人気作家・安東みきえ氏最新作「メンドリと赤いてぶくろ」が刊行
いばりんぼうの手ぶくろと、朝を告げたいメンドリが、本当の自分を見つける物語
「KADOKAWA」から、「メンドリと赤いてぶくろ」が発売。今作は、「星につたえて」が人気の作家・安東みきえ氏が贈る、未来への願いが込められた絵本となっている。
洗濯されて庭に干されていた赤いてぶくろ。
右手と左手がケンカをしている。
もち主のゆうちゃんが右ききだから、自分のほうがえらくて立派なんだ、
と右手はいばっている。
そうしていると、風が吹いて、右手は遠くに飛ばされてしまう。
そこで出会ったのが、若いメンドリ。
オンドリのように「コケコッコー」と朝を告げたいという夢があるが、
トサカがないメンドリは、鳴くことができない。
「よし、りっぱな トサカになってやろう!」。
赤いてぶくろは、はりきってメンドリのトサカ代わりになるが――。
「自分のままじゃ、いけないの?」と悩むメンドリと、
「立派って、なんだろう?」と考えるようになる赤いてぶくろ。
冬の日の偶然の出会いが、ふたりの未来を大きく変える。
さらに、「ムッチーズカフェ」(東京)では11月26日(金)~12月28日(火)まで、「つづきの絵本屋」(岡山)では2022年2月4日(金)~2月22日(火)まで原画展を開催。あわせて、サイン本販売も実施される。
※新型コロナウイルスの感染状況により変更・中止になる場合あり
読んだあと心が晴れやかになる、誰かに「贈りたくなる」絵本。ぜひチェックをしてみては。
メンドリと赤いてぶくろ
作/安東みきえ
絵/村尾亘
KADOKAWA刊 1,650円(税込)
問い合わせ先/KADOKAWA