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生後5ヶ月頃の赤ちゃんのお座りについて。前のめりになる、お座りできない場合など
遊びやベビーチェアを活用してお座り練習する方法
生後5ヶ月をすぎるとお座りをし始める赤ちゃんもいるようですが、身体が前のめりになっていると倒れないかや、サポートの方法について気になる保護者の方もいるかもしれません。今回の記事では、赤ちゃんがお座りをした時期やお座りのコツと練習方法、成長やタイプによってお座りできない理由などを体験談とともに紹介します
お座りをするのはいつから?
お座りの練習は早く始めてもよいのか、他の赤ちゃんはいつお座りしだしたのかなど、お座りできるようになる時期が気になってこの記事を見ている保護者の方がいるかもしれません。実際に、赤ちゃんがいつ頃からお座りをするようになったのか、ママたちに聞いてみました。
「生後7ヶ月くらいで、大人の支えなしでも安定してお座りできるようになりました。身体が前のめりになると、自分で手をついてバランスをとっていました」(生後8ヶ月の赤ちゃんのママ)
「生後7ヶ月近くになってもお座りしないので心配していましたが、8ヶ月をすぎてから安定してお座りできることが増えました。赤ちゃんによって成長のペースはさまざまだと思いました」(生後9ヶ月の赤ちゃんのママ)
「生後5ヶ月後半頃から、腰が座り上半身を起こしていられるようになったので、そろそろお座りをし始めるのかな?と思いましたが、前のめりになったり倒れそうになっていたので、まだまだサポートも必要だと感じました」(生後6ヶ月の赤ちゃんのママ)
生後7ヶ月をすぎると、赤ちゃんが支えなしでも腰がしっかりしてきてお座りできることが増えるという声がありました。
体験談のなかには、生後5ヶ月の頃から少しずつ自分で腰から上半身を起こした姿勢をとることが増えたという声もありましたが、赤ちゃんによってお座りできるようになる時期はさまざまなようです。
お座りをするときのコツ
赤ちゃんがお座りをし始めたときに、ママたちが心がけていた練習方法やポイントについて聞いてみました。
倒れないように支える
「支えがないと身体が前のめりになってしまうので、私が座っている脚の間にお座りさせて腰と左右の脇を支えるようにしています」(生後5ヶ月の赤ちゃんのママ)
「私の膝の上に座らせ、赤ちゃんが私にもたれるようにしてお座りの姿勢をすることがありました。身体がふれ合っているので安心感があったのか、機嫌よくお座りしていました」(生後5ヶ月の赤ちゃんのママ)
まだ自分でお座りする姿勢に慣れていない赤ちゃんには、大人が腰や脇など身体を支えてあげることも大切かもしれません。
周りの環境を整える
「赤ちゃんが身体のバランスを崩したときに頭をぶつけないよう、お座りしそうなときはテーブルなどの家具から離れた場所に移動しました。お座りすると自分で周りのものを触りたがることが増えたので、手の届く範囲に誤飲が心配な小物などを置かないようにも気をつけました」(生後7カ月の赤ちゃんのママ)
「赤ちゃんの背中とベビーチェアの間にクッションを入れて、お座りしたときの目線に少しずつ近づけていきました。お座りを始めたばかりの時期だったので、横に倒れないよう身体の左右にもクッションを置きました」(生後6ヶ月の赤ちゃんのママ)
お座りの姿勢になり目線の高さが変わることで、赤ちゃんがさまざまなものに興味をもって自分から手を伸ばすようになったと感じていた保護者の方もいたようです。
身体が倒れることを想定して、家具がない位置に移動したりベビーチェアやクッションを活用したりといった対策も参考になりそうですね。
遊びや離乳食のタイミングで行う
「生後5ヶ月の頃に離乳食を始めたので、腰から太もも部分にかけて身体がすっぽりはまるタイプのローチェアを使って、食事の時間を兼ねてお座りの練習をしています」(生後5ヶ月の赤ちゃんのママ)
「よく遊ぶお気に入りのおもちゃがあったので、お座りするときにそばに置いておきました。おもちゃを持ち上げたり振り回したりして遊びながら、自分から身体のバランスをとってお座りできることがありました」(生後6ヶ月の赤ちゃんのママ)
離乳食のときに赤ちゃん用のローチェアなどを使って、お座りの練習をしたり、遊びのなかで自然に体のバランスをとるようにする方法もあるようです。
鏡の前に赤ちゃんと座ると、鏡に興味を示して遊びながらお座りの姿勢を維持できたという声もありました。
お座りで前のめりになったり、前に倒れてしまうときは
赤ちゃんがお座りする際、前のめりの姿勢になってしまうときには、「両脇や腰を持って倒れないように支える」というママの声もみられました。
また、前のめりになったり後ろに倒れたりしたときのためにクッションを床に置いたり、クッションの役目をしてくれるタイプのリュックを背負わせる、ベビーチェアに座らせるなど、環境を整えることを意識するのもよいかもしれません。
お座りできないときの理由
赤ちゃんがなかなかお座りできないと、どうしたらよいか気になったり不安を感じたりする保護者の方もいるようです。お座りできないときの理由について、どのように考えられるとよいでしょうか。
まだ時期が早い
「お座りをし始めた頃は、バランスを崩して身体が前のめりになると泣いてしまうことがありました。まだお座りの時期ではないのなら焦らなくてもよいと思い、赤ちゃんの様子にあわせて長い目で見守りました」(生後7ヶ月の赤ちゃんのママ)
なかなかお座りできないときは、まだ時期が早いのではないかと感じるママもいるようです。赤ちゃんのタイプや成長のスピードやはさまざまなので、その子にあったペースで見守るようにできるとよいですね。
オムツの感触が不快
「お座りの姿勢を嫌がったときに、オムツが濡れていることがありました。寝ている姿勢のときとはオムツの感触が違うのかもしれないと思い、お座りの姿勢になるときは先にオムツをチェックをしました」(生後7ヶ月の赤ちゃんのママ)
寝ている姿勢とお座りの姿勢では、オムツが濡れたときの感触も変わってくるかもしれません。ママのなかには、遊びの時間はご機嫌よくお座りしていたのに急に機嫌が悪くなったときは、まずオムツが汚れていないか確認したという声もありました。
ママと離れたくない
「うちの子は、抱っこからおろしてお座りさせようとすると泣いてお座りできないタイプでした。まだ抱っこの方が安心する時期かと思い、お座りの練習は膝の上などでいっしょに遊びながらさせて、少しずつ自分ひとりで座ることに慣れるようにしました」(生後6ヶ月の赤ちゃんのママ)
ママと離れることに不安を感じて、お座りを嫌がる場合もあるようです。お座りの練習を嫌がったときはママの膝の上で腰や体を両手で支えるなど、スキンシップを取りながら行える方法をとると、赤ちゃんもリラックスしてお座りできるようになるかもしれません。
お座りは赤ちゃんのペースで
生後5ヶ月の頃はまだお座りできないという体験談もあり、赤ちゃんの成長やタイプによってお座りしだす時期はさまざまなようです。
お座りを始めたばかりの頃は、前のめりになったり後ろに倒れたりすることも考えて、大人が身体を支えたり、ベビーチェアやクッションなどでお座りに慣れやすい環境を整えたりしながら見守れるとよいでしょう。
この記事を参考に、赤ちゃんが自分から無理なくお座りできるサポートや、遊びや生活の中で赤ちゃんにとってお座りの練習になるような方法を見つけてみてくださいね。