すぐ泣く子どもへの対応はどうする?声のかけ方や接し方

すぐ泣く子どもへの対応はどうする?声のかけ方や接し方

イライラしないための工夫

2019.09.04

子どもがすぐ泣くことが気になっているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、子どもはなぜすぐに泣くのかや、年齢にあわせるなどの対応の仕方、すぐ泣く子どもにイライラしないために工夫していることを、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

子どもがすぐ泣くことへの悩み

子どもが泣き始めると、なぜすぐ泣くのだろうと感じるママやパパもいるのではないでしょうか。子どもが泣くことについての悩みを聞いてみました。

3歳児のママ
3歳児のママ

うちの子はちょっとしたことで泣き始めることがあります。3歳になってから頻繁に泣くようになったので、どのように対応したらよいのか知りたいと思います。

2歳児のパパ
2歳児のパパ

私は子どもがすぐ泣くことでイライラしてしまうことがあります。そんなときは子どもにやさしく接することができないので、イライラしないための工夫を知りたいです。

すぐ泣く子どもへの対応の仕方を知りたいママや、子どもが泣いてもイライラしない工夫を知りたいパパがいました。子どもがすぐ泣くようになったと感じる場合は、泣く理由を考えてみるとよいかもしれません。

子どもが泣く理由

子どもはどのような理由で泣くことがあるのでしょう。ママやパパが考える、子どもが泣く理由を聞いてみました。


気持ちが伝わらない

1歳児のママ
1歳児のママ

うちの子はまだ1歳なので、言葉で気持ちを伝えることができないために泣くのではないかと思います。暑くて気分が悪いということなどを、泣くことで伝えようとしているのだと感じています。

言葉を上手に使えるようになるまでは、欲しいものや不快な感じなどをママやパパに伝えられずに泣くことがあるかもしれません。大好きなママが見えなくなったときに、いっしょにいて欲しいという気持ちからすぐ泣くこともあるようです。


思うようにできない

子供服とおもちゃ
iStock.com/YelenaYemchuk
3歳児のパパ
3歳児のパパ

2歳になった頃から着替えなどを自分でやろうとして、思うようにできないときに泣くことが増えたと感じています。靴を履こうとしてうまくいかず、私が手を貸そうとしたら怒って益々泣いたために出かけられないこともありました。

2歳、3歳と年齢が上がってくると、ママやパパのようにやってみようとして思うようにできずに泣く子どももいるようです。4歳になって少し難易度の高いパズルに挑戦しようとして、うまくできないときに、すぐ泣き出してしまうというママの声もありました。


不安に感じる

4歳児のママ
4歳児のママ

保育園で初めての行事があるときには、前日からちょっとしたことですぐ泣くことがあります。初めてのことに不安を感じるために他のことでも泣いてしまうのかもしれないと思います。

保育園に入ると初めて経験することが増えてくるために、不安を感じて泣くこともあるかもしれません。ママのなかには、小学校入学が近づくとさまざまなことが心配になるらしく、すぐ泣くことがしばらく続いたという声もありました。

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子どもがすぐ泣くときの対応の仕方

子どもがすぐに泣き出すことが増えたと感じるときには、どのようにするとよいのでしょう。ママやパパに、子どもが泣くときの対応の仕方を聞いてみました。


子どもの様子をしっかり見る

1歳児のママ
1歳児のママ

子どもが泣き始めたときには、なぜ泣いているのかを知るために子どもの様子をしっかり見るようにしています。どこか痛いのか、甘えたいのかなどの理由がわかれば、きちんと対応することができると思います。

泣いている子どもの様子をしっかり見て、なぜ泣いているのかを考えるようにしているママがいました。泣く理由がわかれば適切に対応することができ、子どももあまり泣かずにすむかもしれません。


約束を決めておく

指切り
© yamasan - Fotolia
3歳児のパパ
3歳児のパパ

思うようにできないことで子どもがすぐ泣くことが増えてきたので、子どもと泣きたくなったときの約束を決めました。「何かできないときは泣かないでママやパパに手伝ってと言う」などと約束し、泣き始めたときに「約束は?」と声をかけるようにしています。

年齢が上がって言葉でコミュニケーションを取ることができるようになったら、子どもと約束を決めておくこともよいかもしれません。食事の時間になっても遊びをやめられずに泣く子どもと「泣かずにやめられたらご飯の後でママとパパがいっしょに遊ぶ」と約束をしたというママの声もありました。


子どもの気持ちに寄り添う

5歳児のママ
5歳児のママ

子どもがすぐ泣くことが続くときは何かに不安を感じているのかもしれないので、できるだけ子どもの気持ちに寄り添うようにしています。小さなことでも褒めて自信をもてるようにしたり「寂しかったんだね」と共感したりすることを心がけています。

年齢が上がると、小さなことに不安を感じて泣くことが増える子どももいるようです。下の子が生まれたことで寂しさを感じて泣くこともあるかもしれません。はっきりした理由がわからない場合は、とにかくやさしく接するようにしているというパパの声もありました。

ママやパパがイライラしないための工夫

子どもがすぐ泣くと感じてイライラしてしまうときには、どのようにするとよいのでしょう。実際にママやパパが工夫していることを聞いてみました。


待つゆとりをもつ

3歳児のママ
3歳児のママ

子どもがすぐ泣くことが多いと感じるときには、いつ泣き始めてもよいように時間にゆとりをもって行動しています。早めに準備をして時間にゆとりをもつことで、気持ちにもゆとりが生まれ、イライラしないで泣き止むのを待つことができます。

子どもが泣いてもイライラしないために、泣き止むまで待つゆとりがあるとよいかもしれません。お出かけの計画を立てる際には、子どもが泣くかもしれない時間を考えて、出発時間に幅をもたせているというパパの声もありました。


子どもから離れてみる

2歳児のパパ
2歳児のパパ

大人にとって取り立てて泣くほどのことではないと思えることで子どもが泣いているとイライラしてしまうことがあるので、泣き止むまで子どもから離れるようにしています。子どもの周りの安全を確認してから、隣の部屋で本を読みながら待つこともあります。

泣いている子どもから少し離れることもイライラしないための工夫のようです。ママのなかには、赤ちゃんの頃使っていたベビーモニターを利用して、子どもが落ち着くのを待ちながら家事を行なっているという声もありました。

すぐ泣く子どもへの対応を工夫しよう

公園で遊ぶ親子
iStock.com/Satoshi-K

子どもがすぐ泣くことがあると、なぜ泣くのかを考えて対応しようとしているママやパパがいました。年齢が上がると初めての行事などに不安を感じて泣く子どももいるようです。

子どもが泣くときには、ママやパパがイライラしないような工夫をしたり、泣く理由を考えたりして対応できるとよいですね。

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