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生後4カ月の赤ちゃんの服装が知りたい!平均的なサイズや選び方
「生後4カ月の赤ちゃんはどんな服装がいいの?」と悩んでいませんか?この時期は、早い子であれば寝返りをし始めたり、活発に手足を動かしたりと、赤ちゃんの成長が著しい時期です。暑さ・寒さ対策はもちろん、動きやすさも大切になってきますよね。この記事では、生後4カ月の赤ちゃんにぴったりの服装選びのポイントを、季節別に詳しく解説します。
※この記事の内容は、2025年9月24日に更新されたものです。
生後4カ月の赤ちゃんの服装は?
ほとんど寝てばかりだった新生児に比べ、生後4カ月ごろの赤ちゃんはだいぶ動きが激しくなってくるころです。発達を妨げないようにするためにも、サイズだけでなく服の形にも配慮が必要です。生後4カ月ごろの赤ちゃんの服装を知る前に、まずはこのころの赤ちゃんの体型や発達状況についてみていきましょう。
生後4カ月の赤ちゃんの身長、体重の平均値
生後4カ月頃の赤ちゃんは、身長がおおよそ※60.2cm~68.3cm(男の子)、58.6cm~66.6cm(女の子)、体重が5.71kg~8.50kg(男の子)、5.40kg~7.92kg(女の子)といわれています。つまり、洋服のサイズの目安としては60~70cmがよいとされる時期で、股の部分をスナップで留められるタイプのツーウェイオールやロンパースであれば、50~70cmが合うでしょう。
しかし、サイズはあくまで目安であって、一概にすべての赤ちゃんがそうであるとはいいきれず、合う洋服のサイズもさまざま。同じサイズ数でも、メーカーによって大きさが異なることもあるため、赤ちゃんの身体の大きさと服のサイズ感の両者を確認することが大切です。
生後4カ月の赤ちゃんの発達状況
生後4カ月頃になると首がしっかりとすわり、新生児期に比べると安定感が出てきます。縦抱っこでも安定してくるため、外出も今までよりしやすくなるでしょう。だんだんと寝返りの準備をし始め、興味を示すものには、自分の手を伸ばしてつかもうとしたり、足をぴょんぴょんと動かしたりするようにもなります。そして、何でも口にもっていってなめるのも特徴。服選びをする際はその点を覚えておくとよいでしょう。
【季節別】生後4カ月の赤ちゃんの服装の選び方
生後4カ月ごろの赤ちゃんにぴったりの服を季節別に紹介します。住んでいる場所や赤ちゃんの様子によって、適宜調整してくださいね。
服の種類や形
Africa Studio/Shutterstock.com
生後4カ月の赤ちゃんは、まだまだあおむけ寝をしている子がほとんどですので、寝かせたときに正面にスナップがついている前開きのボディスーツ型肌着や、同じく前開きのカバーオール、プレオールなどを、気候に合わせて重ね着するなどして調節するのがよいでしょう。重ね着させすぎてしまうと、かえって汗をかいてしまうこともあるので注意をしましょう。
春、夏に向けた服装
春は肌着として前開きのボディスーツ型肌着を着せ、カバーオールやツーウェイオールを合わせた格好がよいでしょう。調節用としては、ベストやジャケットなどがおすすめです。春は気温の変化が起きやすい季節です。そのため、半袖か長袖の肌着を重ねておくと調節しやすくなるでしょう。重ねて着せたことで汗をかいていないか注意しましょう。
暑くなる夏は、プレオールもしくは前開きのロンパースを1枚で着たり、春同様にボディスーツ型肌着を下に合わせたりして、空調などの寒さや暑さを調節します。汗をかきやすい赤ちゃんが夏に着る服は、吸湿性や通気性に優れた綿100%の素材がおすすめです。お出かけする際には、寒すぎたり日差しが強すぎたりするときにカーディガンなどを持っていると便利です。
秋、冬に向けた服装
涼しくなってくる秋には春のようなスタイルがおすすめです。まだ残暑が厳しいときはカバーオールやツーウェイオールの代わりにロンパースを合わせてもよいでしょう。調整するためのベストやジャケットは、普段から持ち歩いていると便利です。秋も春と同様、半袖か長袖の肌着を重ねて着せておくと、急な気温の変化に対応できるでしょう。
寒い冬には半袖か長袖の前開きのボディスーツ型肌着に、カバーオールやツーウェイオールを合わせますが、どちらも温かい素材を使用した服を着せてあげると、寒さをしっかりしのげます。外出などで赤ちゃんの身体を温めてあげたいときには、フードつきで足元までしっかりと包み込めるジャンプスーツがおすすめ。ただし、暖房が効きすぎている場所では汗をかいてしまうこともあるので、臨機応変に服の調節がしやすいものを選びましょう。
セパレートタイプの洋服は何カ月から?
生後4ヶ月の赤ちゃんが着られるセパレート服はまだ多くありませんが、「ちょっとおしゃれをしたいな」と思う日もありますよね。セパレート服を着るタイミングについて、明確な基準はありませんが、腰が据わり始める生後6ヶ月頃から着せる人が多いようです。もちろん生後4カ月ごろの赤ちゃんでも楽しめるセパレート服もありますので、特別な日には選んでみるのもいいでしょう。ロンパースとセパレート服のメリット・デメリットをまとめました。赤ちゃんの成長に合わせて、ぴったりの一着を選んであげてください。
ロンパースのメリット、デメリット
つなぎのようなロンパースの大きなメリットは、素材や丈の種類がさまざまあり、さっと1枚で着られる便利さです。いろいろな場面に合わせやすく、寒い冬でも足先まであるロンパースを着れば温かく感じます。前開きのロンパースは寝た姿勢の赤ちゃんにも着させやすく、新生児から利用可能。
かぶるタイプは首がすわっていれば使用しやすいため、寝返りをするようになる時期からは、こちらのほうが楽かもしれません。
ロンパースは胴をすっぽり覆えるため、夜もお腹が出ることなく安心でき、2歳頃までパジャマとして利用するのもよいでしょう。デメリットとしては、赤ちゃんが歩き出した頃には、セパレートタイプのほうが動きやすいということが挙げられます。
セパレート服のメリット、デメリット
セパレートタイプの服のメリットとしては、服の種類がロンパースなどに比べて豊富で、オシャレの幅がぐんと広がることです。さらに、オムツ替えがしやすいことが挙げられます。一方で、お腹が出やすい危険性があるのがデメリット。しかし、下にボディスーツ型肌着を着せていれば、動き回ってもお腹が出ることはなく安心できます。セパレートタイプが着させやすくなるのは、赤ちゃんがおすわりできるようになった頃といえるでしょう。
生後4カ月の赤ちゃんを育てるママの体験談
生後4カ月ごろになると、少しずつ起きていられる時間も増え生活リズムが整ってくるタイミングのようです。実際にこのころの赤ちゃんを育てた経験があるママに、洋服にまつわる体験談を聞いてみました。
生活リズムと合わせた服を
生後4カ月の赤ちゃんはまだまだお昼寝や睡眠が大切ですが、外出もしやすくなりました。徐々に生活リズムを作っていくために、だいたいのお風呂の時間を決めて、夜はパジャマ代わりのロンパースに着替えさせてあげるように。朝には日中用のロンパースに着替えさせてあげ、服を使って時間感覚を整えるように工夫しています。
大きめサイズの服のプレゼントが重宝
生まれてすぐに必要なものは自分で買い揃えましたが、80~90cmの子ども服はあまり用意していませんでした。わりと着る期間が長いサイズで、いただいた服は重宝していて助かっています。セパレートの80~90cmの子ども服は、プレゼントにもおすすめです。
赤ちゃんの服装選びは難しい!サイズや季節、発達状況を考慮して
takayuki/Shutterstock.com
赤ちゃんの身体的な活動は、まだ生後4カ月といっても徐々に増えていきます。服は身体の大きさに合い、さらに動きを妨げないようなものを選ぶのがおすすめです。外出の機会も増える頃であるため、ベストやジャケットを持っていると重宝するでしょう。赤ちゃんのファッションを楽しむこともママの息抜きには大いに役立つので、毎日のお着替えは楽しみながらするとよいでしょう。