【体験談】1歳の子どもができること。遊びや生活、言葉のやりとり

1歳になって感じたさまざまな成長

【体験談】1歳の子どもができること。遊びや生活、言葉のやりとり

子どもが1歳になるとどのようなことができるようになるのか、できることについて知りたいママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、1歳の子どもが遊びの中でできること、食事などの生活の中でできること、言葉のやりとりでできることなどを、ママやパパたちの体験談でご紹介します。

1歳児はどのようなことができる?

生まれてから1歳になるまでに見られる子どもの成長に、感動したり驚いたりしたママやパパもいるのではないでしょうか。1歳を迎えた子どもは、次にどのようなことができるようになり、どのような成長を見せてくれるのか、楽しみでもありますよね。

厚生労働省の資料によると1歳の頃には、一人で立っていられるようになる、「パパ」「ママ」など意味のあることばを一語言うようになる、徐々にことばが増えてくる、階段をのぼる、ボールを蹴るなど、いろいろなことができるようになるようです。

成長のペースは子どもによって違うようなので、1歳のときにできることは子どもによってさまざまかもしれません。

出典:こどもの成長発達のめやす/お母さんと子どものコミュニケーションのために

【体験談】1歳の子どもが遊びの中でできること

1歳の子どもはどのような遊びの中でどのようなことができるようになるのでしょうか。1歳児が遊びの中でできるようになったことをママやパパたちに聞いてみました。


音楽にあわせて踊る

音符
iStock.com/artisteer

「音楽番組を見ているとき、歌いながらダンスしている人を見るといっしょに踊り出します。リズムにあわせて膝を曲げたり手拍子したりしています」(1歳3カ月児パパ)

音楽にあわせて踊ったり歌ったりすることができるようになったという声がありました。お気に入りの曲が流れると、曲が終わるまで夢中で踊り、何度も繰り返し聞きたがる子どももいるようです。


おもちゃを積み上げたり崩したりして遊ぶ

「1歳になり自分で積み木を積み上げて遊べるようになりました。途中で崩れてしまうとくやしいようで、何度も繰り返し挑戦していました」(1歳3カ月児ママ)

「1歳半になる息子はおもちゃを積み上げては崩すという遊びをするのが大好きです。おもちゃを高く積み上げたら手で崩すというのを、飽きるまでずっとやっています」(1歳8カ月児ママ)

ブロックなどのおもちゃを手や全身を使って、いろいろな高さや形に積み上げられるようになる子どももいるようです。はじめはうまく積み上げられなくても、だんだんと上手に積み上げられるようになったというママの声もありました。


お絵描きに興味をもち始める

「私が文字を書いていると、子どもが真似をしてやってみたいと訴えてきました。鉛筆を渡すと握るように持って、紙の上を鉛筆でトントンたたいたり、ぐるぐる丸を書いたりして遊んでいました」(1歳2カ月児ママ)

1歳になるとお絵かきに興味をもち始めたという声がありました。最初はただペンを動かすだけだったのが、次第に何かを書くこと自体を楽しむようになったという子どももいるようです。

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【体験談】1歳児が生活の中でできること

生活の中でも、赤ちゃんの頃とは少しずつ変化がでてきたと感じるママやパパもいるかもしれません。1歳児が生活の中でできるようになったことを聞いてみました。


おもちゃを片づけるようになった

窓の近くにあるおもちゃ
© L.tom - Fotolia

「1歳をすぎたので子どもが自分でおもちゃを片づけられるように工夫しています。どちらが早くおもちゃ箱に入れられるか競争するなど、楽しんで片づけるようにしています」(1歳3カ月児ママ)

「遊んだあとのおもちゃを『こにに入れようね』と言うと、大人が言うとおりに片づけることができました。2歳に近づくにつれて『お片づけの時間だよ』というだけで自分で片づけるようにもなりました」(1歳10カ月児ママ)

遊んだあとのおもちゃを片づけるようになった子どももいるようです。片づけをゲームのようにすると、子どもが楽しみながら片づけるようになったというママの声もありました。


大人の真似をするようになった

「友だちと別れるときに私が手を振っていたら、子どもも同じように真似して手を振りました。手を振る方向が逆でしたが、上手にバイバイができるようになったなと思って嬉しくなりました」(1歳1カ月児ママ)

「ママが電話をしている姿を見て、娘が握った手を耳に当てて電話する真似をしました。それからは夫婦どちらかが電話をしていると、他の遊びを中断して電話をする真似をします」(1歳8カ月児パパ)

大人の仕草の真似をするようになったという声がありました。テレビのリモコンを押したり、洗濯物を干す真似をするなど、大人の様子を見て真似るすがたは、とてもかわいらしいですよね。


食事でスプーンやフォークを使うようになった

「1歳3カ月頃から、スプーンやフォークを使いたがるようになりました。まだ上手にすくえないけれど、自分で食べようとする意思が感じられました」(1歳5カ月児ママ)

「1歳になりスプーンはときどき使っていたのですが、手づかみ食べのほうが多かったです。1歳半になると上手にスプーンですくえるようになり、1歳8カ月の頃にはあまりこぼさず口まで運ぶことができるようになりました」(1歳8カ月児ママ)

1歳になりスプーンやフォークなど食事の道具を徐々に使うようになったり、使い方が上手になったりという変化もあるようです。1歳の後半になり大人が使っている箸にも興味をもち始めたという声もありました。

【体験談】1歳児の言葉のやりとりでできること

言葉が少しずつ話せるようになり、言葉のやりとりを楽しみにしているママもいるかもしれません。1歳児が言葉のやりとりでできることをママやパパたちに聞いてみました。


知っている単語が増えた

「1歳最初の頃はママ、パパだけだったのが、車を見て『ブーブー』と言うようになりました。それから『マンマ』や『ワンワン』など知っている単語が急に増えてきたのでびっくりしました」(1歳7カ月児ママ)

「1歳前半は一語だけ言うのが、1歳後半になって『ボール、きたよ』など2語話せるようになりました。最近では子どもとの会話がとても楽しいです」(1歳11カ月児ママ)

知っている単語が増え、言えるようになったという声がありました。単語の量が増えて、2語文で話すようになると、より会話らしくなってくるかもしれませんね。


返事をするようになった

「息子の名前を呼ぶと『はーい』と手をあげて返事をするのがとてもかわいいです。私もかわいくて何度も呼んでしまうのですが、子どもも嬉しいようで、繰り返し呼んでと求めてきます」(1歳3カ月児ママ)

話しかけると返事をするようになったという声がありました。「はい」「いいよ」「いや」など、大人が質問したことに対して、いろいろな返事ができるようになってきたというママの声もありました。

1歳児ができることはさまざま

ママと子供
iStock.com/polkadot

子どもが1歳になると、遊びや食事など、生活でできることが徐々に増えたり、知っている単語が増えるなど、言葉での成長も見られたというママの声がありました。子どもによっても成長のペースはさまざまなので、子どもの様子をみながら成長を見守られるとよいですね。

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