童話「おおきなかぶ」に登場のかぶの重さは冷蔵庫級の97.75kgだった…東京理科大教授が算出した"科学的根拠"

童話「おおきなかぶ」に登場のかぶの重さは冷蔵庫級の97.75kgだった…東京理科大教授が算出した"科学的根拠"

「3びきのこぶた」「にんぎょひめ」「アリとキリギリス」など幼少時に親しむ童話には不思議な現象が数多く登場する。東京理科大学理学部第一部物理学科教授で北九州市科学館スペースLABO館長の川村康文さんらが科学的に検証した。今回は「おおきなかぶ」編をお届けしよう――。 ※本稿は、川村康文・小林尚美・北川チハル『かがくでなぞとき どうわのふしぎ50』(世界文化社)の一部を再編集したものです(イラスト=ハラアツシ)。

おおきなかぶ

かぶのタネをまいた おじいさん。

心こころをこめて そだてました。

できたのは、見たこともない 大きなかぶ!

どれくらい大きいの?

どうやったら ぬけるかな?

あまくて おいしいかぶをみんなでどうやって食べようかな?

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出所=『かがくでなぞとき どうわのふしぎ50』

おじいさんが、はたけに かぶの たねを まきました。

やがて、だれも みたこと ないほど おおきな かぶが できました。

おじいさんは おおよろこび。

「きっと おいしい かぶに ちがいない。さあ、ぬくぞ。うんこらせ!」

ところが、かぶは まったく うごきません。

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https://kidsna.com/magazine/article/playing-picture-book-240226-57209486

2024.04.22

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