようです。優しい口調であっても、子どもは叱られたという気持ちがあるので、自信を持ってもらうためにポジティブな言葉をかけるとよいですね。
過去にできたことを褒める
20代ママ
『昨日できたよね。素敵だったよ。さすがだね。〇〇くんならできるよ。』など、過去にできたときの様子を話して褒めます。
昨日や数時間前など、しっかり記憶に残っている出来事を褒めることがポイントです。過去にできたことを褒めると、子どもは「昨日できたから、できるかもしれない!」と思い、行動に移してくれることがあるようです。
イヤイヤ期の子どもに合った接し方をしよう
イヤイヤ期の子どもと接するとき、子どもが自分で選んだり、じっくり物事に取り組めるように時間に余裕を持ってすごすというママがいました。
イヤイヤが始まった場合は、子どもと距離を置いてママが冷静になってから、子どもが落ち着くのを待つとよいかもしれません。
元保育士さんは、気持ちを受け止めてから理由を伝え、子どもが「理想の自分」や「かっこいい自分」をイメージできるように声掛けをすることを心がけていたようです。
イヤイヤが始まると何を言っても聞いてくれないので、どう接したらいいか分かりません。