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生後9カ月の赤ちゃんの昼寝が短い。お昼寝が短いときの対処法、寝かしつけや起こす時間など
生後9カ月の赤ちゃんのお昼寝が短いと悩んだり、3時間以上お昼寝をして心配になったりするママもいるかもしれません。今回の記事では、赤ちゃんの寝かしつけから起こすタイミングや生活リズムの見直し方法など、ママたちの悩みと対処法をご紹介します。
生後9カ月の赤ちゃんのお昼寝について
生後9カ月は、運動量が増えてきていろいろな遊びも楽しめる時期ですが、成長とともにお昼寝のリズムも変化してくるようです。
個人差はありますが、午前と午後に1回ずつお昼寝ができるようになると、夜にまとまって寝ることができる子も増えてくるというママたちの声もありました。
参考:乳児期の昼寝について
こども家庭庁の資料(※1)によると、乳児期は午前と午後の2回お昼寝が必要であるとされています。お昼寝の実際の睡眠量は1時間45分程度とのことです。ただし、睡眠量は子どもの成長の状況や生活リズム、個人差が大きいとされています。
また、こども家庭庁の別の資料(※2)によると、生後9カ月頃には睡眠量の7~8割を夜間にとるようになるとされています。個人差の多い赤ちゃんのお昼寝ですが、生後9カ月頃からはお昼寝時間が短くなる子どももいるかもしれませんね。
お昼寝に関するママの悩み
生後9カ月の赤ちゃんのお昼寝について、ママはどんなことに悩みを抱えているのでしょうか。
お昼寝が短い
20代ママ
せっかく眠りについたのにすぐに目を覚まし、短い睡眠を繰り返す赤ちゃんの場合は、ママはお昼寝が短いと悩むことがあるのではないでしょうか。中には、数十分で目を覚ましたり、抱っこで寝かしつけても布団におろすと起きてしまう背中スイッチ発動に悩んでいるママもいるようです。
1回のお昼寝でぐっすり眠れるようにするには、ナイトライトだけつけて部屋を暗くしたり、テレビを消すなど騒音をなくしたりするとよいかもしれません。また、体を使う遊びを積極的に取り入れるというママの声もありました。
お昼寝時間が多いときは起こすべき?
20代ママ
3時間以上昼寝してしまうと、夜は興奮状態でなかなか寝てくれないことがあります。おしっこもしているようだったので、オムツ替えのタイミングで起こした方がいいのかなと悩みます
よく寝る赤ちゃんはお昼寝をしすぎなのではないかと悩むママもいるかもしれません。午前中のお昼寝をしなかった場合などは、午後にまとまって3時間以上のお昼寝をすることもあるようです。しかし、寝すぎるのと同時に、午後のお昼寝が夕方近くまでずれ込んでしまうときは、夜の睡眠リズムへの影響を考える必要もあるかもしれませんね。
お昼寝をしない
30代ママ
子育て支援センターや公園でほかの子と遊んだ日は、興奮状態でお昼寝をしません。生活リズムが乱れてしまわないか気になります
40代ママ
生後9カ月頃はお昼寝をしない日がありました。さまざまな育児法が載っている本で、お昼寝しない日があっても気にしないよう書かれていましたが、家事ができなくて大変でした
日によっては、赤ちゃんがお昼寝をしないこともあるかもしれません。赤ちゃんのお昼寝には個人差が大きく、生後9カ月頃になるとお昼寝の時間やお昼寝の好き嫌いが出てくるかもしれません。赤ちゃんがお昼寝をしてくれないと、睡眠が足りているのか心配になるママもいるのではないでしょうか。また、ママは家事をしたいのにできなかったり、ゆっくりする時間が持てなかったりするため、自分の時間がないことに悩むこともあるようです。
お昼寝をしないときや短いときの対処法
赤ちゃんがお昼寝をしないときや時間が短いときの対処法はどのような方法があるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
お昼寝する環境を作る
20代ママ
お昼寝する時間になったら、寝室のカーテンを閉めてナイトライトの明かりのみにしていました。季節によっては、温度や湿度にも気をつけていました
30代ママ
お昼寝する時間の30分ほど前から寝室の温度や湿度を調整して、お昼寝の時間まではお昼寝用マットで過ごすようにしていました
テレビを消して騒音がない状態にしたり、カーテンを閉めて部屋を暗くしたりして、静かな環境を作ると赤ちゃんがお昼寝をしやすいようです。お昼寝する部屋の温度や湿度に気をつけていたというママの声もありました。また、お昼寝のとき、夜と同じようにナイトライトだけつけていたというママもいるようです。それでも眠れない場合は、オルゴールなどの優しい音楽をかけてあげてもよいかもしれませんね。
優しくおしりや背中にタッチ
30代ママ
なかなかお昼寝してくれないときは、抱っこをして背中やおしりを優しくトントンしたりすりすりしていました。トントンしているうちに眠くなって、そのままお昼寝をしてくれました
寝かしつけの際に背中や胸、おしりなど優しくトントンしたりすりすりしてあげるママもいるようです。ママが手を握ってあげたり、体を密着してあげたりすると寝つきやすい赤ちゃんもいるかもしれません。抱っこで寝かしつけるときに、背中スイッチ発動に注意していたというママの声もありました。
お昼寝の時間を決めて生活リズムを整える
30代ママ
なかなかお昼寝のリズムが定まらない時期があったので、お昼寝や夕食、お風呂の時間を決めて生活リズムを整えました。慣れるまでは大変でしたが、一度リズムができると1日の流れがとてもスムーズです
毎日寝る時間を決めたり寝かしつけをする方法を決めたりして、お昼寝のリズムを作ってあげるとよいようです。また、いつも同じ環境で寝られるように、寝る場所や布団などお昼寝するときの方法やグッズを決めておいてもよいのではないでしょうか。
ベビーマッサージをする
20代ママ
外出したり、人が来たりすると興奮状態でなかなかお昼寝モードになってくれないことがありました。保健師さんに勧められたベビーマッサージをしてから寝室に行くようにして、お昼寝前にスキンシップの時間をとっています
お昼寝の前にベビーマッサージをしているというママの声もありました。毎日継続して行うと、お昼寝の入眠儀式になりそうですね。ベビーマッサージ講座を行っている自治体もあるようなので、ベビーマッサージの練習をしたい場合は一度調べてみるといいかもしれません。
お昼寝の寝かしつけに使えるグッズ
ママたちはお昼寝の寝かしつけにどんなグッズを利用しているのでしょうか。ここでは、寝かしつけに使えるグッズをママの体験談とともにご紹介していきましょう。
おもちゃやぬいぐるみ
30代ママ
お昼寝がスムーズにできるよう練習をしているときに使っていたぬいぐるみを、引き続き寝かしつけグッズにしています。お昼寝に使っているベビー用マットでずっと握っていると眠くなるようです
お気に入りのおもちゃを握りしめて眠ったり、ぬいぐるみを抱きしめて眠ったりする子もいるようです。いっしょに寝られるようにしておくと、赤ちゃんも寝やすいのではないでしょうか。
絵本
30代ママ
お昼寝をする前に絵本を読んでいます。お昼寝関連の本はもちろん、子どもがお気に入りの本も読んでいます。何冊か読んでいると、いつの間にか眠っています
眠りについて描かれた絵本や、人気キャラクターのシリーズ絵本を寝かしつけに利用するママもいるようです。夜の寝かしつけと同じように、お昼寝前に絵本を読む習慣をつけておくと、絵本を読んでいる間に眠ってくれる子もいるかもしれません。ママの声を聞かせてあげることでスムーズに眠ることができる赤ちゃんもいるようです。
ベビーモニター
40代ママ
赤ちゃんがお昼寝しているときに家事をしているため、寝室にベビーモニターを置いています。キッチンで適宜様子を確認しています
静かな環境で赤ちゃんを寝かせたいママは、睡眠の環境が整った寝室でお昼寝をさせたいと考えることもあるのではないでしょうか。音声だけを拾うものや、映像もあわせて映し出すことができるベビーモニターは赤ちゃんがお昼寝をしている時間に家事をしたいママが使っているようです。何度も赤ちゃんの様子を確認しに行かなくてもよいため、ママは自分の時間が持ちやすくなるのではないでしょうか。
お昼寝につながる生活リズムを
今回の記事では、赤ちゃんの寝かしつけから起こすタイミングや生活リズムの見直し方法など、ママたちの悩みと対処法をご紹介しました。
生後9カ月のお昼寝は成長や生活リズムなどによって個人差が大きく、お昼寝の好き嫌いも出てくる時期かもしれません。寝かしつけの方法や起こすタイミングなど、まだまだママがコントロールしなければならないことも多いのかもしれません。3時間以上寝る、お昼寝が短い、など日によって違いもあるようです。赤ちゃんが安心してお昼寝ができるような環境を作ってあげたいですね。
お昼寝がいつも数十分と短いのが悩みです。抱っこしていて寝たと思って布団におろすと背中スイッチ発動して、すぐに起きてしまいます