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【シンプルライフ研究家に聞く】サステイナブルな暮らしのヒント
生活クラブでは現在、サステイナブルな暮らしのヒントを見つける「サステイナブル フェス!」を開催中。フェスではシンプルライフ研究家マキさんのライブ配信を行いました。第1弾のテーマは「料理」。元気な時でも忙しくて疲れている時でも、美味しい食卓にするための買い物から料理までをシンプルにする方法をご紹介します。
生活クラブが目指すサステイナブルな社会
生活クラブは、国産、無添加、減農薬にこだわり、安心・安全食材を提供する生協の宅配サービス。
生活することは、消費すること。生活クラブが目指すのは、次世代の子どもたちがこの先もずっと安心して暮らしていけるサステイナブル(持続可能)な社会。
生活クラブでは現在、サステイナブルな暮らしのヒントを見つける「サステイナブル フェス!」をオンラインで開催中。
今回は、9月26日にライブ配信が行われた「シンプルライフ研究家マキさんの『今日から実践できるシンプルライフ講座 第1弾』」をレポートします。
シンプルライフ研究家マキさんの「今日から実践できるシンプルライフ講座」
不要なものは持たない、不要な家事はしない。シンプルで豊かな生活を追求しているマキさんは、働きながら2人のお子さんを育てるワーキングママです。マキさんが考えるシンプルライフとは…?
“お気に入りだけ”に囲まれた暮らし
マキさんが考えるシンプルライフとは「お気に入りだけに囲まれた、心豊かな暮らし」。
マキさん
自分に心地よいものは、環境にもやさしい。
「心地よく暮らすシンプルライフ」と「地球環境を守るサステイナブル」は、とても近いものなのではないか、とマキさんは話します。
シンプルライフのコツは、スタートとゴールを決めること
マキさん
家事ってスタートとゴールさえしっかり決めれば、途中の工程は手を抜いてもバレないんです(笑)。
マキさんの衣食住のゴールはこちら!
【衣】毎日清潔な服を着る…洗濯物をたたむ行為って必要?
【食】元気で健康な体をつくる…バラエティに富んだ食卓は必要?
【住】快適にストレスなく過ごす…常に片付いている部屋って必要?
「家事目標を最短で叶えるにはどうしたら良いか」を一度立ち止まって考えてみると、「実はこの工程必要ないかも?」という無駄が見えてくるかもしれません。
シンプルな思考が時短料理を生む
マキさん
料理をシンプルにするポイントは、時短食材を選ぶこと。
たとえば生活クラブのあさりは、砂抜き済みで冷凍されてるので、ざざっと洗って沸騰したお湯に入れて味噌を入れれば味噌汁が完成。
食材は調理時の工程数を考えて選ぶのがポイントだそう。
マキさん
スーパーで買い物する時間も、積み重なるとばかになりませんよね。
卵や牛乳など定番の食材は、生活クラブの”よやくらぶ(※消費材の配達サイクルを選んで登録ができる予約制度)”を上手に使ってまとめ買いしておくと安心だと思います。
食材を余らせてしまうのが心配な方は、「時短食材を定番品にする」「タンパク質の数を決める」などルールを決めると、献立に迷わず食品ロスも防げるそうです。
マキさん
キッチンに立つ時間を短くするポイントは『半調理』。食材を洗う・切る・ゆでる・味をつけるなど下処理しておくと、調理がぐっと楽になります。
他にも、調味料をしぼると、味付けに迷わなくなり時短につながります。わたしが生活クラブに入った最大の理由は、質の高い調味料をお手頃な値段で買いたいからだったんです。
冷蔵庫の中&備蓄品も紹介
冷蔵庫は、開けた瞬間に「今日の献立」がひと目でわかるように工夫されています。
備蓄品には、普段から水や缶詰などの食料品、トイレットペーパーを多めに揃えているマキさん。
マキさん
家族の人数分の食料品や日用品を、数日間生活できるくらい多めに備蓄しておくと災害時にも安心です。
おいしい食卓の記憶が残せれば、それでいい
ライブ配信を見たKIDSNA編集部のママたちからは、
「料理が苦手でも、新鮮な食材と質の良い調味料を使えばおいしい食卓がつくれることを知り、心強く感じた。」
「季節の食材×定番品の掛け合わせで、シンプルで飽きさせない食事がつくれるのが参考になった。」
「『お気に入りはデパートでは見つからない』というマキさんの言葉にハッとした。今あるものの中からお気に入りを見つけてみようと思った。」
などの声が聞かれました。
マキさん
手の込んだ料理を食べてもらいたいわけではなくて、おいしい食卓の記憶が残せればそれでいいと思っています。
みなさんもマキさんのシンプルライフを参考に、暮らしを見直してみてはいかがでしょうか。
次回の配信は10月25日(日)。「マキさんの今日から実践できるシンプルライフ講座」第2弾。テーマは「洗濯・掃除」です。ぜひチェックしてみてくださいね。
シンプルライフで一番変化を感じたのは、時間と心に余裕が生まれたこと。余裕があると人にもやさしくできるし、子育てのイライラも減り、健康と向き合えるようにもなります。