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1歳児が食べるうどんのアレンジレシピ。量やゆで時間など
おいしく食べるための工夫をしよう
1歳の子どもがうどんを食べるとき、どのような工夫をしたらよいか知りたい方もいるかもしれません。簡単に調理しやすく、野菜や肉もいっしょに食べてもらいやすいうどんは、忙しいママやパパの心強い味方ですよね。今回は、同じレシピになりがちなうどんをどのようにアレンジしたか、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
1歳児がおいしく食べられるうどんを作ろう
うどんは忙しいママやパパにとって手軽に作ることができて、野菜や肉もいっしょに食べてもらえるメニューですよね。また、のどごしがよく食べやすいので、離乳食初期からうどんを好む子どもも多いようです。好き嫌いの多い子でも、うどんはよく食べる子もいるかもしれません。
うどんのレシピが同じような味に偏らないように、ママたちはどのような工夫をしているのでしょうか。1歳の子どもに、うどんをおいしく食べてもらうためのアイディアやポイントをママたちに聞いてみました。
1歳児に与えるうどんの量
うどんは離乳食初期の後半くらいから与えることができるようです。加工食品で塩分が多いので、食べる頻度に気を付け、離乳食の時期別に与える量も調整するようにしましょう。
離乳食でうどんを与えるときのポイントを厚生労働省の資料からまとめました。
量
1歳は離乳食完了期にあたります。
厚生労働省の資料によると、離乳食完了期1回あたりの穀類の量は軟飯80g~、ご飯80gとされており、これを目安にすると、うどん半玉分くらいの量を目安にするとよいかもしれません。
子どもによっては、食べる量が変わってくることもあるので、ママたちも様子を見ながら量を調節しているようです。
ゆで時間
うどんは塩分が多いので、離乳食完了期でも下茹でして塩分を抜くことが大事です。たっぷりのお湯でしっかり茹でましょう。
また、塩分が多い乾麺の場合は茹でる前に子どもが食べやすい長さに切ってから10~15分を目安に下茹でし、調理すると便利かもしれません。
冷凍保存
うどんを冷凍保存する場合は、下茹でしたあと、ラップなどで小分けにしておくとよいでしょう。下茹でがすんでいるので解凍したあとは、そのまま熱湯やだしの中に入れて、すぐに使えるので便利です。家族で別の味付けをしたい場合にも、小分けにしてあると使いやすく、量の調整もしやすいです。
1歳児が食べるうどんを調理するときの工夫点
うどんは忙しいママやパパにとって、手軽に調理できる食材ですが、ママたちは味付けや入れる野菜や肉などの具で、さまざまな工夫をしているようです。
離乳食完了期の1歳にうどんを作るとき、子どもがおいしく食べられるアイディアを、ママたちの体験談からご紹介します。
30代ママ
20代ママ
離乳食初期からうどんなど麺類を食べたがるの子だったので、同じレシピにならないように、汁のうどんや焼うどん、卵と野菜のうどんにしたり、納豆うどんやわかめうどんにしたりと、いろいろアレンジしていました。
30代ママ
好き嫌いの多い子ですが、うどんはご飯に比べてよく食べるので、野菜やお肉をたっぷり入れて嫌がらずに食べてもらえる工夫をしています。しょうゆベースに飽きて、気分を変えたいときは味噌煮込みうどん風にします。子どもの通う保育園でもうどんは人気メニューのようです
20代ママ
野菜もお肉も魚も全部こまかく切って、あんかけやスープうどんにしていました。味付けを変えると嫌がったので、だしとしょうゆベースの似たような味にして、1品で充分な量の栄養を取れるように作っていました。枝豆やコーンを入れると彩りもよく、子どもも喜びました
20代ママ
うどんの麺は短く切り、ゆでた大根やほうれん草などの野菜をたくさん入れて、具だくさんにしていました。飽きないように、ツナや枝豆を加えてベビー用コンソメで洋風にしたり、焼うどんなども作っていました。
30代ママ
味の好き嫌いがあり、めんつゆのうどんは好きだったので、基本の味は変えずに、入れる具を変えてうまくアレンジしていました。わかめうどんや卵とじうどんにしたり、ほうれん草やにんじんなどの野菜を細かく刻んでトッピングするなどして飽きないように工夫しました
40代ママ
保育園では味噌煮込みうどんというメニューがあってレシピが紹介されていたので、たまに作っていました。にんじんなどの野菜も柔らかく煮込むことで、よく食べてくれました。急いでいるときのポイントは少しだけ味を濃いめに作ること。盛り付けたあとで冷水で薄めると、塩分も温度もちょうどよくなるので忙しいときにはおすすめです
好き嫌いが多くてもうどんなら好むという子どもも多く、ママたちは子どもが飽きないようにさまざまな工夫をしているようです。
野菜やお肉、魚、卵など具だくさんにすると、栄養もしっかり取れて、塩分も少なくてもおいしく食べられてよいですね。子どもが好きな食材を入れたり、だしや味付けを工夫することで、喜んで食べてくれそうです。
うどんはさまざまな食材に合い、アレンジがしやすいので、子どもがおいしく食べられるようにいろいろ工夫してみましょう。
1歳児に与えるうどんを与えるときの注意点
離乳食完了期の1歳にうどんを作るとき、ママたちはどのようなことに気を付けていたのでしょうか。
40代ママ
うどんには元々塩分が含まれているので、たっぷりのお湯でゆでて塩を抜くことと、スープの味付けも濃くならないようにだしベースにするように気を付けていました。
30代ママ
離乳食でうどんをあげるときは、あまり細かく切ってしまうと指の間からこぼれてしまうので、手でつかみやすいような大きさに切ることを意識していました。娘がスプーン食べが好きな時期は、片栗粉で強めにとろみをつけ、スプーンですくいやすいようにしました
30代ママ
以前にうどんをあげたとき、きちんと切れていない麺があって、子どもが喉につまりそうなことがありました。それ以降は、ちゃんと麺が切れているか、しっかり確認してから出すように気を付けました
1歳児にうどんをあげるときは、塩分や麺の長さに気を付けたママがいるようです。麺は短すぎても食べてにくい場合もあるので、子どもの様子を見ながら長さを決めていくとよいかもしれません。
1歳児向けのアレンジうどんレシピ
1歳の離乳食完了期に毎回同じレシピにならないように、うどんをどのようにアレンジしたらよいか知りたいママやパパもいるでしょう。忙しいママやパパも簡単に作れるうどんレシピやアレンジのポイントをご紹介します。
うどん入りおやき
手づかみ食べをする子どもにとっては、うどんをおやきにすると食べやすくなり、量も食べてくれるかもしれませんね。にんじんや玉ねぎなどの野菜やツナなどを入れると簡単にアレンジできそうです。
野菜あんかけうどん
いろんな野菜を入れると、しっかり栄養が取れるだけでなく、彩りもよくなりそうですね。最後に卵でとじると、子どもがより好むレシピになるかもしれません。お好みで細かく切った肉や魚を入れるのもよいでしょう。
鶏とかぼちゃのうどん
鶏肉はむね肉を使い、子どもが食べやすいように細かく切るようにしましょう。だしやしょうゆを加えなくてもかぼちゃの甘みで味に深みが出そうですね。
1歳児のうどんレシピを工夫しよう
うどんはさまざまな食材と合わせてアレンジしやすいので、スープやおにぎり、和え物などを添えると栄養もしっかりとれる献立になりそうです。
離乳食完了期にあたる1歳児に、塩分に気を付けながらうどんを使ったさまざまなアレンジレシピを積極的に取り入れてみましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月16日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
子どもが好きなキャラクターやかわいい形のかまぼこを入れていました。味付けは子どもが好きなかつおだしで塩分は控えめにしていました。卵でとじたうどんも好きなようでした