“地頭が育つ”「あかまる」シリーズから初のしかけ絵本が登場
累計22万部突破のシリーズ最新刊。手ざわり、めくり、穴、ダイヤルなど、たくさんの種類のしかけがぎゅぎゅっと詰まった、大満足の1冊。
「ポプラ社」の赤ちゃん絵本「あかまる」シリーズから、最新刊「あかまる さわって!」が発売。
「あかまる」は、ポプラ社が2017年から刊行している、赤ちゃん絵本シリーズ。
1作目の「あかまる どれかな?」は発行部数12万部を超え、2018年のMOE絵本屋さん大賞パパママ賞で第5位を受賞。シリーズ4作の累計で22万部を突破した、赤ちゃん絵本の新定番とも言える人気シリーズだ。
作者のしみずだいすけ氏は、2人の娘を持つお父さん。当時2歳と0歳だった子どもとのふれあいの中で生まれたアイデアをもとに、子どもの反応を参考にしながらつくりあげた絵本は、子どもたちからも、子どもをとりまく大人たちからも、厚く支持されている。
シリーズの基本のコンセプトは“ゆびさしあそび”。「あかいろどれかな?」「おおきいのはどっち?」などの質問に答えて、「これ!」とゆびさし。
ただ書いてあることを覚えるのではなく、自分で考えて答えを出すため、“地頭=自分で考える力”がぐんぐん育つ。また、遊びながら、色や形、数、大きさなどの概念を身につけられる。
ページ右下の質問例を参考にすれば、子どもの発達に合わせてさまざまな質問ができ、飽きることなくあそび続けられるのもうれしいポイント。この質問例があれば、読み聞かせに慣れていない方でも安心。1冊の絵本で子どもたちとたくさんコミュニケーションをとることができる。
シリーズ初のしかけ絵本となる今作は、手ざわり、めくり、穴、ダイヤルなど、たくさんの種類のしかけがぎゅぎゅっと詰まった、大満足の1冊。
「つるつるはどれかな?」「あかまるはどこかな?」などの質問に答えて、絵本をさわったり、しかけをめくったり、ダイヤルを回したりと、自分でさわって、自分で答えを見つけることで、“地頭=自分で考える力”がぐんぐん育つ。
最初は答えが分からなくても、ついさわりたくなるしかけで遊んでいるうちに、認識力や指先の力も身につき、「できた!」がたくさん増えるはず。子どもの成長のよろこびが、たくさん感じられる絵本となっている。
この時期、子どもへのクリスマスプレゼントや年始のお年玉にもぴったりの1冊。ぜひチェックをしてみては。
あかまる さわって!
著/しみずだいすけ
ポプラ社刊 1,485円(税込)
問い合わせ先/ポプラ社
tel.070-7787-2321 (担当:石川)
h_ishikawa@poplar.co.jp