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離乳食を食べない赤ちゃんへの対応。飲み込まない、口を開けないなど嫌がる原因や対処法
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赤ちゃんが離乳食を全然食べないと、なぜ離乳食を嫌がるのか、口を開けない、飲み込まないときはどうしたらよいか悩むかもしれません。今回は、ママたちが考える赤ちゃんが離乳食を食べない原因や、食べないときの対処法について体験談を交えてご紹介します。
赤ちゃんが離乳食を食べないとき
離乳食時期に、赤ちゃんが離乳食を食べなくなったことがあるというママの声がありました。離乳食を食べないときはどのような状況なのでしょう。そのとき、ママたちがどう感じたのかと併せて聞いてみました。
「生後9カ月の頃、子どもが急に離乳食を嫌がるようになり、スプーンを近づけても口を開けないときや、飲み込まない日が続き、このままでよいのか不安になりました」(30代ママ)
「時間をかけて作った離乳食を食べないで赤ちゃんがぐちゃぐちゃにしたときは、イライラして悲しくなりました」(20代ママ)
今まで食べていた離乳食を急に嫌がるようになったり、好きなもの以外口を開けないで全然食べなくなることもあるようです。時間をかけて用意した離乳食を、赤ちゃんが全然食べないとママたちは悲しい気持ちになるなど、悩むのかもしれません。実際にママたちは赤ちゃんが離乳食を食べないとき、どのようにしていたのでしょう。
ママたちが考える離乳食を食べない理由
赤ちゃんが離乳食を食べない理由をママたちはどのように考えているのでしょうか。実際にママたちに聞いてみました。
始める時期が早い
「生後5カ月になって、初めて10倍がゆをあげたとき、なかなか飲み込まない様子だったので、赤ちゃん自身も離乳食を開始する準備が整っていないのかもしれないと感じました」(30代ママ)
「生後10カ月になり、噛む練習のために少し食感を残した野菜をあげたところ、口から出してしまいました。食材の硬さの変更時期も早いと、離乳食を食べない原因になるのかもしれないと思いました」(20代ママ)
離乳食を始める時期や硬さなどの進め方が早すぎたのかもしれないと考えたママがいました。育児書などを参考に離乳食の進め方の目安を考えるママもいるようですが、赤ちゃんによっては、目安の時期と合わず、離乳食を食べない理由につながるのかもしれません。
形や大きさが食べにくい
「いつもより食べる野菜を少し大き目に切って出したところ、食べにくかったようで嫌がることがありました」(30代ママ)
「うちの子は離乳食後期になっても、1センチ角より大きい野菜は食べにくいようで、うまく噛めずに、飲み込まないで口から出してしまうことがありました」(20代ママ)
食べ物のやわらかさや大きさが赤ちゃんの好みに合わず、離乳食を食べてくれないこともあるようです。ママたちは、やわらかさや大きさが赤ちゃんに合わないことも、離乳食を嫌がる理由と考えるようです。
食事の環境が整っていない
「食事スペースからおもちゃが見えると、離乳食を全然食べないで、すぐに椅子から離れて遊びたがって困りました」(20代ママ)
大好きなおもちゃがそばにあると、おもちゃに気をとられて離乳食に集中してくれない赤ちゃんもいるようです。離乳食を食べるときの環境が整っていないことも、赤ちゃんが離乳食を食べない原因につながるのかもしれません。
赤ちゃんが離乳食を食べないときの工夫
赤ちゃんが離乳食を嫌がるとき、なかなか口を開けないときや飲み込まない場合があるだけでなく、全然食べないということもあるようです。ママはどのような工夫をしていたのでしょう。
硬さを変える時期をずらす
「離乳食後期の時期になったので、歯茎でつぶせるくらいの硬さを目安にして離乳食を作ったところ、飲み込まないで離乳食を嫌がるようになってしまいました。この硬さはまだ早いのかもしれないと考えて、やわらかさを戻して様子を見ました」(40代ママ)
赤ちゃんが離乳食を食べないときは、赤ちゃんの様子を見ながら硬さを前の段階に戻して調整したというママの声がありました。赤ちゃんが離乳食を食べるようになってきたら、その時期に合った目安の硬さに徐々に変えていくとよいかもしれません。
形や大きさを変える
「にんじんや大根などの野菜を食べないときに、いつもと違った切り方に変えたり、小さく切ると食べてくれることがありました」(30代ママ)
形や大きをを変えることで食材の口当たりが変わり、離乳食を食べてくれることもあるようです。ママのなかには、離乳食後期になり、離乳食を上手に噛んで食べられるようになった頃、食材を小さく切りすぎると逆に噛みにくい様子だったという声もありました。離乳食の時期や、赤ちゃんに合った形や大きさを工夫できるとよいようです。
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離乳食に集中できる環境にする
「食事前には必ず、おもちゃの片づけをするようにしました。遊ぶ時間と食事の時間のメリハリを付けたことで、離乳食に集中できるようになったと感じています」(30代ママ)
「離乳食を食べる部屋とおもちゃを置く部屋を分けました。見える範囲におもちゃがなくなったことで、おもちゃが欲しいとグズることもなくなりました」(20代ママ)
ママたちは、赤ちゃんが食事に集中できるように、おもちゃが視界に入らないような環境作りをしているようです。遊びと食事を同じテーブルでする場合でも、おもちゃを片づけた後に、ランチョンマットを敷くなど雰囲気を切り替えられるとよいかもしれません。
離乳食の時間を楽しくするコツ
赤ちゃんが好きな食器を使う
「子どもが好きな車の絵が描かれた食器を使うと、『ブーブー』などと嬉しそうに喋って、離乳食の時間を楽しんでくれます」(20代ママ)
赤ちゃんの好きなキャラクターやでデザインの食器を使うと、赤ちゃんも離乳食に興味を示し、食事に集中してくれることもあるようです。食事の量が増えるタイミングなどに、お店で子どもといっしょに、食器を選んでもよいかもしれませんね。
家族みんなで食べる
「うちの子は、家族みんなでいっしょにご飯を食べると、いつもよりたくさん離乳食を食べてくれます。毎日家族全員が食事の時間を合わせるのは難しいですが、できるだけいっしょにご飯を食べるようにしています」(30代ママ)
周りで家族がおいしそうに食べていると、赤ちゃんがいつもよりたくさん離乳食を食べてくれたというママの声がありました。赤ちゃんが一人で食べることで離乳食を嫌がっている様子のときは、ママや家族がいっしょに食事をしてみてもよいかもしれません。
離乳食は赤ちゃんの様子を見ながら
赤ちゃんが離乳食を全然食べない、口を開けない、飲み込まないなど、食べるのを嫌がる理由が分からず困ったり、イライラすることに悩むママもいるようでした。赤ちゃんが離乳食を食べやすくなるように、調理方法を変えてみたり、食事環境を整えたりと、いろいろな工夫をしてみてもよいかもしれません。
離乳食の時期を、子どもと笑顔で楽しく過ごせるように工夫できるとよいですね。