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生後4ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れると泣く場合はどうする?お風呂の時間や温度など工夫の仕方
生後4ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れる場合、泣いてしまうことが多くお風呂の温度や何分入れるかなどの時間が気になる方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、生後4ヶ月の赤ちゃんのお風呂の入れ方や泣くときの対処法、洗髪やうまく洗えないなどの悩みに役に立つお風呂グッズについて紹介します。
生後4ヶ月の赤ちゃんとのお風呂は大変?
生後4ヶ月の赤ちゃんを、お風呂に入れるのを苦労している方も多いようです。
「首ずわりはしていましたが、大人と同じ湯船につかるのがまだこわくて夫と二人でベビーバスにいれてました。二人でやる分気持ちの負担は軽かったですが、大変に感じることもありました」(20代/男の子のママ)
「4ヶ月になると赤ちゃんの体も大きくなってきていましたが、まだ洗髪や体を洗うのが怖くてうまく洗えないときやシャワーのときはベビー用のビニールバスやベビーバスマットを愛用していました」(30代/女の子のママ)
一方で、「お風呂好きな子だったので、苦労を感じたことはありませんでした」とお風呂に入れることを大変に感じなかった方もいるようです。育児の大変さはそれぞれであることがわかりますね。
大変という保護者は、風呂場で使えるバスチェア、またビニールバスやベビーバスマットなどのお風呂グッズを活用しながら、子どもとの入浴を安全にする工夫をしていたようです。
お風呂で泣くときの対処法
生後4カ月の赤ちゃんがお風呂で泣くとき、保護者はどのように対処していたのでしょうか。実践していた対処法を紹介します。
ぬいぐるみなどのお風呂グッズを利用
「うちの子は、お風呂で泣くことが多かったですが、ぬいぐるみのようなお風呂用のおもちゃを使って遊ばせると、泣き止むことが増えました」(30代/男の子のママ)
お風呂が苦手な赤ちゃんにとって、風呂グッズやおもちゃは有効な対策です。また、おもちゃを使えば少し紛らわせることができるかもしれません。水にぬれてもよいおもちゃなら、必ずしもお風呂専用ではなくても大丈夫でしょう。
防水素材のぬいぐるみなどお風呂専用のおもちゃでなくても、ビニールバスで遊べるものなど、水にぬれても安全なものを使用するのがよいでしょう。
手早く沐浴布をかける
「子どもが裸のまま寒そうにして泣いてしまうことがありました。そこで、服を脱がせたあとすぐに沐浴布をかけてあげるようにしたら、泣くことが少なくなりました」(30代/女の子・男の子のママ)
赤ちゃんがお風呂で泣き続けたとき、「裸の状態で待ち続けることが不安なのかな」と考えているママもいるようです。対策として、新生児育児の際に使用していた沐浴布を赤ちゃんの体にかけていたという声もありました。
赤ちゃんの体を覆ってあげることで安心感を与えられます。頭からおしりまですっぽり包めるポンチョ型バスローブも、お風呂上がりにすぐ体をくるんであげられる便利なお風呂グッズとして人気です。
お風呂上がりの水分補給
「うちの子は、お風呂から出たあとに泣いてしまうことがよくありました。ミルクやおしっこの後にすぐ水分補給をさせると落ち着いてくれることが多かったです。麦茶や白湯を用意していた日もありました」(30代/女の子のママ)
赤ちゃんがお風呂から出たあと泣き止まないのは、水分不足が原因の場合もあると考えてお風呂上がりに授乳していたママがいました。
なかには白湯やベビー用の麦茶を飲ませていた、という声もありました。赤ちゃんは入浴中に汗をかくため、お風呂上がりには適切な水分補給を心がけることが大切です。
4ヶ月の赤ちゃんとのお風呂時間
入浴時間についても、赤ちゃんが心地よく過ごせるよう調整できるとよいようです。保護者は、お風呂に入れる時間の長さや時間帯をどのようにしていたのでしょうか。
時間帯
「1歳になる前に、18時から19時の間に寝る習慣を身につけてほしかったので、お風呂は17時ごろに入れていました」(30代/女の子・男の子のママ)
「20時ごろに入れていました。“お風呂のあとは寝る時間”という生活習慣を身につけたかったので、日ごろから入浴時間は守るようにしていました」(20代/男の子のママ)
「19時から20時の間に入れることが多かったです。夏場だったので長湯はしていませんでした」(30代/女の子のママ)
夕飯の前や寝る前など時間帯はさまざまですが、毎日時間を決めて生後4ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れていた方が多いようです。
お風呂のあとは寝る時間だと理解してもらうため、生活習慣として時間を決めていたという声もあり、毎日のリズムを保つための工夫が見られます。
お風呂の時間
「あまり長い時間お風呂に入れてしまうと、赤ちゃんが飽きて泣き始めるのでは?と思っていたので15分以内でお風呂は済ませるようにしていました」(40代/男の子のママ)
生後4ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れる時間は10分から15分と、素早く入れている方が多いようです。赤ちゃんの状態や日によって時間設定は柔軟に対応して問題ないでしょうが、赤ちゃんが疲れすぎないよう、10分前後で入浴を終わらせる保護者が多いようです。
お風呂の温度はどれくらい?
生後4ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れる際、温度も重要なポイントです。保護者の声から、お風呂に入れるときの温度について見ていきましょう。
「秋だったので湯冷めしないように40度ぐらいの温度にしていました」(30代/女の子のママ)
「38度くらいにしていました。夏場だったのでのぼせないように、低めに設定していました」(20代/女の子のママ)
保護者は季節に合わせて温度調整をしているようです。赤ちゃんの様子も見ながら、快適な温度に設定できるとよいですね。また、浴槽で使える温度計などのお風呂グッズを活用して、快適な温度を保ちつようにしているという声もありました。
ワンオペでのお風呂の手順
実際に生後4ヶ月の赤ちゃんをひとりでお風呂に入れるとき、保護者はどのような流れで入れているのでしょうか。ワンオペお風呂を体験した保護者の声を紹介します。
1.まずは大人が先に入る
「バスチェアに赤ちゃんを寝かせて待たせている間に、大人が先に素早く体を洗うようにしていました」(30代/女の子のママ)
赤ちゃんを脱衣所やお風呂のなかのバスチェアなどに寝かせて待たせている間に、ママ自身の髪や身体を素早く洗っている、という声がほとんどでした。脱衣所に赤ちゃんを待たせている場合は、お風呂場のドアを少し開けておき、赤ちゃんの様子を見ながら入浴している方が多いようです。
2.赤ちゃんを洗っていく
「おしりから順に洗い、シャワーの水圧を弱めて優しくすすいでいました」(40代/男の子のママ)
ママの太もも付近で赤ちゃんを抱きかかえ、ベビーソープなどで優しく洗っていきましょう。洗い終わったらシャワーの水圧を弱めにして、すすぎ残しがないように流します。
3.湯船に2~3分浸かる
「短時間ですが、家族と一緒にお風呂に入ることもありました。赤ちゃんと会話しながらリラックスできる時間にしていました」(30代/女の子・男の子のママ)
優しく抱っこしてゆっくり入りましょう。湯船につかりながら、話しかけてあげていた方が多いようです。
4ヶ月の赤ちゃんのための入浴後のケア
生後4ヶ月の赤ちゃんのお風呂上がりは、しっかりとケアしてあげることが大切です。この記事では、赤ちゃんの体を守り、快適に過ごすためのケア方法を保護者に聞きました。
体を拭く
「お風呂から出たら、用意しておいた大きなバスタオルで、赤ちゃんの体を優しく拭いてあげます。特におしりなど、しっかり水気を取ることが大切です。体はゴシゴシとこすらず、軽く押さえるように拭くとよいですね。風呂グッズで使う柔らかいタオルが役立ちます」(30代/男の子のママ)
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、摩擦を避けるために軽いタッチで水分を拭き取るのがポイントです。湿疹や肌トラブルを防ぐために、しっかりと拭いてから次のケアに進むようにしましょう。
お風呂から出たら、用意しておいたバスタオルで体をふいてあげます。このとき、体はゴシゴシふかず軽くおさえるようにふいてあげましょう。
保湿
「冬場など、乾燥しやすい時期は、タオルドライ後にすぐにベビーローションを使って保湿しています。ミルク量が増えてお肌も敏感になりがちな時期なので、保湿は欠かせません」(0代/女の子のママ)
特に寒い季節には、乾燥が原因で肌が荒れることがあるため、保湿はしっかりと行いましょう。入浴後すぐに保湿することで、赤ちゃんの肌を健やかに保つことができます。風呂グッズとして、ベビー用のローションやクリームを常備しておくのもおすすめです。
季節によっては赤ちゃんの肌の乾燥を防ぐために、タオルドライ後すぐにベビーローションなどで保湿している方もいました。
入浴後ケアの準備
「お風呂から出たあと、焦らずにスムーズにケアできるように、ポンチョ型バスローブやぬいぐるみ、おむつ、着替え、綿棒などのケアグッズを前もって用意しています。特に寒い時期は、赤ちゃんが冷えないように、バスタオルで包んで素早く着替えられるようにしています」(30代/男の子のママ)
「風呂場の近くに赤ちゃんのおしっこや汚れを防ぐためのバスチェアやビニールバスを置いておくと、万が一何かあってもすぐに対処できるので安心です。また、自分が冷えないように、大人用のバスローブも用意しています」(40代/男の子のママ)
入浴後の準備は、しっかり整えておくことでスムーズにケアができます。特に、寒い時期には赤ちゃんだけでなく家族全員が快適に過ごせるように、必要なものを揃えておくとよいでしょう。これにより、赤ちゃんとのお風呂時間がより楽しく、リラックスしたものになります。
お風呂から出た後のことを考えて、事前にバスタオルを広げて準備しておく、バスタオルの近くに綿棒やケアグッズ、オムツや赤ちゃんの服を用意しておくと、焦らずにケアができそうですね。寒い時期はママの身体も冷えないように、すぐに羽織れるポンチョ型バスローブなどを用意したという声もありました。
4か月の赤ちゃんが泣くときに役立つお風呂グッズ
赤ちゃんが泣くお風呂時間を楽しく過ごすことができるよう、さまざまな風呂グッズを活用したいですね。保護者のおすすめを聞いてみました。
バスチェア
「赤ちゃんをバスチェアに座らせると、落ち着いて入浴できました。両手が塞がっているときもチェアに寝かせておけるので助かりました」(30代/男の子のママ)
「首が据わっていないうちは、バスチェアに座らせるのが安心でした。赤ちゃんを抱えて洗うよりも楽でしたね」(30代/女の子・男の子のママ)
バスチェアは赤ちゃんの体を支えながら、両手を自由に使えるので便利。首が据わっていないうちは特に重宝します。赤ちゃんを座らせておけば、ママ自身の洗髪や身体の洗浄も手早く行えます。
ベビーバス・子ども用ビニールバス
「最初はベビーバスに入れていましたが、赤ちゃんの成長に合わせてビニールバスに変えました。保温効果が高くて快適でした」(30代/女の子のママ)
「赤ちゃんのスペースが狭いベビーバスだと動き回って危険だったので、ビニール製のバスを使うことにしました」(30代/・男の子のママ)
ベビーバスは小さめなので家族で一緒に入浴するのが難しいですが、ビニールバスなら赤ちゃんも広く動き回れます。保温効果も高いので、赤ちゃんの湯冷めも防げます。成長に合わせて使い分けるのがおすすめです。
泡シャンプー・泡ボディソープ
「泡タイプのシャンプーとボディソープを使うと、赤ちゃんのおしりも簡単に洗えない部分まで洗えました」(30代/女の子のママ)
「赤ちゃんのおむつかぶれやおしっこ汚れが気になるので、泡タイプのボディソープを使うことにしました。手早く洗えるので便利でした」(30代/女の子・男の子のママ)
赤ちゃんのお肌は敏感なので、泡タイプのシャンプーやボディソープがおすすめです。手早く洗えるので、赤ちゃんのおしりなどおしっこ汚れが気になる部分も念入りに洗うことができます。
ベビー用シャワーヘッド
「ベビー用のシャワーヘッドを使うと、赤ちゃんの頭や体に優しく水をかけられました」(30代/女の子のママ)
「大人用のシャワーヘッドだと水圧が強すぎて、赤ちゃんが怖がってしまったので、ベビー用に変えました」(30代/男の子のママ)
大人用のシャワーヘッドでは水圧が強すぎて、赤ちゃんが怖がることがあります。ベビー用のシャワーヘッドなら、優しいシャワーで体を洗えるので安心です。赤ちゃんが喜んで入浴できるよう、ベビー用のシャワーヘッドを使うのがおすすめです。
ポンチョ型バスローブ
「ポンチョ型のバスローブを着ると、両手が空いて赤ちゃんを抱えやすかったです」(30代/女の子のママ)
「寒い時期は、ポンチョ型のバスローブを着ると自分の身体も冷えにくかったです」(30代/女の子・男の子のママ)
赤ちゃんを抱えながら身体を乾かすのに、ポンチョ型のバスローブは便利です。両手が自由に使えて、大人の身体も冷えにくいので重宝します。寒い時期の入浴ケアにおすすめです。
入浴前にミルクを飲ませる場合の注意点
生後4か月頃の赤ちゃんは、ミルクを飲んでからすぐにお風呂に入れると、吐き戻しのリスクがあるようです。ミルク量を調整しながら、入浴前に適切な時間を空けて授乳している保護者が多いようです。
「赤ちゃんが吐き戻しして大変だったので、ミルクを飲んでから30分ぐらい経ってから入浴させるようにしていました」(30代/男の子のママ)
「ミルクを飲んだ直後はお腹いっぱいなので、お風呂に入れるのはよくないとテレビで育児の専門家が話しているのを聞いたので、1時間ぐらい待つようにしていました」(30代/女の子・男の子のママ)
「授乳後すぐにお風呂に入れると、吐き戻しや不快感で泣いてしまうことがありました。子どもが落ち着く時間を意識して、授乳から30分程度空けて入れるようにしています」(20代/女の子のママ)
赤ちゃんはミルク量が多いと、お風呂に入れると吐き戻しを起こすことがあるので注意が必要です。授乳後30分から1時間ほど経ってから入浴させると、吐き戻しのリスクが低下します。
このようにミルク量や授乳のタイミングも、赤ちゃんがお風呂で泣く原因の一つかもしれません。授乳後は吐き戻しや赤ちゃんが苦しくならないように、一定の時間を空け落ち着いてお風呂に入れるようにしていた保護者もいるようです。
生活リズムが崩れないように入浴前のミルクのタイミングをはかれるとよいでしょう。気になる場合は助産師や保育士などの専門家にアドバイスをもらうようにしている保護者も多いようです。
生後4ヶ月の赤ちゃんとのお風呂を楽しもう
生後4ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れることが大変だと感じる方もいるようです。赤ちゃんがよく泣く場合には、お風呂の入れ方や温度、何分入れるかや時間帯などを工夫してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんが泣く原因はさまざまで、風呂場の環境やタイミングによっても異なります。赤ちゃんが安心できる入浴環境を整えることで、少しずつ楽しいお風呂時間が増えていくでしょう。
また、入浴後のケアや入浴前後のミルク量の調整などをしっかり行いながら、子どもが泣く原因をよく見極めて、記事で紹介したような風呂グッズを用意するなどして、赤ちゃんが安心して過ごせる環境を作りましょう。
育児中のお風呂は、赤ちゃんと保護者にとって特別な時間です。助産師さんや保健士さんなど育児の専門家のアドバイスなども取り入れながら、赤ちゃんといっしょに家族全員がリラックスできる時間を楽しみたいですね。