最低限必要な防災グッズリスト。100均で揃うのものや、子ども・赤ちゃんに必要なもの

最低限必要な防災グッズリスト。100均で揃うのものや、子ども・赤ちゃんに必要なもの

2018.07.20

災害時に備えて防災グッズを準備したいママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、消防庁が推奨する災害時に役立つ防災グッズセットをリストで掲載。子どもや赤ちゃん、女性のための防災グッズや100均で揃う最低限の防災グッズも紹介します。

消防庁が推奨する防災グッズリスト

いつ起こるか分からない災害に備えて、ママやパパはどんな防災グッズを準備しておくとよいのか気になるのではないでしょうか。

総務省の消防庁が公開している、地震などの災害に備えて最低限そろえておくとよい防災グッズリストを紹介します。

・食料や水
・衣類や毛布、手袋など
・印かんや現金、貯金通帳
・懐中電灯(ライト)やロウソク
・救急セット
・缶切りやナイフ
・哺乳瓶やオムツ
・ラジオ
・ヘルメットや防災ずきん

災害によって自宅などが被災した場合、安全な場所で避難生活を送る必要があり、以上の防災グッズが最低限必要といわれています。

食料や水、衣類や毛布などは避難所で配布されるまでに時間がかかることもあるので、家族全員が3日以上過ごすことのできるように備蓄品を準備しておくとよいでしょう。

印かんや現金、貯金通帳などの貴重品は決まった場所にまとめておくと、緊急時にサッと持ち出すことができるかもしれません。ただし、貴重品の防犯対策もしっかり行うことも大事です。

また、ママやパパが子どもや赤ちゃんといっしょに避難するとき、哺乳瓶やオムツなどが必要となることもあるでしょう。あらかじめ防災バッグの中に用意しておくと安心かもしれません。

出典:防災グッズの紹介/総務省消防庁

あると役立つ防災グッズリスト

消防庁が推奨している防災グッズリストのもの以外に、役に立ちそうな防災グッズを紹介します。


雨具

レインコート
Andrienko Anastasiya/Shutterstock.com

災害時に雨や水道管の破裂などで水に濡れる場合もあり、体が濡れてしまうと体温の低下につながる恐れもあるようです。カッパなどの雨具があると水に濡れることを防ぎ、防寒着にもなるので用意しておくと便利かもしれません。両手が使えるという点も重要でしょう。


レジャーシート(ブルーシート)

レジャーシート(ブルーシート)は一時的に外に避難するときや避難所などでの床冷えや雨風をしのぐことなどにも活用できそうです。


スリッパ

避難所などで上履きとしても活用ができるでしょう。災害時に建物内を歩くときには足を守るためにも必要となることもあるかもしれません。


食品用ラップ

お皿などに巻き付け使用することで、使用後に洗う必要がなく水の節約にもなるようです。災害時の食料の保存時にも活用できそうです。

100均で揃う最低限の防災グッズは?

100均で防災グッズはどれだけ揃うのでしょうか。最低限あるとよい100均の防災グッズを紹介します。


食料や飲み物

非常用の健康食品や缶詰、ペットボトルの水などもあるようです。消費期限をよく確認して上手に備蓄するとよいでしょう。


医療、衛生用品

絆創膏
P Maxwell Photography/Shutterstock.com

絆創膏やガーゼ、包帯など一通りのものが揃っているようです。体拭きや歯ブラシ、携帯簡易トイレなどの衛生用品も販売されているようです。


避難時に使うもの

ペンライトやロウソクなどの明かりになる防災グッズや、手袋やレインコートなどのアウトドア向けの商品も揃っているようです。

消防庁が推奨する防災グッズは100均でも販売されているようですが、店舗によって品揃えが異なる場合があります。

最低限必要な防災グッズは揃えられるかもしれませんので、100均に足を運んだときは確認してみるのもよいかもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

子どもに持たせたい防災グッズリスト

防災グッズは使い方が少し難しいものもあります。子どもが自分で使えそうな防災グッズや持たせておきたい防災グッズはどのようなものがあるのでしょうか。


災害用ホイッスル

ホイッスル
Besjunior/Shutterstock.com

ホイッスル(笛)にはさまざまな種類がありますが、災害用に使われるホイッスルには小さくて少ない息でも大きな音が出るものもあるようです。ストラップタイプのホイッスルもあるようなので、子どものバッグなどにつけておくのもよいかもしれません。


小型ライト

小さくて明るいLEDのペンライトは場所も取らないので持ち歩きに便利ですし、軽いので子ども使いやすいかもしれません。


家族写真と連絡先メモ

災害時に万が一、子どもと別々で避難することになったとき、家族写真や連絡先メモがあると、避難所で合流するときなどに役に立つでしょう。

ママやパパは緊急時のときにどのように家族写真と連絡先メモを使えばよいのか、子どもに伝えておくとよいかもしれませんね。

赤ちゃんに必要な防災グッズ

ママやパパが赤ちゃんといっしょに避難するときに準備しておきたいものを紹介します。


抱っこ紐

赤ちゃんを抱っこしながら避難するときに、抱っこ紐があるとママやパパも動きやすくなるでしょう。耐久性の高い素材でできた抱っこ紐を選ぶとよさそうです。


紙オムツ

紙オムツは防災バッグにいくつか用意しておくと安心かもしれません。オムツといっしょにおしり拭きシートも準備しておくと衛生的でしょう。


粉ミルク、哺乳瓶、離乳食

災害時でも赤ちゃんが食事できるように粉ミルク、哺乳瓶、離乳食を一式揃えておくとよいでしょう。調理無しですぐに食べることができ、備蓄食料にも向いている瓶タイプの離乳食を用意しておくとよいかもしれません。

出典:赤ちゃんとママを守る防災ノート 6ページ /内閣府防災情報のページ

女性が備えておきたい防災グッズ

災害時に女性が必要となりそうな防災グッズをいくつか紹介します。


生理用品

女性にとって生理用品は災害時以外でも持っておきたいものでもありますよね。おりものシートなどは傷の手当てに使うガーゼとしても代用できるようです。


髪ゴム

災害時は何日間かお風呂に入れないときもあります。髪が長い女性などは髪ゴムで髪をまとめることで、不快な気分を和らげることができるかもしれません。


防犯ブザー

女性や子どもが避難所などでも安心して過ごすために、災害時の犯罪対策として防犯ブザーを持っておくとよいでしょう。被災して建物内に取り残された場合などにも、助けを呼ぶ道具として活用できるかもしれません。

オリジナルの防災グッズリストを作っておこう

災害リュックの準備
T.TATSU/Shutterstock.com

今回は消防庁が推奨する防災グッズリストを元に子どもや赤ちゃん、女性が必要となりそうな防災グッズを紹介してきました。

人によって必要な防災グッズはそれぞれ異なるかもしれません。どのような防災グッズを揃えたらよいのか悩んだときは、100均などの商品も活用しながら、オリジナルの防災グッズリストを作ってみるのもよいでしょう。

普段の日常から災害に対して最低限の備えをしておくことで、緊急時でもパニックにならずに対処することができるかもしれませんね。

2018.07.20

家族カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。