便利な抱っこ紐。生後3ヶ月の赤ちゃんに適した抱っこ紐のタイプと選び方とは

便利な抱っこ紐。生後3ヶ月の赤ちゃんに適した抱っこ紐のタイプと選び方とは

2018.06.02

抱っこ紐があると生後3カ月の赤ちゃんと外出するときや毎日の生活に便利なようです。生後3カ月から使える抱っこ紐には、どのようなものがあるのでしょうか。

生後3カ月の抱っこ紐

生後3カ月になると、抱っこが徐々に安定してきて抱っこ紐が便利に使える子もいるようです。赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこすることで、ママは両手が使えるようになるため便利ではないでしょうか。

一般社団法人製品安全協会による「抱っこ紐のSG基準」を参考に、生後3カ月の赤ちゃんに使える抱っこ紐の種類を調べてみました。これから抱っこ紐を購入しようと考えているママは、参考にしてみてください。

出典:抱っこひものSG基準/一般財団法人 製品安全協会

抱っこ紐のタイプ

抱っこ紐
© moonrise - Fotolia

生後3カ月から使える抱っこ紐には2タイプあるようです。


専用タイプ

抱っこ専用のタイプは、背負いと横抱っこ、腰抱っこ、縦抱っこのいずれかでのみ使用できるもののようです。


兼用タイプ

抱っことおんぶが兼用で使えるタイプは、背負いと横抱っこ、腰抱っこ、縦抱っこのうち複数の抱き方で使えるもののようです。スリングタイプは兼用タイプには含みません。

抱っこ紐の種類

抱っこ紐
© polkadot – Fotolia

具体的に抱っこ紐の種類を見ていきましょう。生後3カ月の赤ちゃんに使えるものと使えないものがあるので、参考にしてみてください。


背負い式

生後3カ月の首すわりが完全でない赤ちゃんには、赤ちゃんをおんぶする背負い式は使用できないとのことです。背負い式の適用対象年齢は、首がすわった4カ月ころから36カ月までが好ましいようです。


横抱っこ式

赤ちゃんを横に寝かした状態で前に抱っこする横抱っこ式は、生後3カ月の赤ちゃんにも使用できます。生後0カ月から腰すわり前の6カ月までの使用がよいようです。


縦抱っこ式

赤ちゃんを前に抱っこする縦抱っこ式は、縦の対面抱っこと前方向き抱っこの2種類があるようです。首がすわった4カ月ころから24カ月までの使用が好ましいとされており、生後3カ月の赤ちゃんには使うことができないといわれています。ただし、対面抱っこが可能な縦抱っこ式の抱っこ紐のうち、頭あてがあるものに限っては、生後1カ月から24カ月の使用が可能とされているようです。


腰抱っこ式

腰抱っこ式は、一方の肩にベルトを介して赤ちゃんを使用者の体の側面、腰骨の上にななめに抱く抱っこ紐のことです。腰のすわった7カ月ころ以降から36カ月までが使用期間となり、生後3カ月の赤ちゃんには使用できないとされているようです。

抱っこ紐のメリット

抱っこ紐を使うことで、ママは両手があくので日常生活のさまざまな動作をスムーズに行うことができるようになるでしょう。抱っこが安定することで、赤ちゃんも落ち着いて過ごすことができるかもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

抱っこ紐を使う目的

抱っこ紐は、ママと赤ちゃんがいっしょに移動するときに役立つようです。抱っこ紐でママの体に赤ちゃんをしっかりと固定することで、お互いに安心して移動ができるのではないでしょうか。また、赤ちゃんの寝かしつけのときに抱っこ紐を使うというママの声もありました。

抱っこ紐の選び方

生後3カ月から使える抱っこ紐はどのように選べばよいのでしょうか。


月齢に合った種類

首すわりが完全でない赤ちゃんには、横抱っこ式か頭あてのある縦抱っこ式の抱っこ紐が好ましいとされているようです。抱っこ紐の中には、月齢に合わせて抱き方をカスタマイズできるものもあるため、実際に使っているママにきいてから購入するとよいかもしれませんね。


素材

汗や母乳、ミルクの吐き戻しなどで抱っこ紐が汚れてしまうこともあるため、自宅で簡単に洗える素材がよいようです。また、暑い時期の抱っこには、通気性のよいメッシュタイプや吸水性のよいコットン素材が快適に過ごせそうです。天然素材のオーガニックコットンを選ぶママもいるようです。


付属品

抱っこ紐の中には付属品の充実したものもあるようです。頭あてやインサートをつけることで、使用可能な月齢が広くなるものもあるため、長い期間使いたいママは、付属品の充実した抱っこ紐を選ぶのもよいでしょう。

また、折りたたんで小さく収納できるカバーがあるものは、持ち運びに便利かもしれません。日除けの布や、寒い時期に抱っこ紐に装着できるポンチョなど、便利な付属品が充実している抱っこ紐を選べば、快適なお出かけになりそうです。

抱っこ紐を実際に使ったママの声

生後3カ月の赤ちゃんに抱っこ紐を使っているママの体験談をきいてみました。


帰省に合わせて購入

「遠方に帰省するときに、赤ちゃん連れでの移動を考えてインサート付きの縦抱っこ紐を購入しました。慣れないうちは装着に時間がかかりましたが、コツをつかむとスムーズに装着できるように。長時間の移動も、抱っこ紐があったため快適でした」(生後3カ月の女の子のママ)


パパも使える色に

「休日はパパも抱っこ紐を使うことを考えて、男性が使っても違和感のない色にしました。夫婦で兼用して使えるので便利です」(生後3カ月の男の子のママ)

月齢にあった抱っこ紐を選ぼう

抱っこ紐を使うママ
iStock.com/monzenmachi

生後3カ月の赤ちゃんに使える抱っこ紐の種類や選び方について紹介しました。赤ちゃんの月齢に合った抱っこ紐で、快適な赤ちゃんとの移動を楽しんでくださいね。

新生児の赤ちゃんに使える抱っこ紐。種類や選ぶ際のポイント

新生児の赤ちゃんに使える抱っこ紐。種類や選ぶ際のポイント

2018.06.02

家族カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。